エバー航空のプレミアムローレルクラス(ビジネスクラス)に乗ってみたので、その時の様子をレビューしたいと思います。
今回のフライトは、台湾の桃園国際空港(TPE)からマレーシアのクアラルンプール国際空港(KUL)までになります。
この記事の信頼性
私の経歴と実績を簡単にご紹介します。
沖縄に移住して9年。
毎朝ビーチに行ってゴロゴロするのが日課です。
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エバー航空プレミアムローレルクラス搭乗記(台北→クアラルンプール)
フライト予約は、なるべく多くのビジネスクラスに乗ってみようと思い上記のようなフライトを予約しました。
主目的地はマレーシアのクアラルンプールです。
ANAマイルを使って63,000マイルで5回のビジネスクラスに乗るという予約になっています。
最後の羽田-沖縄の国内線のみ普通席になります。
ちなみに、私は沖縄県在住なので、那覇空港を発着地にして発券しています。
9:20のフライトなので、7時ちょっとすぎに桃園国際空港のターミナル2に到着しました。
ホテルは、シェラトン桃園ホテルに宿泊していて、ホテルのシャトルバスで移動してます。
エバー航空のプレミアムローレルクラス(ビジネスクラス)の利用になりますので、優先レーンの専用カウンターでチェックイン手続きを行います。
余談ですが、朝の桃園国際空港はいつも激混みで60分以上待たされるイメージです。
エコノミークラス利用の時は注意が必要です。
無事に手荷物を預けて発券完了です。
チェックインカウンターは激混みですが、出国審査は割とスムーズです。
ビジネスクラス有情利用の優先レーンは見当たらなかったので、普通に並んで通過しました。
エバー航空ラウンジ「The Infinity」
エバー航空のプレミアムローレルクラス(ビジネスクラス)利用者は、エバー航空「The Infinity」のラウンジを利用することができます。
SFC(スーパーフライヤーズカード)所有でも利用できる「The Star」と同じ入口で、中で分かれています。
入って右側が「The Infinity」になっています。
広さでは左側の「The Star」の方が広く、作りはどちらのラウンジも似た様な感じになっています。
ラウンジ内の中心には、都会の森をイメージする様なツリー状のエレガントさがあるラウンジになっています。
食事はビュッフェ形式になっています。
ヌードルバーなど出来立ての料理を提供してくれるコーナーはありません。
メニューは朝だったので朝食向けの内容になってました。
季節の野菜の炒め物、かぼちゃのビーフン、スクランブルエッグ、ミックスベジタブル、フレンチトースト、
茹で卵、チキンパテ、ポレンタボール、お粥
点心、焼き芋、サラダバー
冷蔵庫には、ビールのほかにフレッシュジュース、コーラ、お茶などがありました。
ドリンクは朝からアルコールも飲むことができます。
機内でも食事が出るので、軽めにいただいてみました。
また、「THe Infinity」にはシャワールームもありますが、順番待ちがいて利用できなかったので、中の様子は不明です。
ラウンジの内容が全体的に「The Star」と同じような感じなので、シャワールームの作りも似ているのでは?と推測します。
↓こちらは「The Star」のシャワールームです。
「The Infinity」の利用者は「The Star」も入室できますので、シャワールームだけ利用に移動することもできます。
エバー航空プレミアムローレルクラスでクアラルンプールまでフライト
プレミアムローレルクラス(ビジネスクラス)の利用者は優先搭乗で一番最初に乗れます。
JAL/ANAなど日系の航空会社の優先搭乗は、体が不自由な方などを優先で案内した後にグループ1の搭乗になりますが、エバー航空はグループ1が最優先で乗った後に、車椅子の方を案内しているようでした。
プレミアムローレルクラス搭乗者はグループ1になります。
プレミアムローレルクラスは左側の搭乗口からの搭乗になります。
シート
プレミアムローレルクラスで使われている機材はA330になります。
日系の航空会社は所有していないので、珍しい機体です。
※日本の発着だとアシアナ航空が関空、沖縄の仁川便で飛ばしているのを見たことがあります。
座席は2-2-2の配列になっていて、シートピッチは約155cmです。
ほぼフルフラットになるまでリクライニングすることもできます。
搭乗時には、シートにアメニティが置かれています。
モニターサイズは、タッチパネル式の15.4インチになります。
手元にリモコンも備わっています。
足を入れるスペースは狭めになっているので、フルフラットで使うと寝返りが少ししづらい仕様かと思います。
シートはすべて電動で可動します。
リクライニングだけでなく、ヘッドレストとフットレスト、ランバサポート、シートバックなども調整できるので、快適なポジションをフライト中に設定することが可能です。
ウエルカムドリンクでは、謎のフルーツジュースです。
沖縄-台北便でも飲んでいますが、味は美味しいです。
クアラルンプール国際空港で優先レーンを利用できるチケットをいただきました。
アメニティ
シートに用意されていたアメニティをご紹介します。
スリッパ
クッション(枕)
ノイズキャンセル付きのヘッドフォン。
THUNDERというブランドでよくわかりませんが、エバー航空オリジナルっぽいです。
トイレ
トイレは特に変わった作りはなかったです。
おむつの交換台は設置されてましたが、ウォシュレットは装備されていませんでした。
洗面台と、周辺にはアメニティが置かれています。
ACQUA COLONIAのハンドソープ、ハンドクリーム、乳液、ミスト、それから歯ブラシが置かれています。
フルフラット仕様
フルフラット仕様も試してみました。
足を入れる部分に若干の段差と角度がありますが、体を寝かせている部分はほぼフルフラットと言って良いと思います。
少し横になってみましたが、やはり足を入れる部分の窮屈さは少しありますが概ね良好です。
大きな不満点はなく快適です。
機内食
続いて機内食のメニューをご紹介します。
ドリンクメニュー
ドリンクメニューは下記に書き出してみましたが、かなり豊富です。
アルコールメニュー
シャンパン
・Champagne Castelnau Millesime Brut 2006
ホワイトワイン
・2021 “360°SERIES Chardonnay” , D.O.Valle de Casablanca, Chile
・2021 “White Rabbit” Riesling, Rhien, Germany
赤ワイン
・2020 Silenus, AOP Languedoc – Gres de Montpellier, France
・2025/2016 Vina Muriel Reserva, D.O.ca Rioja, Spain
フォーティファイド・ワイン
・Cuesta Fino Sherry
・Taylor’s LBV Port
カクテル
・Evergreen Special(エバー航空オリジナル)
・Aurora(エバー航空オリジナル)
・Passion Island(エバー航空オリジナル)
・ブラッディマリー
・スクリュードライバー
・マティーニ
・ジントニック
・ハイボール
・レッドアイ
・モヒート
モクテル
・Amber Dream
・Sonata in the Air
リキュール
・カンパリ
・カルーア
・メロンリキュール
・コアントロー
・ベイリーズ オリジナル アイリッシュ クリーム
スピリッツ
・カバランウイスキー
・ジョニーウォーカーブラックラベル
・ジャックダニエル
・XO コニャック
・バカルディ
・ボンベイ サファイア ジン
・ウォッカ
プラムリキュール
・ CHOYA Extra Years(梅酒)
ビール
・台湾ビール
・Buckskin Beer
・ハイネケン
・キリン
酒
・獺祭(日本路線限定)
ソフトドリンクメニュー
・コカコーラ
・コカコーラ・ゼロ
・スプライト
・炭酸水
・ジンジャーエール
・トニックウォーター
・リンゴジュース
・オレンジジュース
・トマトジュース
・パイナップルジュース
・クランベリージュース
・ミックスキャロット&フルーツジュース
・ミネラルウォーター
お茶・その他のドリンク
・カモミールティー
・ブルーベリーティー
・ミントティー
・山本山 煎茶
・柳桜園 ほうじ茶
・抹茶玄米茶
・ココア
・抹茶ミルクティー
・カルピスウォーター
・ミルク
食事メニュー
前菜は、スモーク鴨肉、エビのマリネです。
ドリンクはシャンパンをいただきました。
シャンパンの銘柄は「Champagne Castelnau Millesime Brut 2006」ですが、ネットショピングで13,000円程度するものなので、ビジネスクラスのシャンパンでは高級な部類ではないでしょうか。
メインは3択から選べます。
・ビーフフィレステーキの赤ワインソース
・チキン煮込みと野菜の盛り合わせ(ライス付き)
・鉄観音茶で蒸したカレイと焼き飯
カレイと迷い、フィレステーキを選びました。
飛行機でお肉を頼むと、ウォーマーに入ってるせいで肉に火が通り過ぎてしまうことが多いのですが、エバー航空の機内食はレアで出てきました。
飛行機で食べたステーキでは、過去一のクオリティーで大当たりでした。
デザートは栗のタルトとフルーツです。
フルーツもどれも甘く、機内食のレベルは非常に高いものを感じました。
まとめ:エバー航空プレミアムローレルクラス搭乗記
クアラルンプール到着後は、機内でもらった優先レーンチケットを使って入国を済ませました。
エバー航空のA330は、台北発の東南アジア路線の主力機となっていますが、サービスもよくとても快適なフライトでした。
特に、機内食のステーキが美味しくて、感動でした。
エバー航空も、正直言うとエコノミークラスに乗ると海外の航空会社特有の雑な接客を受けることもありますが、プレミアムローレルクラス(ビジネスクラス)はJALやANAのビジネスクラスと遜色ない素晴らしい内容でした。
ANAマイルで台北発着便が予約できますので、ぜひ体験するに値する内容かと思います。
次のフライトは、クアラルンプール→台北への戻り便で、エバー航空の同じ機材で移動してます。
クアラルンプール発でも機内食のクオリティが高いのかが注目ポイントです。
【追伸】
今回のフライトは、5回のビジネスクラスに乗るという内容ながら、ANAマイルを使って63,000マイルで乗らせていただいてます。
※日本発着の単純な東南アジア行きのビジネスクラスは、往復60,000マイル必要。
時間的な部分と移動の非効率さを除けば、少ないマイルでたくさんビジネスクラスに乗れる体験ができていることになります。
マイルは貯め方も大切ですが、使い方を知ると色々な遊びができます。
下記の記事では15,000マイルで国内と韓国までを含む6フライトに乗れています。
たくさん貯めなくても全国を飛びながら楽しめます。
私のマイルの貯め方や考え方を知りたい場合は、下記の記事も一読くださいますと幸いです。
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こちらの記事もANAゴールドカード比較で当サイトの人気記事になっていますので、カード選びの参考になれば幸いです。