ZIPAIRのフルフラットシートでシンガポールに行ってきました。
機材の仕様や搭乗時の様子をレビューしますので、ZIPAIRでシンガポールに行く予定がありましたらご参考ください。
この記事の信頼性

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ZIPAIRフルフラット(ビジネスクラス)搭乗記【成田→シンガポール】


今回の予約は、成田からシンガポールまでの片道のみの予約になります。
フルフラットシート、エクスプレスサービス、空港ラウンジサービス、機内アメニティ、機内食といったフルオプションで97,435円となっています。
ANAやJALのビジネスクラスは往復で40万円以上しますので、フルフラットシートを購入しても半額程度の価格設定になっています。


座席は1Aを予約しています。


成田空港第一ターミナルのZIPAIRのカウンター付近の様子です。
チェックイン機、手荷物を預ける順番待ちで中々の混雑感があります。


エクスプレスサービスをつけていると、優先レーンでチェックイン手続きをすることができます。
預けた手荷物を受け取る際も優先で出してもらえますので、3,000円を別途支払う必要はありますが時間を無駄にしたくない場合はストレスがなくおすすめです。


無事にチェックイン完了です。


ちなみに、機内持ち込みの荷物も重量を測られ、チェック済みのタグをつけられます。
機内の持ち込み手荷物の規定は、1人2個まで、重量は7kgまでとなります。
※規定を超えた場合は+8kgまで追加料金を支払えば持ち込めます。(シンガポールまでの追加料金は3,000円)


手荷物検査は空いてましたので、そのままイミグレーションまで通過しました。
成田プレミアラウンジ


ZIPAIRの指定ラウンジは、NARITA PREMIER LOUNGEになります。
フルフラットシートを購入していてもラウンジサービスは別途購入が必要です。
ラウンジの利用料金は5,700円です。
プライオリティパスでも入場はできないので、ZIPAIRでラウンジを使う場合は有料サービスになります。


場所は、第1サテライトの16番ゲート付近からエレベーターで4階に上がったところにあります。


上記の航空会社のビジネスクラス以上搭乗者の指定ラウンジにもなっています。
ZIPAIRは有料で、そのほかは日系の航空会社と提携をしていないので、日本人で利用している方はほとんどいないです。
9割以上は外国人の印象です。


ラウンジのエントランス付近には、金沢の匠の技で作られた和室があります。
「加子母(かしも)ヒノキ」が放つ木の香りと、「越前和紙」を通した光を感じることができる作りになっています。
日本旅行から帰国される外国人には嬉しい作りなのかなと思います。




ラウンジ内は上質な空間で広々した作りになっています。


食事はビュッフェスタイルになっていて、ヌードルバー等はありません。


メインのメニューはアジア料理になっていて、この日はシンガポールチキンライスでした。
※別な日に利用したらチキンビリヤニでした。


日本酒、焼酎、ジャパニーズウイスキーなど、日本ならではのお酒が用意されています。
白州が飲み放題はポイント高いです。


ワインも飲み放題です。


この日は体調が悪く、食事は食べられませんでした。
スイーツを少しだけいただいて、搭乗まで休ませてもらいました。
シャワールームもありますが、見に行く気力がなくて利用していません。
ZIPAIRフルフラット(ビジネスクラス)でシンガポールまでフライト


搭乗ゲートは、ラウンジの目の前の16番ゲートからになります。


フルフラットシート搭乗者は優先搭乗をすることができます。
シート


機材はB787-8型機で、フルフラットシートはエンターテイメントサービスのないJALの国際線ビジネスクラス スカイスイート3と同じ仕様です。


JALのビジネスクラスであれば、アメニティ類がシートに置かれていますが、ZIPAIRはLCCに分類されますのでアメニティ類は一切置かれていません。


通常モニターがある場所は安全のしおりやエチケット袋などが入ったポケットになっています。


窓側には小物置きとマルチプラグ、USBの電源が備えられています。


リクライニングは電動になっていますので、スイッチひとつで自由に設定することができます。




通路側は肘置きになっています。
フルフラット仕様


ラウンジの紹介で体調が悪かったと書いた通りで、結構きつかったので離陸後はすぐにフルフラットにして横になってました。


JALのビジネスクラスと同仕様ですので、足を伸ばして寝てもゆとりがあります。
※私の身長は180cm
アメニティ


アメニティは、当日個数に余裕があれば機内販売でも購入できます。
私は、事前に購入してます。
アメニティセットは2,500円でブランケット、耳栓、アイマスク、ネックピロー、スリッパが入っています。


ZIPAIRのカラーでデザインされたブランケット


ネックピローは空気入れがポンプ式なので衛生的です。
持ち帰って国内線でもよく利用してます。


スリッパも、有料なだけあってサービスでついてくるものより質感は良いのでは?と思います。


アイマスクと耳栓です。
機内Wi-Fi、エンターテイメントサービス


ZIPAIRには、機内エンターテイメントサービスのモニターがないので、ご自身のスマートフォンやタブレットをWi-Fiの接続して映画等を見ることができます。
Wi-Fiサービスは無料です。


当日の機内エンターテイメントサービスで提供されていた映画の例です。
トイレ


トイレは、よくある飛行機のトイレって感じです。
左上にはオムツの交換台が設置されています。


ウォシュレットが装備されているのが、日系の航空会社って感じです。


水道周りも特に変わったものはありません。
機内食
ZIPAIRでは機内食サービスは基本的に事前予約が必要です。
当日機内で飲み物とお菓子程度は買えますが、種類も少なく料金も割高です。
・キットカット ミニ(200円)
・ブラックサンダー プリティスタイル パウチ(250円)
・プリングルス うましお(250円)
・プリングルス サワークリーム&オニオン(250円)
・マネケン プレーンワッフル(250円)
・コカコーラ(300円)
・ミニッツメイド オレンジプレンド果汁100%(300円)
・コカコーラ ゼロ(300円)
・綾鷹(300円)
・リッチブレッド塩バター(300円)
・コスタコーヒー ブラック(350円)
・アサヒスーパードライ(500円)
・辛ラーメン(500円)
・ZIPビールセット(675円)
・ZIPラーメンセット(720円)
・白い恋人12枚セット(960円)
・東京ばな奈キットカット12枚(1,380円)
・チョコレートタブレット 北斎 冨嶽三十六景(1,900円)
など
事前予約したもの


私は、食事を事前に予約しておきました。


国産うなぎのふっくら鰻丼です。
国産うなぎなので味は悪くなかったですが、お米が少しグチャっとしてました。
ウォーマーで保管しているので致し方ないですが、容器をもうちょっと工夫すればもっと美味しく保温できるとおもうんですけどね…
事前予約できるメニューは以下の通りです。
・牛丼
・冷やしたぬきそば
・ボリューム満点 三元豚のカツサンド
・バターチキンカレー
・ベジタブルペンネ
・スパイシーチキンカレー
・やわらか霜降り和牛のZIPカレー
・国産うなぎのふっくら鰻丼
・スパイシー香るZIPカレー
・国産豚のヒレカツ丼
・照り焼きバーガー(ヴィーガン)
・ペスカトーレ(食用コオロギ)
・お空で食べるお子さまボックス
機内食は2,000〜3,000円とお弁当レベルでもまぁまぁなお値段するので、空港で食事を済ませてきた方が良いと思います。
まとめ:ZIPAIRフルフラット 成田→シンガポール搭乗記


無事にシンガポールまで到着しました。
飛行機に乗る前は体調が悪すぎてかなり不安でしたが、機内でずっと横になって寝ていたので到着した頃にはほぼ回復しました。
そういった意味では、かなり快適なフライトになったと思います。
JAL/ANAのビジネスクラスでシンガポールを往復すると40万円〜します。
今回購入したZIPAIRのフライトは最安料金ではありませんでしたが、片道10万円ほどだったので、往復でも20万円です。
エコノミー席も、JAL/ANAの半額ほどの料金設定になっているので、とてもオススメできます。
ZIPAIRは、JALマイルをZIPAIRポイントに交換して航空券を安くすることができます。
航空券を実質無料にすることも可能ですので、JALマイルを貯めておくとZIPAIRを利用するにはお得になります。
ZIPAIRポイントの貯め方や、どれくらいお得に使えるのかは下記の記事にまとめていますので、合わせて一読いただけますと海外旅行がグッと身近になるかと思います。


JALマイルを貯めるクレジットカードの選び方については、以下の記事もご参考いただけますと幸いです。


個人的には、JALマイルを貯めるカードは年会費初年度無料で、プライオリティパスが無料付帯のセゾンプラチナビジネスアメックスをおすすめしたいです。


以上、最後までお読みいただきありがとうございました。