台北(桃園)からソウル(仁川)まで、エバー航空のロイヤルローレルクラスに乗ってきたのでレビューします。
ロイヤルローレルクラスは、エバー航空のフラッグシップのビジネスクラスになり、B777-300ER、B787の中長距離路線に展開されています。
短距離のソウル線で見つけたので、思わず予約してしまいました。
前日のクアラルンプール→台北のフライトからの乗り継ぎ扱いのフライトになります。
前回のフライトの内容はこちらをご覧ください。
この記事の信頼性
私の経歴と実績を簡単にご紹介します。
沖縄に移住して9年。
毎朝ビーチに行ってゴロゴロするのが日課です。
2018年から陸マイラーブログを開始し「累計で貯めたマイル数は2,000万マイル以上」になりました。
コスパの良い旅行を追求して、なるべくお金を使わないでリッチな体験をすることが趣味です。
【SNSアカウント】
Instagram:フォロワー約12,000人(@mile.mugen001)
X(Twitter):フォロワー約11,000人(@seki1410)
YouTube:マイルの錬金術師
エバー航空ロイヤルローレルクラス搭乗記(台北→ソウル)
予約しているフライトは、なるべく多くのビジネスクラスに乗ってみようと思い上記のようなフライトを予約しました。
ANAマイルを使って63,000マイルで5回のビジネスクラスに乗るという予約になっています。
本記事は上から4つ目の台北(桃園)→ソウル(仁川)のフライトレビューになります。
最後の羽田-沖縄の国内線のみ普通席になっていて、私は沖縄県在住なので那覇空港を発着地にして発券しています。
15:15発の便ですので、桃園国際空港ターミナル2には13:20頃到着しています。
前日宿泊したホテルはシェラトン桃園ホテルで、ホテルのシャトルバスで移動してます。
何回も泊まってるのでバスドライバーと仲良くなってます(笑)
荷物は前日クアラルンプールで預けており、搭乗券もすでに持っていたので、チェックインカウンターには寄っていません。
一応、写真だけ撮っておきました。
前日クアラルンプールで発券した搭乗券なので、ゲート番号が未記入になっています。
エバー航空ラウンジ「The Infinity」
桃園国際空港はエバー航空の本拠地ということもあり、ターミナル2に4つのラウンジを構えています。
ビジネスクラス(ロイヤルローレル、プレミアムローレル)搭乗者の指定ラウンジは、「The Infinity」というラウンジになります。
ラウンジの中心に大きな木が生えている様なイメージのデザインになっています。
こちらはビジネスクラス専用ラウンジになっているので、あまり広いラウンジではありません。
スターアライアンスゴールド専用ラウンジは隣にあり、そちらは倍以上の広さのある大きなラウンジになっています。
食事はビュッフェ形式になっています。
ヌードルバー的な、できたての料理を提供してくれるコーナーはありません。
「The Infinity」の食事の詳しい内容は、こちらの記事に掲載しているのでご興味がございましたらご覧ください。
ホテルの朝ごはんをゆっくり目に食べていて、お腹が空いてなかったのでアイスとコーヒーだけいただきました。
エバー航空ロイヤルローレルクラスで仁川空港までフライト
エバー航空は、ロイヤルローレルクラス(ビジネスクラス)利用者を最優先で搭乗させてくれる案内になっています。
ビジネスクラス利用者は左側、それ以外は右側のゲートから搭乗します。
ファーストクラスの設定はありません。
シート
今回搭乗したロイヤルローレルクラスの機材はB777-300ER、座席配列は1-2-1のヘリンボーン式になっています。
全ての座席が斜めに配列されているのでプライベート感が高く、周囲の様子があまり気にならないのが特徴です。
ぐでたまのクッションがやたら目に入ります。
窓側の座席は、全て外側を向いています。
中央の座席は、お互いが向かい合う様になっていて、足が交錯する様な作りになっているので左右の座面の高さが異なるのもヘリンボーンタイプの特徴と言えます
すべての座席は斜め向きに作られている為、周囲が見えないのでプライバシー性は高いのですが、座席の幅があまり広くないのが欠点と言えるでしょうか。
モニターサイズは16インチとなっています。
エンターテイメントサービスのリモコンそれから電源1口にUSBが2口あります。
シートのリクライニングは全自動になっていて、自分の好みにあわせて細かく設定できます。
収納式のアームレストがあります。
離着陸時以外が利用可能になります。
搭乗して間も無く、ウエルカムドリンクでスパークリングワインをいただきました。
アメニティ
短距離線なので、用意されてたアメニティはシンプルです。
長距離路線になるとアメニティキットがあるようですが、今回はなしです。
エバー航空はサンリオとコラボしていて、キティちゃんなどのキャラをラッピングしたハローキティジェットを運行していますが、今回はクッションカバーがぐでたまでした。
※普通にもらって帰りたかったです(笑)
飛行機のカラーリングは通常塗装です。
それからスリッパ。
エバー航空オリジナル「THUNDER」のノイズキャンセルヘッドホンです。
トイレ
トイレは特別に広いなど変わった様子はない、普通の作りです。
ACQUA COLONIAのハンドソープ、ハンドクリーム、乳液、ミストが置かれてました。
フルフラット仕様
フルフラットにした時のシート長は約2mとなっていますので、身長の高い方でもほとんどの方が問題のない大きさになっています。
長距離路線になると、ファーストクラスで提供していたものと同じパジャマを利用することができるようです。
奥行きは問題ないですが、やはり少し幅が狭いでしょうか。
細身の私が乗ってこの感じなので、大柄な方には少し窮屈かもしれません。
消灯後は、天井が星空のような演出がされていました。
機内食
ここからは機内食をご紹介します。
ドリンクメニュー
↑エバー航空オリジナルカクテル「Aurora」です。
※ジン、コアントロー、グリーンミントリキュール、スプライトor炭酸水
ドリンクメニューは下記に書き出してます。
エバー航空の機内ワインセレクションは、2015年と2016年に『ビジネストラベラー』誌の「セラー・イン・ザ・スカイ・アワード」の「ベスト・ビジネスクラス・セラー」部門で金メダルを受賞されているそうです。
2019年時点で、シャンパンは7年連続で「ベスト・ビジネスクラス・スパークリング」賞を受賞しているとのこと。
アルコールメニュー
シャンパン
・Champagne Castelnau Millesime Brut 2006
ホワイトワイン
・2021 “360°SERIES Chardonnay” , D.O.Valle de Casablanca, Chile
・2021 “White Rabbit” Riesling, Rhien, Germany
赤ワイン
・2020 Silenus, AOP Languedoc – Gres de Montpellier, France
・2025/2016 Vina Muriel Reserva, D.O.ca Rioja, Spain
フォーティファイド・ワイン
・Cuesta Fino Sherry
・Taylor’s LBV Port
カクテル
・Evergreen Special(エバー航空オリジナル)
・Aurora(エバー航空オリジナル)
・Passion Island(エバー航空オリジナル)
・ブラッディマリー
・スクリュードライバー
・マティーニ
・ジントニック
・ハイボール
・レッドアイ
・モヒート
モクテル
・Amber Dream
・Sonata in the Air
リキュール
・カンパリ
・カルーア
・メロンリキュール
・コアントロー
・ベイリーズ オリジナル アイリッシュ クリーム
スピリッツ
・カバランウイスキー
・ジョニーウォーカーブラックラベル
・ジャックダニエル
・XO コニャック
・バカルディ
・ボンベイ サファイア ジン
・ウォッカ
プラムリキュール
・ CHOYA Extra Years(梅酒)
ビール
・台湾ビール
・Buckskin Beer
・ハイネケン
・キリン
酒
・獺祭(日本路線限定)
ソフトドリンクメニュー
・コカコーラ
・コカコーラ・ゼロ
・スプライト
・炭酸水
・ジンジャーエール
・トニックウォーター
・リンゴジュース
・オレンジジュース
・トマトジュース
・パイナップルジュース
・クランベリージュース
・ミックスキャロット&フルーツジュース
・ミネラルウォーター
お茶・その他のドリンク
・カモミールティー
・ブルーベリーティー
・ミントティー
・山本山 煎茶
・柳桜園 ほうじ茶
・抹茶玄米茶
・ココア
・抹茶ミルクティー
・カルピスウォーター
・ミルク
食事メニュー
前菜は、イカのマリネとローストダックです。
メインは2種類のメニューから選択できました。
・チキン煮のセサミオイルソースとキノコともち米の炊き込みご飯(的なもの)
・カレイのロースト レモンクリームソースとポテト
チキンを選びました。
台湾のよくあるご飯って感じの味で、全然美味しかったですがパンがちょっと余計だったかなって感想です…
デザートはフルーツとコーヒーです。
3時間の短距離フライトで前菜とメインが分かれていたので、印象はよかったと思います。
※羽田-那覇のフライト時間と変わらない時間で、これだけ食事を出してもらえたら満足です。
まとめ:ロイヤルローレルクラス搭乗記
エバー航空のフラッグシップ機であるロイヤルローレルクラスに搭乗してみました。
通常は長距離路線用の機材なので、アメニティやパジャマなどが簡略されていた点と、あとは機内食の事前注文(長距離路線のみ?)が使えなかったりとフルサービスは受けられませんでしたが、食事など3時間のフライトの中で詰め込めるだけのサービスは受けられたのではと思います。
限られた時間の中で最大限のサービスを提供しようとしてくれている点は、エバー航空の航空会社としてのレベルの高さを実感できるフライトでした。
とても好感の持てるフライトになりました。
次回のフライトは、ソウル(仁川)→成田までの帰国便になります。
アシアナ航空のA380ビジネスクラスになります。
【追伸】
今回のフライトは、5回のビジネスクラスに乗るという内容ながら、ANAマイルを使って63,000マイルで乗らせていただいてます。
※日本発着の単純な東南アジア行きのビジネスクラスは、往復60,000マイル必要。
時間的な部分と移動の非効率さを除けば、少ないマイルでたくさんビジネスクラスに乗れる体験ができていることになります。
マイルは貯め方も大切ですが、使い方を知ると色々な遊びができます。
下記の記事では15,000マイルで国内と韓国までを含む6フライトに乗れています。
たくさん貯めなくても全国を飛びながら楽しめます。
私のマイルの貯め方や考え方を知りたい場合は、下記の記事も一読くださいますと幸いです。
ANAマイルを貯めるなら、「ANAアメックスゴールド」か「ANA JCBワイドゴールド」がオススメです。
どちらのカードも、入会のキャンペーンポイントで特典航空券が予約できる大量マイルを獲得できるのもメリットです。
こちらの記事もANAゴールドカード比較で当サイトの人気記事になっていますので、カード選びの参考になれば幸いです。