ANAマイルを貯める上で、ANAカード(ANAと提携しているクレジットカード)は絶対に必要になります。
クレジットカードなしでマイルを貯めようというのは無謀すぎるので、ANAマイレージクラブへの登録が終わったら、次はクレジットカードの作成をするようにしてください。
この記事では、オススメのANAカードをご紹介していきます。
ANAのホームページを見ますと、ANAカードの種類は実に25種類もあります。
(楽天やヤマダ電機などの企業提携カードも含めると50種以上?)
それをひとつひとつ吟味していてはいつまで経ってもマイルを貯め始めることができませんので、この記事を参考にしていただけますと幸いです。
この記事の信頼性

私の経歴と実績を簡単にご紹介します。
沖縄に移住して7年。
毎朝ビーチに行ってゴロゴロするのが日課です。
2018年から陸マイラーブログを開始し「累計で貯めたマイル数は1,700万マイル以上」になりました。
コスパの良い旅行を追求して、なるべくお金を使わないでリッチな体験をすることが趣味です。
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【第2回目】ANAマイレージクラブを使いこなすの基本講座
ANAマイレージクラブを使いこなす流れを、全7回に渡ってお伝えしていきます。
一通り読んでいただければ、基礎はマスターできます。
第2回:おすすめでお得なANAカードの選び方!←今ココ
第5回:ANAマイルのお得な使い方
第7回:ANAの上級会員のサービス
更に詳しい裏技的に貯めるマイルの貯め方は無料のメール講座で解説していますので、第7回まで読み終わったら登録してみてください。
ANAカード比較!陸マイラーはANAカードは必須
ANAカードがなぜ必要なのかというと、飛行機に乗った時のフライトマイルボーナスが付くのもありますが、一番は日常のお買い物でマイルを貯めることができることです。
現金払いをしていたり、他のクレジットカードで支払っていてはANAマイルは貯まりません。
提携ショップではマイルが割増でもらえますが、提携していないお店でもANAカードを使えばマイルが貯まります。
なので、ANAマイラーの第一歩はANAと提携しているクレジットカードを作るところから始まります。
ANAカードの選び方
ANAカードの選び方は以下のことを検討した上で入会をご検討ください。
・年会費
・マイル還元率
・入会キャンペーンでの獲得マイル数
・マイルの有効期限を伸ばせるか?
・海外旅行をするなら、海外旅行保険の補償金額
国際線の特典航空券を狙うならANAゴールドカードは決済用で1枚欲しい
「なるべく早くマイルを貯めたい」
「海外旅行をする」
「国際線で特典航空券を使いたい」
って思う場合は、ANAのゴールドカードを作った方が良いです。
理由は、大きく2つあります。
・入会キャンペーンで大量マイルがもらえる
→いきなりビジネスクラスに乗れる
・ゴールドカード以上だと海外旅行保険の補償が充実している
→旅行の度に空港で保険を買わなくて良くなるので、結果的に安い
なので、特におすすめのカードをご紹介しますので、使い方に合わせてご検討ください。
年会費重視なら「ANA VISA ワイドゴールドカード」


【オススメ度:★★☆☆☆】
ANA VISA ワイドゴールドでANAマイルを貯める場合、年会費をなるべく抑えたい方向けです。
VISAブランドなので、海外でも使い勝手が良いのが特徴です。
多くのANAマイラーの入門カードになっていますが、私の中でのオススメ度は低めです。
理由は、海外旅行保険の補償内容が薄めだからです。
あと、年会費を下げることもできるのですが、自動リボ払い設定になってしまうので、毎月の処理が面倒な点もあります。
せっかくマイルを貯めるのに、面倒という気持ちは持っていただきたくないので、星2つにさせていただきました。
ANA VISA ワイドゴールドの特徴
・年会費:14,000円+税→自動リボ払いとWeb明細の設定で9,500円+税
・マイル還元率:1%
・マイル移行手数料:無料
・フライトマイルボーナス:+25%
・国内外28空港39の空港ラウンジを無料で利用可能
・海外旅行保険が手薄
「ANA VISA ワイドゴールドの詳細とお得な作成方法」はこちらの記事をご参照ください。


コスパ良く、有効期限無期限で貯めるなら「ANAアメックス」


【オススメ度:★★★★☆】
ANAアメックスは、年会費がVISAよりも安価にマイルを貯めることができます。
ただ、ゴールドではなく一般カードなので保険などの補償面は手薄です。
年会費が安いので、「とりあえず気軽にマイルを貯めることをはじめてみたい。」という方におすすめしたいです。
入会キャンペーンポイントで、ハワイに行けるくらいのマイルが貯まりますので、特典航空券を使ってみたいという方にとってもお試しができるカードです。
また、アメックスのメリットは貯めたポイントをマイルに交換せずカードに貯めておけば、マイルに交換しない限り無期限にすることができます。
ANAアメックスの特徴
・年会費:7,000円+税
・マイル還元率:1%
・マイル移行手数料:年間5,400円
・フライトマイルボーナス:+10%
・国内外28空港39の空港ラウンジを無料で利用可能(同伴者も1名無料)
・海外旅行保険が手薄
・ポイントをマイルに交換しなければ実質無期限にできる
※メンバーシップ・リワード加入時
・入会キャンペーンポイントで大量マイル獲得が可能
「ANAアメックスの詳細とお得な作成方法」はこちらの記事をご参照ください。


入会キャンペーンでの獲得マイルが最強の「ANAアメックスゴールド」


【オススメ度:★★★★☆】
ANAマイルを貯める上で、私がもっともおすすめしたいカードはANAアメックスゴールドです。
理由は、入会キャンペーンポイントが最も多く、すぐにマイルでビジネスクラスを体験できることにあります。
とにかく早い段階でビジネスクラスに無料で乗る体験ができると、マイルの凄さがよりわかりますので、貯めるモチベーションにもなります。
また、ANAアメックスゴールドは、海外旅行保険や飛行機の遅延サービスなど優れた特典が満載です。
ANAアメックスゴールドの特徴
・年会費:31,000円+税
・マイル還元率:1%
・マイル移行手数料:無料
・フライトマイルボーナス:+25%
・ANAの航空券購入でマイル還元3%
・国内外28空港39の空港ラウンジを無料で利用可能(同伴者も1名無料)
・海外旅行保険が充実
・ポイントをマイルに交換しなければ実質無期限にできる
・入会キャンペーンポイントで大量マイル獲得が可能→ビジネスクラスに無料で乗れる
「ANAアメックスゴールドの詳細とお得な作成方法」はこちらの記事をご参照ください。


レストランサービス重視なら「ANAダイナース」


【オススメ度:★★★☆☆】
ANAダイナースのメリットは、ダイナースブランド独自のレストランサービスにあります。
ダイナース提携の全国ある高級レストランで2人で食事をすると1名分の食事料金が無料になるという「エグゼクティブ ダイニング」サービスがあります。
レストランサービスを積極的に利用される場合、非常にメリットがありますが、そうでない場合は全体的にANAアメックスゴールドと比較してパフォーマンスは劣ります。
また、ダイナースカードは私も以前使っていたのですが、レジで使えないお店が結構多いです。
※特に海外では使えないです。
そういった面から、あまりオススメできるカードではありません。
ANAダイナースの特徴
・年会費:27,000円+税
・マイル還元率:1%
・マイル移行手数料:無料
・フライトマイルボーナス:+25%
・世界1,300ヶ所の空港ラウンジが利用可能
・レストランサービス「エグゼクティブ ダイニング」が付帯
・海外旅行保険が充実
「ANAダイナースの詳細とお得な作成方法」はこちらの記事をご参照ください。


年会費無視、マイル還元率が最強なのは「ANA VISA プラチナ プレミアム」


【オススメ度:★★★★★】
「年会費が高くてもいいからとにかくいいカードを使いたい!」
って場合は、圧倒的にANA VISA プラチナ プレミアムがおすすめです。
マイル還元率、コンシェルジュサービス、旅行保険、レストランサービスなど、どれをとっても最高峰です。
ご紹介しているカードの中で唯一プライオリティパスが無料で付帯されてくるのもメリットです。
ANA VISA プラチナ プレミアムの特徴
・年会費:80,000円+税
・マイル還元率:1.5%
・マイル移行手数料:無料
・フライトマイルボーナス:+50%
・プライオリティパスが無料($429相当)
・海外旅行保険が充実
・レストランサービスが充実
・コンシェルジュサービスが使える
「ANA VISA プラチナ プレミアムの詳細とお得な作成方法」はこちらの記事をご参照ください。


まとめ:ANAカード比較!マイルの錬金術師がオススメしたい1枚は?
日常生活の中でANAマイルを貯めるメインカードをまずは作成するところからANAマイラーへの第一歩がはじまります。
年会費無視ならANA VISA プラチナ プレミアムですが、コストと内容のバランス的に実際に私が使ってみてオススメできるカードをこの記事ではご紹介してきましたが、その中でも最もバランスが良いの「ANAアメックスゴールド」になります。
年会費が少々高いなぁとは思いますが、カードの付帯サービスも申し分ありませんし、入会キャンペーンで大量マイルを獲得できる点も見逃せません。
本格的にANAマイルを貯めるなら「ANAアメックスゴールド」をご検討してみてください。
「ANAアメックスゴールドの詳細とお得な作成方法」はこちらの記事をご参照ください。


とりあえず、お試し感覚でANAマイルを貯めてみて、特典航空券を使ってみようって感じであれば、最も年会費が安価でANAマイルの有効期限も実質無期限にできる「ANAアメックス」がオススメです。
「ANAアメックスの詳細とお得な作成方法」はこちらの記事をご参照ください。


ANAカードについては以上になります。
次は、基本的なANAマイルの貯め方について解説していきます。
「基本的なANAマイルを貯める方法!陸マイラーは提携店、レストラン、電子マネー、フライト、ホテル予約などで最初は貯めてみよう」にお進みください。


おまけ:スーパーフライヤーズカード(SFC)が作れるカード一覧
ANAの上級会員サービスを、カードも保有している限りずっと利用することができるSFC(スーパフライヤーズカード)の一覧もご紹介します。
ANAの上級会員制度は別記事でお伝えしますが、このカードはいきなり申し込むことができません。
ANAのプラチナ会員になってから、カード切り替え申請をすることによってカードを持つことができるようになります。
なので、ちょっとだけ玄人向けになりますが、SFC修行と呼ばれる飛行機に乗りまくって入手する方がいるくらいメリットのあるカードなので、機会があったら目指してみるのもおもしろいと思います。
カード一覧
- ANAスーパーフライヤーズカード(一般カードJCB、VISA、Master)
- ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカード(JCB、VISA、Master)
- ANAダイナース スーパーフライヤーズカード
- ANAアメリカン エキスプレス スーパーフライヤーズ ゴールドカード
- ANA JCBスーパーフライヤーズカード プレミアム
- ANAダイナーススーパーフライヤーズ プレミアムカード
- ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード
- ANAアメリカン エキスプレス スーパーフライヤーズ プレミアムカード
基本ANAゴールドカード以上を持っていれば、プラチナ会員資格を達成と同時にカードの切り替え申請ができますので、新たに新しいカードを作り直す必要はありません。
SFCで利用できる主要サービス
SFC(スーパーフライヤーズカード)の主だった特典を参考程度にご紹介させていただきます。
ANAのプラチナ会員になるには、1月〜12月の間に1年間でのANAグループ、またはスターアライアンス加盟航空会社の運行便に搭乗して貯まる、プレミアムポイントの量に応じて会員ランクが決定します。
※プレミアムポイントは、マイルとは別に貯まる搭乗ポイントのこと。
※プラチナ会員の場合、プレミアムポイント50,000ポイント以上
SFCのメリットは、プラチナ会員とほぼ同等のステータスが、カードを所有し続けている限りずっと保持できることにあります。
主なサービスは下記の通りです。
・プレミアムメンバー専用サービスデスク
・ラウンジが利用可能
→国内線ではANAラウンジ利用可能
→国際線は日本発ならANAラウンジ、海外発の場合はスターアライアンス加盟航空会社のラウンジが利用可能
・フライトボーナスマイルがもらえる
・優先チェックインカウンターの利用
・専用保安検査場の優先レーン
・優先搭乗が可能
・手荷物受け取りの優先
・満席時の空席待ちの優先予約
など
次の記事ではANAマイルの貯め方について解説していきます。
「基本的なANAマイルを貯める方法!陸マイラーは提携店、レストラン、電子マネー、フライト、ホテル予約などで最初は貯めてみよう」にお進みください。


最後まで閲覧いただきありがとうございました。
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