ANAのプラチナ会員をすでに達成されていたり、これからANAのプラチナ会員を目指される場合、スーパーフライヤーズカード(SFC)をどのクレジットカードに付帯させようか悩むものです。
この記事では、各スーパーフライヤーズカードの特徴を比較し、あなたに最適な1枚をご提案できる内容にしていきたいと思いますので、これからスーパーフライヤーズカードを作られる時の参考にしてもらえますと幸いです。
この記事の信頼性

私の経歴と実績を簡単にご紹介します。
沖縄に移住して7年。
毎朝ビーチに行ってゴロゴロするのが日課です。
2018年から陸マイラーブログを開始し「累計で貯めたマイル数は1,700万マイル以上」になりました。
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スーパーフライヤーズカード(SFC)とは?


スーパーフライヤーズカード(SFC)とは、ANAの上級会員の資格を達成した人のみがANAからの招待を受けて作ることができる、ANAの上級カードのことを指します。
SFCの条件達成者は、所定のANAカードにSFCの機能の付帯させることができるようになります。
ANAのヘビーユーザーやANAマイラーにとって、憧れのステータスのひとつになっています。
一度SFCを取得すればずっとANAの上級会員になれる
なぜSFCにANAユーザーが憧れるとかいうと、SFCを持ち続けている限り、ANAの上級会員サービスの特典を受け続けることができるからです。
毎年ANAの上級会員になろうとすると、相当のフライトに乗る必要があり、出張などで定期的に飛行機に乗る方でないと毎年の資格達成は困難を極めます。
ただ、SFC取得者に関しては、毎年資格を達成する必要がなく、生涯に一度だけ資格を達成さえすれば、カードを持ち続けるだけで資格を維持することが可能になります。
家族も上級会員になれる
また、SFC所有者は家族カードを発行することができ、ANAの上級会員サービスを家族も受けることができるようになります。
自分だけでなく、家族も使えるところにメリットがあります。
SFCの取得条件・特典・メリットは?


SFC取得条件
SFC取得の条件は、ANAプレミアムメンバーのプラチナ会員資格を達成する必要があります。
これは、プレミアムポイントという、マイルとは別にフライトで積算されるポイントを年間で50,000ポイント以上貯める必要があります。
50,000プレミアムポイントを達成するには、東京-沖縄を普通席で単純に17回往復する量に相当します。
なので、生涯に一度だけという名目で、SFCを取得するためだけに飛行機に乗りまくって達成する方もいます。
修行僧の様にプレミアムポイントを稼ぐことから「SFC修行」などと呼ばれています。
特典・メリットは?


SFCはANAプラチナ会員とほぼ同等の会員資格を維持できることにメリットがありますが、単純にステータスがあるだけというものではありません。
空港内のあらゆるサービスが優先になったり、上級会員用の空港ラウンジの利用、特典航空券の開放枠が多くなったり、キャンセル待ちの優遇など、フライトに関わるほとんどの項目で優遇を受けることができます。
また、SFCを持っていると、スターアライアンスのゴールドステータスも付帯されているため、ANAだけでなくスターアライアンスの運行便に搭乗する際も、フライトに関わる項目で優遇されるメリットがあります。
特に国際線は、チェックインから、保安検査、搭乗の順番待ち、預け荷物の受け取りなど、各所で待たされることが多いです。
それを優先サービスで全部順番待ちなしでスルーできたら空港内での時間も快適になると思いませんか?
SFCを持つことによって、どんなサービスを受けられるのかは下記の記事に詳しくまとめていますので、ご参照ください。


SFCを取得する前にカードを用意しておく方が無難
SFCカードは、クレジットカードに付帯させるものになります。
ANAプラチナ会員を達成されてからカードを作っても間に合いますが、プラチナ会員を達成するまでに航空券を購入することになりますので、航空券購入でのポイントやフライトボーナスマイルなどをもらわないのはもったいないので、SFCの取得を目指す前にカードを作ってしまうことをオススメします。
また、資格達成後にクレジットカードの審査落ちをしたなんてことになりますと、せっかく達成したプラチナ会員資格を失い兼ねません。(プラチナ会員の資格は、資格達成翌年の1年間)
そうなると、もったいないでは済みませんので、クレジットカードは先に作ることを推奨します。
ANAカードの選び方は下記の記事をご参照ください。


SFCの種類
ここからはSFCカードの種類を解説していきます。
一般カード、ゴールドカード、プレミアムカードとランクごとにラインナップが揃っています。
カード名が長い都合から、この記事ではそれぞれのカードに略名をつけて解説します。
※()に略名を記載。
一般カード


SFCが付帯できる一般カードは全部で3種類あります。
- ANA スーパーフライヤーズ カード JCB(SFC JCB)
- ANA スーパーフライヤーズ カード VISA(SFC VISA)
- ANA スーパーフライヤーズ カード マスターカード(SFC Master)
ゴールドカード


SFCのゴールドカードは5種類から選ぶことができます。
- ANA スーパーフライヤーズ ゴールドカード JCB(SFC JCBゴールド)
- ANA スーパーフライヤーズ ゴールドカード VISA(SFC VISA ゴールド)
- ANA スーパーフライヤーズ ゴールドカード マスターカード(SFC Master ゴールド)
- ANAダイナース スーパーフライヤーズ カード(SFC ダイナース)
- ANAアメリカン・エキスプレス スーパーフライヤーズ・ゴールド・カード(SFC アメックスゴールド)
プレミアムカード


プレミアムカードは4種類になります。
- ANA JCB スーパーフライヤーズカード プレミアム(SFC JCB プレミアム)
- ANA VISA プラチナスーパーフライヤーズカード(SFC VISA プレミアム)
- ANAダイナース スーパーフライヤーズ プレミアムカード(SFC ダイナースプレミアム)
- ANAアメリカン・エキスプレス スーパーフライヤーズ・プレミアム・カード(SFC アメックスプレミアム)
SFCを比較して、お得・おすすめなカードはどれ?
全12種類のSFCの特徴を比較して、お得でオススメのカードをしぼっていきたいと思います。
一般カードは年会費の割にメリットがないので対象から外す
一般カードを選ぶ理由の一番は「年会費の安さ」だと思います。
一般カードはJCB、VISA、マスターカードの3種類から選択ができるのですが、この一般カードをSFCにするのはオススメしません。
理由は、年会費が高い割にカード自体の特典が少ないからです。
(スーパーフライヤーズの会員特典としての機能は同じです。)
SFC一般カードとSFCゴールドVISAの年会費比較(税込価格)
カード | 年会費 | 移行手数料 | マイル1枚の維持費 | 年会費 | 家族カードの2枚の合計 |
SFC JCB | 11,275円 | 5,500円 | 16,775円 | 5,610円 | 22,350円 |
SFC VISA | 11,275円 | 6,600円 | 17,875円 | 5,610円 | 23,485円 |
SFC Master | 11,275円 | 6,600円 | 17,875円 | 5,610円 | 23,485円 |
SFC VISA ゴールド ※比較 | 16,500円 | なし | 16,500円 | 8,250円 | 24,750円 |
SFC VISAゴールドとSFC一般カードを比較して、年会費の差は1,000円程度安くなってます。
家族カードを含めても差額は1,000円程度高くなっているにすぎません。(JCBは1,000円やすい)
ゴールドカードとの差は、
・空港ラウンジサービス
・航空券購入時のボーナスマイル
・フライトボーナスマイル
・海外旅行保険
・航空機遅延保証
・スーツケースの無料宅配サービス
など
に差がつきます。
ゴールドと金額がほぼ変わらないのにサービスで差がつくので、SFCの一般カードはオススメしません。
ゴールドカードは、コスパと特典のバランスで比較
SFCをゴールドカードで選ぶ場合は、年会費と特典内容とのバランスになってきます。
主だった項目を比較していきます。
年会費比較
カード | 年会費 | 移行手数料 | マイル1枚の維持費 | 年会費 | 家族カードの2枚の合計 |
SFC JCBゴールド | 16,500円 | なし | 16,500円 | 8,250円 | 24,750円 |
SFC VISAゴールド | 16,500円 | なし | 16,500円 | 8,250円 | 24,750円 |
SFC Masterゴールド | 16,500円 | なし | 16,500円 | 8,250円 | 24,750円 |
SFC ダイナース | 30,800円 | なし | 30,800円 | 11,550円 | 42,350円 |
SFC アメックスゴールド | 34,100円 | なし | 34,100円 | 17,050円 | 51,150円 |
※年会費は税込表示です。
年会費比較では、JCB、VISA、マスターカードに軍配です。
入会キャンペーン比較
次にカードの入会キャンペーン比較です。
入会キャンペーンでは、カードの利用金額に応じてボーナスマイルをもらうことができます。
※SFCカード申込み時ではなく、カードの新規入会時に適用されるキャンペーンです。
※SFC入会時にカードを新規発行される場合も適用
単位:マイル
カード | マイ友プログラム | キャンペーン | ANA利用条件 | キャンペーン | カード会社利用条件 | 合計獲得マイル |
SFC JCBゴールド | 2,000 | 14,000 | 決済など | 50,000 | 所定期間に150万円 | 66,000マイル |
SFC VISAゴールド | 2,000 | 14,000 | 決済など | 23,000マイル | ANA Pay、利用キャンペーンなど | 39,000マイル |
SFC Masterゴールド | 2,000 | 14,000 | 決済など | 10,000マイル | ANA Payに6万円チャージ、3,000円利用 | 14,000マイル |
SFC ダイナース | 2,000 | 14,000 | 決済など | 68,000 | 3ヶ月140万円 | 84,000マイル |
SFC アメックスゴールド | 2,000 | 14,000 | 決済など | 81,000 | 3ヶ月150万円 | 97,000マイル |
※マイ友プログラムは生涯に一度しか使えません
入会キャンペーンでボーナスポイント(ANAマイル)を得ようとした場合、VISA、マスターカードは年会費が安いですが、キャンペーン内容が手薄です。
年会費が安くてキャンペーンポイントがもらえるJCBは、利用条件が厳し目です。
年会費は高いですが、キャンペーンポイントが一番多くもらえるのはアメックスとダイナースになります。
どうせカードを作るなら、1マイルの価値から換算してもキャンペーンポイントを多く獲得できる方がよりお得です。
マイルの価値については下記の記事をご参照ください。


マイル還元率、フライトボーナス比較
カード | カード還元率 | ANA利用の還元率 | フライトボーナス | カード継続ボーナス | 特別ボーナス |
SFC JCBゴールド | 1% | 2% | 40% | 2,000マイル | 2,000マイル |
SFC VISAゴールド | 1% | 2% | 40% | 2,000マイル | 2,000マイル |
SFC Masterゴールド | 1% | 2% | 40% | 2,000マイル | 2,000マイル |
SFC ダイナース | 1% | 2% | 40% | 2,000マイル | 2,000マイル |
SFC アメックスゴールド | 1% | 3% | 40% | 2,000マイル | 2,000マイル |
※継続ボーナス:毎年カード更新の際にもらえるマイル
※特別ボーナス:SFCメンバーへの特別ボーナスマイル
カード還元率やフライトボーナスに差はありませんが、ANAの航空券購入や機内販売で利用した場合、SFCアメックスゴールドのポイント還元率が3%と高く設定されています。
SFC修行などで航空券を短期の内に買われる場合、カード利用還元率3%は入会キャンペーン合わせてアメックスに優位性があります。
海外旅行保険、航空機遅延サービス、空港カードラウンジ比較
カード | 損害保険 | 海外旅行損害保険 | 国内旅行遅延補償 | 航空機宅配 | スーツケースカードラウンジ | 国内空港パス | プライオリティ
SFC JCBゴールド | 5,000万円 (自動) 1億円 (利用) | 5,000万円(自動) | 海外/国内 | なし | 1名無料 | なし |
SFC VISAゴールド | 5,000万円 | 5,000万円 | 国内 | なし | 1名無料 | なし |
SFC Masterゴールド | 5,000万円 | 5,000万円 | 国内 | なし | 1名無料 | なし |
SFC ダイナース | 1億円 | 1億円 | なし | 帰国時 | 1名無料 | 海外ラウンジ 特典あり |
SFC アメックスゴールド | 1億円 | 5,000万円 | なし | 往復 | 2名無料 | あり |
海外旅行保険は、JCBのみ自動付帯で、そのほかのカードは利用付帯になります。
飛行機の遅延サービスもJCBなので、保険サービスでは一歩抜けてます。
スーツケースの宅配サービスと空港ラウンジサービスではアメックスに優位性があります。
この辺りは、利用者によって重要視したい部分が変わってきますので、甲乙つけがたい差になっています。
アメックスにのみ、プライオリティパスが付帯されています。(ダイナースは個別のラウンジサービスあり)
ゴールドカードなら2択から選ぶ


年会費、入会キャンペーン、カードの主だった特典を比較してきて、SFCゴールドカードでオススメできるカードは2枚です。
ANAスーパーフライヤーズゴールドカードVISA
おすすめの1枚目は「ANA スーパーフライヤーズ ゴールドカードVISA」です。
VISAの特徴は、なんといっても年会費の安さです。
年会費比較で、内容的にはJCBの方が良い部分もあるのですが、海外旅行で使うことを考えた場合にVISAの方が圧倒的に使いやすい点からVISAを推奨したいと思います。
ANA スーパーフライヤーズ ゴールドカードVISAをご検討される場合は、「ANA VISAワイドゴールドカード」を持ち、SFC達成後にカードの切り替えをするようにしてください。
カードの詳細はこちらをご参照ください。


ANAアメリカン・エキスプレススーパーフライヤーズ・ゴールド・カード
もう1枚は「ANAアメリカン エキスプレス スーパーフライヤーズ ゴールドカード」です。
アメックスは年会費がゴールドカードの中では一番高額になります。
唯一、ゴールドカードでプライオリティパスが付帯されている点も魅力的かと思います。
しかし、入会キャンペーンでの最大70,000マイルものボーナスマイルがもらえ、キャンペーンマイルの獲得条件も一番低いです。
ANAの航空券購入時の還元率も他のカードよりも高いのが魅力になります。
ANAアメックスゴールドのカードの詳細はこちらをご参照ください。


プレミアムカードはゴールドカードに無い特典も比較対象
プレミアムカードは、年会費も高額になりますが、その分サービスも充実しています。
特に普段のお買い物でマイル還元率の高いカードもありますので、月40万円以上使う見込みがあるならプレミアムカードを検討する意味は十分にあると言えます。
年会費比較
カード | 年会費 | 移行手数料 | マイル1枚の維持費 | 年会費 | 家族カードの2枚の合計 |
SFC JCB プレミアム | 77,000円 | なし | 77,000円 | 4,400円 | 81,400円 |
SFC VISA プレミアム | 88,000円 | なし | 88,000円 | 4,400円 | 92,400円 |
SFC ダイナース プレミアム | 170,500円 | なし | 170,500円 | 無料 | 170,500円 |
SFC アメックス プレミアム | 165,000円 | なし | 165,000円 | 8無料 | 165,000円 |
※年会費は税抜き表示です。
年会費ではJCB、VISAに対して、ダイナースとアメックスは約2倍の年会費設定とかなり高額な設定になっています。
入会キャンペーン比較
単位:マイル
カード | マイ友プログラム | キャンペーン | ANA利用条件 | キャンペーン | カード会社利用条件 | 合計獲得マイル |
SFC JCB プレミアム | 5,500 | 10,000 | – | 49,500 | 所定期間に150万円 | 65,000マイル |
SFC VISA プレミアム | 5,500 | 10,000 | – | 10,000 | ANA Payに6万円チャージ、3,000円利用 | 25,500マイル |
SFC ダイナース プレミアム | 5,500 | 10,000 | – | – | – | 15,500マイル |
SFC アメックス プレミアム | 5,500 | 10,000 | – | 125,000 | 3ヶ月300万円 | 140,500マイル |
※マイ友プログラムは生涯に一度しか使えません
決済ハードルは高いですが、アメックスの入会キャンペーンでは最大で140,500マイルとなります。
マイル還元率、フライトボーナス比較
カード | カード還元率 | ANA利用の還元率 | フライトボーナス | カード継続ボーナス | 特別ボーナス |
SFC JCB プレミアム | 1.3% | 3.3% | 50% | 10,000マイル | 2,000マイル |
SFC VISA プレミアム | 1.5% | 3.5% | 50% | 10,000マイル | 2,000マイル |
SFC ダイナース プレミアム | 1.5% | 4.5% | 50% | 10,000マイル | 2,000マイル |
SFC アメックス プレミアム | 1% | 4.5% | 50% | 10,000マイル | 2,000マイル |
クレジットカードは、日常使いでの決済額が最も支払いの割合を多く占めると思いますので、カード決済でのポイント還元率が非常に大切になってきます。
ゴールドカードまでは各種1%でしたが、プレミアムカードになると1%以上のポイント還元率になるカードが出てきます。
ここで、アメックスは年会費が高い割にポイント還元率1%なので、微妙な判定です。
VISAプレミアムとダイナースプレミアムが同じポイント還元率で、年会費が2倍違うことから、VISAに優位性ありと考えます。
海外旅行保険、航空機遅延サービス、空港ラウンジ比較
カード | 損害保険 | 海外旅行損害保険 | 国内旅行遅延補償 | 航空機宅配 | スーツケースカードラウンジ | 国内空港
SFC JCB プレミアム | 1億円 | 1億円 | 海外/国内 | なし | 1名無料 |
SFC VISA プレミアム | 1億円 | 1億円 | 海外/国内 | なし | 2名無料 |
SFC ダイナース プレミアム | 1億円 | 1億円 | 海外 | 往復 | 1名無料 |
SFC アメックス プレミアム | 1億円 | 1億円 | 海外 | 往復 | 2名無料 |
保険やラウンジサービスあたりは、プレミアムカードですので、各社遜色はほぼありません。
JCB、VISAはダイナース、アメックスの年会費の半分なのに健闘しているというべきか、ダイナース、アメックスにもうちょっとがんばってもらいたいと言うべきか、判断に迷うところです。
その他の特典(コンシェルジュ・プライオリティパス・レストラン・ホテル)
カード | コンシェルジュ | プライオリティパス | 1名無料 | レストランホテルサービス |
SFC JCB プレミアム | 有り | あり(無料) | なし | なし |
SFC VISA プレミアム | 有り | あり(無料) | 有り 約170店 | なし |
SFC ダイナース プレミアム | 有り | あり(無料) | 有り 約300店 | 一休ダイヤモンド |
SFC アメックス プレミアム | 有り | あり(無料) | 有り 約200店 | フリーステイギフト |
プレミアムカードらしく、4種類ともにコンシェルジュサービスが付帯されています。
私は、JCBのプレミアムコンシェルジュサービスは利用したことがありませんが、VISA、ダイナース、アメックスのプレミアムデスクは使ったことがあります。
個人的に勝手に順位付けをすると、アメックス>VISA>ダイナースの順になります。
・アメックスは丁寧で早い
・VISAも丁寧だし、早い(丁寧度がアメックスの方が若干上。早さは互角)
・ダイナースは、丁寧だが対応が若干遅い。問い合わせの返事が翌日とかが多い。
プライオリティパスはすべてのカードに「プレステージ会員」が付帯されてきます。
レストランサービスはJCBにのみ付帯されていません。
1名無料の対象レストラン数では、ダイナース>アメックス>VISAの順になります。
レストラン系ではダイナースが強いです。
ホテルサービスは、ダイナースに「一休.comのダイヤモンド会員」が付帯されています。
高級ホテルのバーゲン情報などが定期的に送られてきて、スイートルーム半額なんていう掘り出し物情報もあります。
ANAアメックスプレミアムは、ホテルステータスの特典がありません。
ただ、ANAアメックスプレミアムは、年に1泊できる無料宿泊券「フリー・ステイ・ギフト」が毎年もらえます。
ホテルサービスの使い勝手的には、マリオットボンヴォイアメックスの方が全然良いので、ダイナースプレミアムとアメックスプレミアムが特段優れているわけではありません。
と、その他の付帯サービスも、年会費とのバランスを考えるとVISAがいいかなぁというのが個人的意見です。
プレミアムカードなら1択「ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード」


プレミアムカードについては、もう答えを言ってしまったような感じもしますが、4種類の中では「ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード」が年会費、ポイント還元率、総合的なサービスの内容から見て、圧倒的に良いです。
正直これ一択だと思います。
実際、私の知人も2名ほど「ANAダイナース スーパーフライヤーズ プレミアムカード」から、「ANA VISA プラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード」に乗り換えています。
私も以前は「ANAダイナースプレミアム」をメインカードにしていましたが、今は解約して「ANA VISA プラチナ プレミアム」をメインにして、アメックスをサブカードで3枚使っています。
VISAはコスパもいい、還元率もいい、海外でも利用に困らないなので、現在SFCの最高峰は「ANA VISA プラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード」になると思います。
カードの詳細はこちらをご参照ください。


ANAダイナース スーパーフライヤーズ プレミアムカードはどうなの?


SFCの最高峰カードとして、ANAダイナースプレミアムが認知度として高いかもしれませんが、私はオススメしません。
私の知人や私はANAダイナースプレミアムを解約しているからです。


なぜダイナースを解約しているかというと、ポイント還元率の改悪、ダイナースのオンラインモールの改悪など、年会費据え置きで内容が日増しに悪くなっている為です。
元々は、ポイント還元だけで年会費以上のメリットを受け取れていたのですが、改悪後のシミュレーションだと赤字になりそうだったので、解約に至りました。
ダイナースを選ぶのにおすすめできる方は、法人の方です。
ダイナースは1つのカード契約で、個人カードとビジネスカードの2枚を持つことができます。
アカウントは一緒ですが、カード番号が異なり、明細も別々にすることができる為、個人利用とビジネス利用を分けて管理することができます。
ダイナースのメリットは、いくつもカードを作らなくても、1つのカードで個人/ビジネスの管理をできることにあります。
ダイナース改悪の歴史は以下をご参照ください。


SFCの切り替え時の注意点
カードブランドの切り替えは自由
SFCは1回作ってしまうと、一生変更ができないと思っているかもしれません。
ですが、あとから会員資格を失わずカードブランドの変更が可能です。
実際、ダイナースプレミアムを解約した2人の知人もVISAプレミアムにブランドチェンジをしています。
なので、変に心配しなくて大丈夫です。
SFC修行をする場合に個人的にオススメなのは、ANAアメックスゴールドでSFC修行をして、SFC取得後にANA VISA ワイドゴールドに切り替えるのが良いと思っています。
理由は、SFC修行の為に航空券を購入するので、入会キャンペーンポイントが高く、航空券購入でマイル還元の良いANAアメックスゴールドを修行カードとし、取得後に維持費の安いANA VISA ワイド ゴールドカードにすれば効率が良くなるからです。
修行カード:ANAアメックスゴールド
↓
SFC取得後:ANA VISA ワイドゴールドにブランドチェンジ
SFCは1人1枚しか持てない
ただしSFCは1人1枚しか持つことができません。
上記の12種類の中からご自身に合ったものを選ぶ必要があります。
SFCではないANAカードなら複数枚所持することができます。
私はANAカードを3枚持っていますので、間違いありません。
(ANA VISAプラチナ プレミアム、ANAアメックスゴールド、ソラチカカードを所有)
まとめ:スーパーフライヤーズカード比較!おすすめのANAカード解説


この記事ではSFCをカードの色別に比較してきました。
一般カードは、年会費がゴールドカード並みに高いのに、付帯サービスがまったくないのでオススメしません。
SFCカードは3択の中から内容に合わせて選ぶのがオススメ
12種類のANAカードからSFCにするのにオススメしたいカードは3種類です。
年会費で選ぶなら、「ANA スーパーフライヤーズ ゴールドカード VISA」


トータルバランスなら、「ANA アメックス エキスプレス スーパーフライヤーズ ゴールドカード」


ポイント還元もサービスも上級志向なら、「ANA VISA プラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード」


この3種類が特にオススメしたいSFCになります。
すでにプラチナ会員資格を達成されている方も、これからSFC修行をされる方も、今後のカード選定の参考になれば幸いです。
以上、最後まで閲覧いただきありがとうございました。
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