ANAは知ってるけど、ANAマイレージクラブってなに?
普段飛行機に乗ることがないと聞きなれない言葉かもしれません。
この記事では、ANAのマイレージプログラムである、ANAマイレージクラブの基本概要、入会方法について解説していきたいと思います。
この記事の信頼性
私の経歴と実績を簡単にご紹介します。
沖縄に移住して9年。
毎朝ビーチに行ってゴロゴロするのが日課です。
2018年から陸マイラーブログを開始し「累計で貯めたマイル数は2,000万マイル以上」になりました。
コスパの良い旅行を追求して、なるべくお金を使わないでリッチな体験をすることが趣味です。
【SNSアカウント】
Instagram:フォロワー約12,000人(@mile.mugen001)
X(Twitter):フォロワー約11,000人(@seki1410)
YouTube:マイルの錬金術師
今回の内容は、ANAマイルを貯めることに興味があったら、最初の基本になります。
ANAマイルは初心者がマイルを貯めるには貯めやすいのでもってこいのマイレージプログラムになっています。
マイルを貯めると飛行機をはじめ、旅行に関するあらゆるものを無料にすることが可能です。
旅行好き、もっとお得に旅行をしたいって方は続きを読み進めていっていただけると幸いです。
ANAマイレージクラブとは
ANAマイレージクラブとは、一言で言えばANAのポイント会員のことです。
お店でポイントカードを作るのと理屈的には全く同じです。
単純にお店でお買い物をすると、そのお店のポイントが貯まる様に、ANAのサービスを利用するとマイルが貯まるただのポイント会員です。
そんなANAマイレージクラブのスタートは1997年で、現在の会員数は3,360万人(2018年12月発表データ)もいるそうです。
ANAマイレージクラブでマイルを貯めた場合にすごいのは、マイルを使って特典航空券と呼ばれる無料の航空券に交換ができることにあります。
普通のお店で貯めたポイントでは、レジで割引してもらったり、記念品をもらう程度で終わってしまいますが、マイルなら航空券が無料です。
もちろん、貯める量が多くなれば、ビジネスクラスやファーストクラスも無料にすることができます。
ビジネスクラスは往復30万円〜しますし、ファーストクラスは往復100万円〜もします。
一番高いファーストクラスは300万円近くするものもあります。
それが無料にできるマイル、旅行をすることが好きであれば貯める魅力はたくさんあると思いませんか?
【第1回】ANAマイレージクラブを使いこなす流れ
ANAマイレージクラブを使いこなす流れを、全7回に渡ってお伝えしていきます。
一通り読んでいただければ、基礎はマスターできます。
第1回:ANAマイレージクラブの基本を知る←今ココ
第5回:ANAマイルのお得な使い方
第7回:ANAの上級会員のサービス
更に詳しい裏技的に貯めるマイルの貯め方は無料のメール講座で解説していますので、第7回まで読み終わったら登録してみてください。
ANAマイルの特徴理解する
ANAマイルの特徴を簡単に解説していきます。
ANAマイルの価値
最初にANAマイルの価値から解説をしていきます。
「無料で航空券にできるのはわかるけど、、、」
って思っていると思います。
でも、これを知ったら貯めずにはいられなくなるはずです(笑)
1マイルの価値は、1円ではありません。
これ、ものすごく重要なので覚えておいてください。
どういうことかもうちょっとだけ解説します。
東京-シンガポールのビジネスクラスの航空券を適当に検索してみました。
価格は363,900円です。
詳しくはまた解説しますが、これを予約するのに必要なマイル数は60,000マイルです。
363,900円/60,000マイル=6.06円
1マイルの価値は、6.06円になります。
ちょっと考えて欲しいのですが、他のポイントって1ポイント1円以上の価値になるものって存在するでしょうか?
マイルの価値は、距離が遠くなり、座席のランクが上がるほど1マイルの価値は高くなります。
なので、使い方によっては1マイル=15円以上も可能になるのです。
100円で1マイル貯まったら、15円割引されているのと同じ意味ですよね?
詳しくは、「1マイルの価値はいくら?換算や還元率、使い道は?年100万円の得をする使い方!?」をご参照ください。
ANAビジネスクラスの座席(ハワイ便)
ANAマイルのメリット
ANAマイルのメリットについて解説していきます。
入会金・年会費
ANAマイルを貯めるには、ANAマイレージクラブへの入会が必要になります。
冒頭でも説明した様に、ただのポイント会員なので、入会金、年会費は無料です。
マイルの貯めやすさ、貯め方
ANAマイルは他社のマイレージプログラムと比較して、非常に貯めやすいです。
飛行機に乗るだけでなく、日常のお買い物でも色々な場面で貯めることができます。
その為、初心者向けといっていいと思います。
私も最初はANAから貯めました。
ANAマイルのデメリット
続いてANAマイルのデメリットです。
ANAマイルの有効期限
ANAマイルには有効期限があり、3年となっています。
なので、ちんたら貯めているとマイルが失効!なんてこともあります。
(無期限でANAマイルを貯めるなら、ANAアメックスカードにポイントを貯めっぱなしにしておけば実質無期限になります。)
人気路線の特典航空券が予約しにくい
貯めやすい分、貯めている人も多いので人気路線の特典航空券は予約がしにくいこともあります。
特にハイシーズンの国際線は争奪戦になります。
これを回避する方法もあるので、順番に解説していきます。
ANAマイルを特典航空券に交換する
マイルを使って特典航空券に交換する為に必要なマイル数を解説します。
ANAはロー・レギュラー・ハイの時期によって3つのステージを設けています。
1年の内8割はレギュラーシーズンの設定になっているので、今回はレギュラーシーズンのマイル数で解説します。
国内線
路線 | 片道 | 往復 |
東京-大阪 | 6,000マイル | 12,000マイル |
東京-札幌 | 7,500マイル | 15,000マイル |
東京-福岡 | 7,500マイル | 15,000マイル |
東京-沖縄 | 9,000マイル | 18,000マイル |
大阪-札幌 | 7,500マイル | 15,000マイル |
大阪-福岡 | 6,000マイル | 12,000マイル |
大阪-沖縄 | 7,500マイル | 15,000マイル |
名古屋-沖縄 | 9,000マイル | 18,000マイル |
福岡-沖縄 | 7,500マイル | 15,000マイル |
沖縄-札幌 | 10,000マイル | 20,000マイル |
国際線
ANAマイルで国際線を予約する場合、往復でしか予約ができないので往復の必要マイル数になります。
行き先 | エコノミー | ビジネス | ファースト |
---|---|---|---|
韓国 | 15,000 | 30,000 | 設定なし |
中国、台湾、香港 | 20,000 | 40,000 | 設定なし |
シンガポール、タイなど | 35,000 | 60,000 | 105,000 |
ハワイ | 40,000 | 65,000 | 120,000 |
北米 | 50,000 | 85,000 | 150,000 |
ヨーロッパ | 55,000 | 90,000 | 165,000 |
オーストラリア | 45,000 | 75,000 | 設定なし |
ANAマイルは特典航空券以外でも利用できる
成田空港のANAカウンターでチェックインしてるのは私です(笑)
マイルの価値をお伝えしている通りなので、ANAマイルは航空券で使うのが一番メリットがあります。
ただ、航空券にも色々な使い道がありますので、有効期限が近かったり、使い切れないくらい貯まることがあった場合の参考程度にお伝えしておきます。
・ANA国際線のアップグレード(エコノミー→ビジネス)
・スターアライアンスグループ便のアップグレード(エコノミー→ビジネス)
・ANA SKY コインに交換(1コイン=1円の価値で航空券やツアーの購入に使える)
・ANAショッピング A-Styleで利用
・ANA セレクションで利用
・ANAご利用券に交換
・ホテル宿泊で利用
・レストランで利用
・提携先ポイントに交換(対象28社)
この中でお得に使えるのは、上の3つです。
航空券絡みがやはりお得になるシステムになっています。
飛行機に乗って貯まるマイル数
マイルは飛行機に乗って貯めるのが基本ではありますが、飛行機に乗って貯める場合、思っているほど貯まりません。
フライトで貯まるマイルの計算方法は下記の式で計算されます。
貯まるマイル量=飛行距離×積算率
実際にどれくらい貯まるかというと、
①国内線の例
東京-札幌の飛行距離は510マイル
一般席の積算率は75%(割引運賃)
510マイル×75%=382マイルです。
往復で764マイルです
②国際線の例
東京-ホノルルの飛行距離は3,831マイル
エコノミーの積算率は50%
3,831マイル×50%=1,915.5マイルということになります。
往復なら2倍なので3,831マイルが獲得できます。
①と②を足しても5,000マイルにならないので、国内線の片道分も貯まっていないということになります。
なので、乗って貯めるというのは、出張等で定期的に使わないと貯まりませんので、ANAに乗ったらちゃんとポイントを忘れずつけることをするくらいで、メインの貯め方にはほとんどの方が該当しません。
ANAマイルは飛行機に乗る以外でも貯められる
マイルの貯め方はまた順を追って解説しますが、日常生活の中でかなり貯める方法があります。
これを知っておくだけで、生活の中で使うお金に無駄がなくなります。
こっちがメインでの貯め方になっていきますので、順番に攻略をしていきましょう。
ここでは、どんなことがマイルに変わるのかだけお伝えしておきます。
・クレジットカード決済で貯める(amc3)
・インターネットショッピングのポイントで貯める(楽天市場、ヤフーショッピングなど)(amc3)
・提携店で貯める
・電子マネーで貯める(Edy)
・ポイントサイトで貯める(amc4)
・ホテルに宿泊して貯める
・ツアー旅行で貯める
・レストランで貯める
・レンタカーで貯める
・タクシーで貯める
など
ANAマイルの貯め方は実に無限大に色々な方法が存在します。
ANAマイレージクラブへの入会・登録方法
ここまでANAマイレージクラブの基本概要をお伝えしてきました。
なので、次はANAマイレージクラブに登録してみてください。
登録は画面に従って、お名前、住所、生年月日、メールアドレス、パスワードなどの必要事項を入力するだけです。
5分もあれば完了します。
まとめ:ANAマイレージクラブの基礎解説
ANAマイル貯めて、旅行を無料またはお得にする為の最初の基本として、ANAマイレージクラブの概要をお伝えしてきました。
次はANAマイルを貯めるクレジットカードの選び方です。
「ANAカード比較と陸マイラーにおすすめな選び方!ゴールドカードはVISA、アメックスそれとも…どれがお得?」
クレジットカードなしでマイルを貯めることは、ほぼ不可能にというか無駄が多くなりますので、すごく重要な内容になります。
次の記事を参考に、最適なクレジットカードを選ぶようにしてみてください。
はじめてANAカードを作る場合、マイ友プログラムを利用するとボーナスマイルが獲得できます。
マイ友プログラムの詳細はこちらをご確認ください。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。
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