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マリオットアメックスプレミアムの年会費82,500円は、年間400万円を使えるかだけで回収の可否が決まるわけではありません。
初年度は入会特典で得るポイント、継続後は普段の決済で貯まるポイントと、実際に使う無料宿泊などの特典を分けて考える必要があります。
400万円未満でもポイントの使い方次第で元を取れる一方、400万円使っても特典を使い切れなければ期待した価値には届きません。
この記事の信頼性
Seki私の経歴と実績を簡単にご紹介します。
沖縄に移住して10年。
毎朝ビーチに行ってゴロゴロするのが日課です。
2018年から陸マイラーブログを開始し「累計で貯めたマイル数は2,000万マイル以上」になりました。
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マリオットアメックスプレミアムは、ポイントの出口と無料宿泊の利用予定によって答えが変わります。
マリオットアメックスプレミアムの損益分岐点の結論


マリオットアメックスプレミアムは、年400万円以上の利用で無料宿泊券、500万円以上の利用でマリオットボンヴォイのプラチナエリートの資格を得ることができます。
また、入会キャンペーンで得られるポイントもたくさんのポイントをもらえる時は回収率も高くなりますが、時期によって異なるので今回の検証からは除外しています。
基本的には、年400万円以上利用して無料宿泊券を得ることが損益分岐点を超える最低ラインとしてみられることが多いですが、カード決済で得られるポイントでどれくらいの価値があるのか、決済だけで年会費分を回収できるのかなど、見ていきたいと思います。
計算は「得られる価値−必要な費用」で統一する
年会費差引後の価値
=ポイントの評価額+無料宿泊特典の実利用価値+その他の実利用価値−年会費等
基本モデルは基本カード1枚、年会費82,500円(税込)、家族カードの追加費用なしです。
利用しない特典は0円とし、保険の最高補償額や税効果は加えません。
追加のカード年会費、決済手数料、外貨取扱手数料、利息、宿泊時の追加料金など、実際に必要な費用があればその分も差し引きます。
本記事は、カードから得られる価値で年会費を回収できるかを計算しています。
他のカードより有利であることを示す比較ではありません。
元々予定していた生活費や旅行代金を、全額「特典のための損失」として引く必要はありません。
ただし、条件達成のためだけに増やした不要な支出や手数料は別の費用です。
年会費回収のために買い物を増やすのではなく、予定支出を考えることが大切です。
年間いくら使えばポイントだけで元を取れる?
ここでは無料宿泊なども加えず、年間利用額のすべてが100円につき3ポイントとなるモデルで計算します。
通常ポイントの公式案内が前提です。
年間利用額X円の獲得ポイント=X÷100×3
必要な年間利用額=82,500円÷(0.03×1ポイントの評価額)
| ポイント価値 | ポイントだけで年会費を回収する年間利用額 |
|---|---|
| 0.5円 | 約550万円 |
| 0.7円 | 約393万円 |
| 1円 | 約275万円 |
獲得したポイントをどれくらいの価値で使うかによって年間利用金額のベースも変わってきます。
獲得したポイントは1ポイント=1円ではなく、宿泊で利用した場合、時期やホテルによって価値は変動します。
使い方によっては2円以上になることもありますが、一般的には0.5円〜1円くらいに落ち着きます。
仮に1ポイント=0.7円で使うとした場合、約393万円の決済で年会費分を回収することができます。
1ポイント=1円で使える前提であれば、約275万円の決済で回収できる見込みになります。
年間100万~500万円で年会費差引後の価値を比較


1ポイントの価値は、使い方で変動すると解説していますが、ここでは1ポイント=0.7円をベースに見ていきたいと思います。
入会特典、無料宿泊特典、ステータスの価値は含めていません。
| 年間の通常対象利用額 | 獲得ポイント | 0.7円評価の価値 | 年会費差引後 |
|---|---|---|---|
| 100万円 | 30,000 | 21,000円 | −61,500円 |
| 150万円 | 45,000 | 31,500円 | −51,000円 |
| 200万円 | 60,000 | 42,000円 | −40,500円 |
| 300万円 | 90,000 | 63,000円 | −19,500円 |
| 400万円 | 120,000 | 84,000円 | +1,500円 |
| 500万円 | 150,000 | 105,000円 | +22,500円 |
1ポイント=0.7円換算の場合、約400万円決済をしないと獲得ポイントだけで年会費分を回収できません。
さらに、無料宿泊特典を獲得できるのが年間400万円決済以上となっているので、400万円以上使うとポイント+無料宿泊券で大きくプラスにすることが見込めます。
| 年間決済金額 | 主に確認する制度 | 期間の考え方 |
|---|---|---|
| 400万円 | 継続後の無料宿泊特典 | 入会日・切替日から毎年1年間のプログラム期間 |
| 500万円 | プラチナエリート資格 | 毎年1月1日~12月31日。初回は入会日から同年12月31日まで |
400万円未満でも年会費の元を取れる可能性はある?


ポイントを高い価値で使える人
年間300万円の通常対象利用なら90,000ポイントです。
これを1ポイント=1円で使えるなら、90,000円−82,500円=+7,500円となります。
0.7円評価では−19,500円なので、同じ利用額でもポイントの使い方で結果が変わります。
例えば、「リッツカールトン福岡」にポイントで予約した事例はかなり高い価値で利用するできることがあります。


ある日は1泊14万円を87,000ポイントで予約できるので、1ポイント=1.61円になります。
すべてのホテルで1円以上とはいきませんが、こういったホテルは全国に複数存在します。
100円=6ポイント対象のホテル決済がある人
Marriott Bonvoy参加ホテルでのカード利用は100円につき6ポイントを得られます。
例えば、年間300万円をマリオットアメックスプレミアムで決済した内の、100万円をホテルで利用(通常利用200万円の合計300万円)なら、60,000+60,000=120,000ポイントの獲得となります。
1ポイント=0.7円評価では84,000円相当になるので、年会費以上の価値を得られていることになります。
ホテル決済があるだけで必ず回収できるわけではありませんが、通常利用だけの場合より回収に近づきます。
ポイント付与の違いと、使う特典を確認する
税金・公共料金・ガソリン・ETCなどを、まとめて通常100円=3ポイントで計算しないよう注意してください。
公式の対象外・低還元一覧では、電気料金や税金等に200円=1 Marriott Bonvoyポイントとなる支払いがあり、モバイルSuicaなどへのチャージやアメックスが事業用として登録する加盟店での決済等はポイント対象外です。
公式一覧の「Marriott Bonvoy アメックスの提携カード」欄と実際の明細を確認しましょう。
また、ポケットコンシェルジュの20%キャッシュバックは、1~6月・7~12月がそれぞれ上限5,000円、年間最大10,000円です。
Amex Offersへの事前登録などを済ませ、対象の予約・オンライン決済をする必要があります。店頭で直接決済した分は対象外です。
基本計算では0円とし、予定している食事で実際に受ける額だけを加えます。キャッシュバックの公式条件も確認してください。
手荷物無料宅配なども、実際に利用して節約する費用がある場合だけ評価します。
対象空港・個数・利用方法は公式のカード別案内で確認できます。使う予定のない保険や空港サービスは0円です。
マリオットアメックスプレミアムの無料宿泊を使うと損益はどう変わる?


継続特典の無料宿泊は、1泊1室・最大75,000ポイントまでの宿泊に使える特典です。
自由に使える75,000ポイントが残高へ加わるわけではありません。
通常利用で得たポイントとは分けて扱います。
無料宿泊特典を使う次年度の計算例
年間400万円以上の決済を、翌年のカード更新をすると無料宿泊特典を獲得することができます。
ポイント還元率は3%(100円につき3ポイント)、ポイント価値は1ポイント=0.7円として試算します。
400万円×3%還元=120,000ポイント
→1ポイント=0.7円で利用した場合、84,000円相当
無料宿泊特典75,000ポイント相当
→1ポイント=0.7円で利用した場合、52,500円相当
損益計算
84,000円+52,500円-82,500円(年会費)=54,000円
獲得ポイントと無料宿泊券だけの損益計算なので、ポケットコンシェルジュ、空港宅配サービス、空港ラウンジ、Amex Offersなどの特典も使えばさらに年会費回収はしやすくなります。
また入会キャンペーンでポイント獲得ができるので、1年目に無料宿泊特典がなくても初年度から元が取りやすい設計になっています。
マリオットアメックスプレミアムの現在の入会特典と条件を確認する
年500万円のプラチナエリート資格は、年会費回収に含めてよい?


プラチナエリート資格そのものに固定の金額を付けず、基本計算では0円にします。
資格取得後の宿泊で実際に受ける特典に価値があれば、その利用分を個別に考えます。
プラチナエリートでは朝食を含むウェルカムギフト、対象ホテルのラウンジ利用などが加わりますが、ブランド・施設によって提供内容は異なります。
アップグレードにも空室などの条件があります。宿泊予定のホテルで自分が使う特典を、ゴールドとプラチナの公式案内で確認してください。
15泊の宿泊実績は「15泊無料」ではない
プレミアムカードには新規入会時・更新時に15泊分の宿泊実績が付与されます。
更新時は所定の年会費支払いが必要で、請求から1~2カ月後が付与の目安です。
これは会員資格に向けた実績で、宿泊代や15泊分の客室を提供するものではありません。
基本計算では0円としています。宿泊実績の公式条件で対象を確認できます。
マリオットアメックスプレミアムで元を取りやすい人・取りにくい人


元を取りやすいのは、予定している決済で条件に届き、ポイントを使う旅行が具体的にあり、受け取る無料宿泊特典も期限内に使える人です。
初年度だけを見るなら、入会条件を無理なく満たせることに加え、獲得ポイントをどの価値で使えるかが大きく影響します。
一方、旅行の予定がなくポイントや無料宿泊券を使い切れない人、低還元・対象外の支払いが多い人、条件に合わせて不要な支出を増やす人は、見込みの価値が小さくなります。
無料宿泊の日程を合わせるために、予定になかった交通費や追加宿泊が必要になる場合も、その費用を含めて判断してください。
年間200万~300万円でも、ポイントの使い方や受領済み無料宿泊券の有無で継続価値は変わります。
ただし、0.7円評価の通常ポイントだけでは年会費に届きません。
足りない額を、実際に使う特典で埋められるかを確認するのが出発点です。
特典の使い勝手やデメリットまで確認したい方は、マリオットアメックスプレミアムの特典・メリット・デメリットをご覧ください。
ほかのカードと迷う場合は、ヒルトンアメックスプレミアムとの比較、ゴールドプリファードとの比較、ANAアメックスゴールドとの比較で違いを確認できます。
2年目以降も継続するか判断する方法
継続を考えるときは、、これから得る価値と、これから払う費用を比べます。
- 次の1年の決済予定、通常還元・対象ホテル100円=6P還元・低還元・対象外に分ける。
- ポイントを使う旅行を考え、ポイント価値を0.5円〜1円など無理のない評価を選ぶ。
泊まるホテルが決まっていて高価値で使えるならその数字を盛り込む。 - 前年度の条件達成で受け取る無料宿泊券を、いつ・どこで使うか確認する。追加ポイント・追加料金も反映する。
- 実際に使うその他特典を加え、年会費・家族カード追加費用などを差し引く。
過去に貯めたポイントを今後使う場合も、以前の年度ですでに価値を計上しているなら、次年度の「新たに得る価値」にもう一度足しません。
ポイントは通常、24カ月連続で対象となる獲得・利用等がないと失効します。
(毎月のカードの利用があればポイントの有効期限は無期限です。)
ポイントの贈与・他会員への移行等は期限維持の対象にならないため、Bonvoy規約1.6.dとアカウントの状況を確認しましょう。
無料宿泊特典にはこれとは別の期限があります。
切り替え・解約を考える場合は、次回年会費の請求日、未付与の入会ポイントや無料宿泊券、資格の有効期間、予約済みの宿泊、返金の扱いを先に確認してください。
切り替え後の資格保持についても案内の適用範囲があるため、カード窓口へ自分の状況を伝えて確認するのが確実です。
今後の生活と旅行に合うかを基準に判断していくのが良いです。
マリオットアメックスプレミアムをの損益分岐点でよくある質問


マリオットアメックスプレミアムの損益分岐点はいくら?






年間400万円使わない人には向いていない?






入会特典だけで初年度の年会費を回収できる?






1ポイントはいくらで計算すればよい?マイル目的でも使える?






無料宿泊だけで年会費の元を取れる?初年度にもらえる?






まとめ:マリオットポイントの使う価値で判断することが大切


マリオットアメックスプレミアムの損益分岐点は年間400万円がひとつの目安になりますが、これだけで決めることはできません。
初年度は入会特典のポイント数と使い方、継続後は通常ポイントに加えて受領した無料宿泊の使い方で、年会費回収の結果が変わります。
「400万円使えるか」だけでなく、「初年度に何ポイントを獲得し、どの価値で使えるか」「継続後に無料宿泊を本当に使うか」を分けて判断することが大切です。
特典のために支出を増やすのではなく、予定している決済と旅行で年会費に見合う価値を得られるかを確認することも無駄な支払いを抑える意味で重要になります。
入会を検討する場合は、必要な利用額を無理なく達成できるかを考えたうえで、申込先に表示される期限・対象者・ポイント内訳を確認してください。
カードの詳しい仕様は以下の記事もご参照ください。











