シンガポール航空のA380スイートクラス(シンガポール発)を搭乗体験してきましたのでレポートしていきます。
この記事の信頼性
私の経歴と実績を簡単にご紹介します。
沖縄に移住して9年。
毎朝ビーチに行ってゴロゴロするのが日課です。
2018年から陸マイラーブログを開始し「累計で貯めたマイル数は2,000万マイル以上」になりました。
コスパの良い旅行を追求して、なるべくお金を使わないでリッチな体験をすることが趣味です。
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シンガポール航空A380スイートクラス(ファーストクラス)搭乗記!(SQ619便)
スイートクラスは、A380機を使った場合に存在するファーストクラスを超えた特別なキャビンクラスとなっています。
関空-シンガポール路線が限定路線が出たので、搭乗予約をしてみました。
スイートの値段は?
スイートクラスの往復は、846,410円でした。
ですが、こんな高価な航空券を現金で購入することはできないので、シンガポール航空のマイルで予約をしています。
スイートクラスの往復に必要なマイル数は130,000マイルです。
シンガポール航空は、片道ずつの発券が可能なので、行きはエコノミー、帰りはファーストという予約の仕方もできますので、使うマイル数を節約することも可能です。
チェックインから搭乗まで
スイートクラスのチェックインは、チャンギ国際空港のターミナル3にある、7番カウンターでチェックインすることができます。
ホームページを見ていると、ラウンジでチェックインができる的なことが書いてあったのですが、利用の仕方がわからずカウンターに行ってしまいました。
とりあえず、無事発券できました。
座席は最前列の「1A」を予約しておきました。
チャンギ国際空港の基本情報
チャンギ国際空港は、ワールドエアポートアワード2016世界で第一位に輝いたアジアのハブ空港となっています。
利用者から評価された空港はサービスが素晴らしく待ち時間にも色々なことができる工夫が施されています。
仮眠スペースの設置数も多く、ゆっくりと仮眠することができ、映画館、巨大滑り台、全身マッサージチェア、フットマッサージマシンなど全て無料で利用することができるのも特徴です。
高級ブランドやおみやげ店まで、免税店もたくさん入っているのでショッピングをするのもとても楽しいです。
また、乗り継ぎでシンガポールを経由している場合、待ち時間が長い方にはシンガポール市内を無料で観光できるツアーも用意されています。
お買い物天国の免税店がズラリ!
出国の場合、出国審査を終えると、目の前には免税店がズラリと並んでいます。
ターミナル3では、目の前にルイヴィトンが大きく店を構えています。
ほかの空港同様に、化粧品、お酒、タバコ、お菓子の免税店もありますが、高級ブランドのショップ数の多さが特徴ではないかと思います。
ブランドの数がどれくらい入っているのか多すぎてわかりませんが、PRADA、MIU MIU、エルメス、ティファニー、グッチ、バレンシアガ、ロレックスなど、果てしなく高級ブランド店が並んでいます。
もちろん、免税価格なので、10%程度は日本の正規店で購入するよりは安く購入が可能と思います。
シルバークリス ファーストラウンジ
ファースト(スイート)クラスに搭乗する場合、チャンギ国際空港にあるシンガポール航空のシルバークリスラウンジ(ファーストクラス専用)を利用することができます。
このシルバークリスラウンジのコンセプトは、「もうひとつの我が家」だそうで、「我が家」を超越している素晴らしいサービスを提供していただきました。
もはや、空港ラウンジを超えて、高級ホテルとしか思えないレベルのサービス内容でした。
ラウンジの様子は下記の記事にまとめていますので、ご参照ください。
いよいよスイートクラスに搭乗
ラウンジでゆっくり過ごし、搭乗時間も迫ってきたので搭乗口に向かいます。
手荷物検査を終え、ファースト、ビジネスのプライオリティーレーンを通過しますが、中はなぜか上級会員用のエリアは用意されておらず、エコノミー客とごちゃ混ぜになっていました。
ラウンジサービスが良かっただけに、ここでの雑な扱いにはちょっとガッカリしました…
↑この看板もあるだけで、エコノミー客が普通にプライオリティーレーンを通過していました。
特に搭乗時の案内も特別な対応はなく、ほかのクラスのお客さんと同じ様な扱いでした。
スイートクラスの極上のサービスを堪能
機内へ案内され、気を取り直してスイートクラスのフライトを楽しむことにします。
シンガポール発の復路の搭乗客は、私含めて4名程度でした。
日本人は私だけです。
CAさん曰く、日本人のスイートクラスの搭乗は珍しいとのことでした。
日本人CAさんからの丁寧な接客
ウエルカムシャンパンで、今回のシンガポール滞在で飲みまくったドンペリをいただきます。
もうこれは定番です(笑)
復路では、日本人のCAさんにマンツーマンでお世話をしていただいたので、超高級なおもてなしを受けることができ、こちらが恐縮してしまうくらい丁寧な接客でした。
(往路はシンガポールのCAさんがめちゃくちゃフレンドリーだったので、ギャップを感じました笑)
機内の様子
スイートクラスのシートは35インチ幅のAeristo社製でめちゃくちゃ広く、固めの座り心地ながらまったく体が疲れないのが特徴です。
2階建ての大型機に、たった12席しかないので、贅沢な空間そのものです。
モニターは23インチのLCDスクリーンです。
大きなスクリーンなイメージですが、室内が広いのでこのサイズのモニターでも小さく感じるくらいです。
アメニティは?
基本的なアメニティはトイレの中に備え付けられています。
歯ブラシ、髭剃り、マウスウオッシュ、化粧水、ボディーローションなどがありました。
行きはBOSEのノイズキャンセラーヘッドフォンでしたが、帰りの便は Bang&Olufsenのノイズキャンセラーヘッドフォンです。
アメニティはLALOQUEのアメニティポーチです。
ブランドは同じですが、行きの便とは違うポーチでした。
中身も行きとは微妙に違いました。
ボディーローション、フェイシャルミスト、リップバーム、香水が入っていました。
ワインリスト
復路での機内食に、お肉料理を頼んでいたので、ワインを飲むことにします。
銘柄とかよくわからないので、一番高そう(イメージで)なものを頼みます。
赤ワインの2006 Chateau Rauzan-Seglaをお願いします。
高級なワインかと思ってましたが、帰国後調べると1本1万円ちょっとのワインだったので、そこまで高級なワインではなかったようです。
が、ワイン園の所有者が変わったりしていて、品質に対して実際の価値と値段が追いついていない代物的なことが書いてありました。
素人ながらに偉そうに飲んだ感想を言うと、ちょっとタンニンの量を多く感じました。
熟成までもっと時間を置く必要があるのかなぁと感じました。
機内食はブックザクックを事前に予約
往路では、ブックザクックが使えなかったので、復路の機内食は楽しみのひとつです。
ブックザクックは、本格的なダイニング・サービスで世界の味を堪能できる空の上のレストランというモチーフのシンガポール航空の機内食です。
「インターナショナル・カリナリー・パネル」の最高のシェフたちが創り出した素晴らしいメニューが用意されており、さまざまなメインコースを出発の24時間前までに選んで予約しておくことができます。
そのメニューの豊富さも尋常ではなく、洋食、和食、中華、シンガポール料理、マレー料理、タイ料理、インド料理、ホールサムミールの約70種類の料理の中から選ぶことができます。
ネットでゆっくり見ながら選んでも良かったのですが、写真付きのメニューがオススメだろうと判断し、洋食の一番上の写真付きのメニューをオーダーしました。(種類多すぎて選べないので)
その一品が、「牛ヒレ肉のグリル バルサミコ・オニオンソースがけ」です。
焼き加減の良い、牛ヒレのグリルと赤ワインの組み合わせが最高に美味しかったです。
飛行機の機内食の領域を超え、高級ホテルのメイン料理を食べているのと変わらないレベルです。
デザートは、フルーツとヨーグルトです。
ベッドメイク・就寝
お腹も膨れたところで、就寝の時間です。
このまま、映画を見ながら到着までの時間を過ごします。
着替えている間に、ベットメイキングをしてもらいました。
飛行機の中で個室で寝れるのは、最高に贅沢を感じます。
帰ってから息子に写真を見せたら、「飛行機ホテルすげー」って吠えてました(笑)
大阪に到着
ラウンジから飲み続けだったので、あっという間に着陸30分前のアナウンスがあり、目が覚めました。
外を見ると、気持ちの良い青空でした。
目覚めに、おしぼりとオレンジジュースをいただきました。
関空に無事到着し、荷物を受け取って帰宅の便に乗り換えました。
無事、シンガポールの旅も終えることができました。
スイートクラス搭乗のまとめ
今回、大阪-シンガポールの往復でシンガポール航空のスイートクラスをマイルを使って搭乗させていただきました。
現在、日本発着のA380機を使ったファーストクラスは、シンガポール航空のほかに、エミレーツ航空、タイ航空があります。
A380のファースト(スイート)クラスは、まさに「空飛ぶホテル」にふさわしい貴重な体験をさせていただくことができました。
高級な航空券ですが、マイルを貯めればこういった空の旅も無縁なものではなくなり、一生に一度どころか、毎年体験することが可能になります。
こういった体験はたくさんすることは、人生の価値観が変わる体験としてとても貴重で大切なものではないかなと思っています。
マイルは、今の日常にちょっとした工夫をすることによって、貯めることが可能ですので、ぜひ下記の記事も一読いただき、マイルを貯めることに興味を持っていただけると嬉しく思います。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。