ザ・リッツ・カールトン・ミレニア シンガポールに宿泊してきました。
目の前に広がるマリーナベイの風景、マリオットの中でもラグジュアリーブランドのリッツならではのおもてなしなど、夢のような滞在のできるホテルでした。
詳しくブログレビューします!
この記事の信頼性

私の経歴と実績を簡単にご紹介します。
沖縄に移住して9年。
毎朝ビーチに行ってゴロゴロするのが日課です。
2018年から陸マイラーブログを開始し「累計で貯めたマイル数は2,000万マイル以上」になりました。
コスパの良い旅行を追求して、なるべくお金を使わないでリッチな体験をすることが趣味です。
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【宿泊記】ザ・リッツ・カールトン・ミレニア シンガポールをブログレビュー


ザ・リッツ・カールトン・ミレニア シンガポールは、マリーナベイの中心部に位置しています。
シンガポールと言えばの、マーライオンや、マリーナベイサンズへ歩いていける距離にあり、観光の拠点としてとても便利です。
都会の中にあるとは思えない、緑の多いゲートを通って車を進めると、ガラス張りのエントランスが現れます。
チェックインはクラブラウンジ


エントランスで、ドアマンに迎え入れられたあと、名前を伝えると、クラブラウンジへ案内されました。


ラウンジで、座ってゆったりとドリンクをいただきながら、チェックインをすることができました。
クラブフロア宿泊ならではの、特典ですね。
ラウンジアクセス権のあるお部屋への宿泊者は、こちらのブラックのスタイリッシュなカードを渡されます。
リッツカールトン シンガポールのクラブラウンジでは、フードプレゼンテーションと呼ばれる5回の食事をいただくことができます。
すべての時間帯でアルコールを飲むこともできる最高のサービスを受けられます。
クラブラウンジのサービスについては、下記の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。


リッツカールトン シンガポールはプラチナ特典なし、ポイント泊もできない


リッツカールトン シンガポールは、マリオットリワード不参加のホテルです。
宿泊実績にカウントされませんし、エリート特典もありません。
たとえチタンエリートだったとしても、ラウンジアクセスのある部屋を予約しないとクラブラウンジは使うことができません。
エリートステータスを所持している身としては残念です。
しかし、だからこそ特別感のあるクラブラウンジですよね。
ラウンジについても、堪能してきましたので、また別記事でご紹介します。
通常のプラチナエリート特典
マリオットリワードに参加しているホテルでは、以下のような特典を、プラチナエリートの場合受けることができます。
- 客室の無料アップグレード(お部屋の空き状況による)
- レイトチェックアウト16時まで(お部屋の空き状況による)
- クラブラウンジの入室が無料(リッツカールトンは対象外)
- 朝食無料(リッツカールトンは対象外)
- ウェルカムギフト
これらが、プラチナエリートになれば無料で提供いただけるので、旅の満足度を上げることができます。
エリート特典が使えたら…と思うところですが、差別化を図り、より特別感のあるホテルなのだと思います。
ポイント泊はできない


マリオットリワードに参加していないので、ポイント宿泊もできません。
宿泊した際は、マリーナベイビューのクラブアクセス付きのお部屋で、1泊1,366SGDでした。
日本円で、15万円ほどでした。
なかなか高額です。
なかなか手が届かないラグジュアリーホテルでも、貯めたポイントでお得に宿泊できるのが、マリオットの醍醐味でもあるので残念です。
ただ、裏を返せば高額な宿泊料を支払ってでも、また泊まりたいと思えるホテルでないと成り立たないはず。
実際、クラブラウンジでのフードプレゼンテーションをはじめ、様々なサービスを受けホスピタリティの高さを感じるることができました。
リッツカールトン シンガポールの部屋レビュー(クラブ マリーナベイビュー)


・デラックスカラン (キングベッド)51平米
・デラックスカラン (ツインベッド)51平米
・グランドカラン(キングベッド+ソファベッド) 51平米
・デラックスマリーナ(キングベッド) 51平米
・デラックスマリーナ(ツインベッド) 51平米
・グランドマリーナ(キングベッド+ソファベッド)51平米
・デラックススイート(キングベッド)72平米
・プレミアスイート(キングベッド)72平米
・ミレニアスイート(キングベッド)102平米
カランはシンガポールの地区の名前なので、シティービューのお部屋のことです。
マリーナベイサンズを部屋から臨めるのは、マリーナビューのお部屋です。
それぞれの眺望と、ベッドの種類でカテゴリーが分かれており、これに高層階とつくお部屋もあります。
また、ラウンジアクセス付きのお部屋には、クラブデラックスカランのように、クラブが頭につきます。
全室51平米以上という広々とした客室です。
スイート以外は、独立したリビングルームはありませんが、それでも広々としたベッドルームです。
また全室、浴槽、シャワーが独立したバスルームなのもとても嬉しいですね。
今回は、クラブ デラックスマリーナ(ツインベッド)に宿泊しました!
ベットルーム・リビング


部屋に入ると飛び込んでくるのが、マリーナベイが一望できる大きな窓。
そして広いベッドルームです。
スイート以外は、独立したリビングルームはありませんが、ソファーにテーブル、そして窓側にはデスクとワンルームながらもリビングがあるような広さ。
ベッドの足元に、布団を敷いたらもう一人余裕で、寝れそうです笑


寝るだけで金運が上がりそうなベッド。
明るいウッドや、ゴールド系の色味が使われていて、エレガントですがしつこくなく、気分が上がるようなお部屋でした。
それもそのはずで、このホテルはデザインに風水を取り入れているそう。
東南アジアの雰囲気を取り入れつつ、泊まるだけで運気があがるようなお部屋でのステイは、日ごろの疲れが取れそうです。


窓側のソファーに座って、マリーナベイを眺めてゆっくりすることができます。
家具は、とてもシンプルですが上質さが伝わってくるセンスのよいものでした。


広々としたデスクからは、マリーナベイサンズをしっかりと眺めることができます。
デスクには、コンセントプラグがあり、便利でしたが、蓋がついていて使用しないときは隠せるスタイリッシュな仕様でした。
マルチプラグで、日本のコンセントをそのまま差し込んで使うことができました。
仕事も捗りそうな広々サイズですが、こんな素敵な景色が見れるのなら仕事よりも、ゆったりしたいです笑
ミニバー


部屋のドアを開けるとすぐ、ミニバーがありました。
おしゃれな絵画と壺が、スタンドライトに照らされています。


カプセル式のネスプレッソがありました。
ネスプレッソの横にある、パックのドリンクはミルクでした。
スティックタイプや、ポーションのミルクだとカフェオレ派には足りないので、素敵な配慮です。
リッツカールトンのロゴの入ったお水も6本と、最初からたくさん用意されていて嬉しいですね。




引き出しの中には、カップ&ソーサーやコーヒーポーション、ティーバッグなどがありました。
コーヒー&ティーは無料でした。
冷蔵庫の中にはドリンクが入っていましたが、こちらは有料です。
ラウンジに行けば、アルコールもソフトドリンクも楽しめますのでこちらは利用しませんでした。




ほかの引き出しは、シャンパングラス、ワイングラスなどグラス類。
ハサミがセットしてあるのは、珍しいですね。




アイスペールと、ケトルもこちらに収納されていました。
クローゼット


部屋の入り口を入ってすぐ横には、ウォークインタイプのクローゼットがあります。
スーツケースを置いてもまだまだ余裕がある広さです。




中の棚には、暗証番号式のセーフティボックスやアイロンがありました。




バスローブの下あるものは、なにかと思ったら体重計でした。
傘の用意もあり、至れり尽くせりです。




クローゼットの中には、なかなか肉厚なスリッパがありました。
とてもふかふかでした。
一緒にソーイングセットが入っていました。
旅先で、ちょっとボタンが取れかけててもこれで安心!
パッケージには日本語表記もあって、お客様のもしものことを考えて、もしものときにちゃんと見つけられるようになっていて、優しいなと感じました。
日本語対応のスタッフもおり、日本人が泊まるのに安心&快適なホテルでした。
バスルーム・アメニティ


洗面台は、大理石でできていて高級感があります。
水栓、洗面ボウルは1つですが、ひじょうに広いカウンターがあり、ゆったりしています。


ボディークリームや石鹸はフランスの高級フレグランスメゾン「Diptyque(ディプティック)」のものでした。
イチジクの木などからインスプレーションを受けた、このフィロシコスの香りは、リッツカールトンで共通して採用されているものです。
イチジクの葉のグリーン調の香りの爽やかさに、イチジクの果肉のミルキーさも加わったフルーティさも感じられる香りです。
そのほか歯ブラシ、シェービングキット、コーム、コットンセットなど基本的なものが用意されていました。
日本語表記もあってわかりやすいです。
マウスウォッシュもありました。


シャワーブースも、トイレも扉付きです。
仕切りがないケースも多いので、ドア付きで使いやすいです。


レインシャワーと斜め上からのシャワーがあります。
シャワーブース内にも、Diptyqueのバスアメニティがありました。


バスルームには、大きな八角形の窓があり、お風呂からマリーナベイサンズが眺められます。
なんて贅沢なお風呂時間!
八角形の窓は、風水を取り入れていて縁起のよい8を表しているとのこと。


こちらにももちろん、Diptyqueのシャンプー、コンディショナー、ボディソープがありました。
ちなみにシャンプー、コンディショナー、ボディーソープは持ち帰ると有料請求されるそう。
注意書きがありました。
ガラス容器に入っているのは、とても良い香りのバスソルトです。
容器まで素敵で、香りとともにバスタイムの気分を上げてくれます。


トイレは、扉が閉まって使いやすい点は高ポイントでしたが、意外と普通でした。
スイートルーム以上からは、ウォシュレットがつくそう。
どこでもウォシュレットがついているのは、日本くらいなんでしょうね。
部屋からの景色


部屋からは、マリーナベイが一望できます。
あのインフィニティプールで有名なマリーナベイサンズや、その前にある花の形をしたアート・サイエンス・ミュージアムがしっかりと見えます。
マリーナベイサンズの裏には、植物園ガーデンズ・バイ・ザ・ベイが広がっています。
近未来的建築物と、緑とのコントラストが美しいですね。
高層ビル群やまだ工事中のところもあって、経済成長を感じる景色でした。


そして、夜になるとライトアップされてさらに絶景でした。
これがお風呂に入りながらや、ベッドに寝転びながら見れてしまう贅沢さ。
マリーナベイサンズに泊まるのもいいですが、とても美しい建物なので、こうして眺めるのもとてもいいですね。
マリーナベイサンズの前で、毎晩開催されている音楽に合わせた噴水ショーも、お部屋から見えていました。
リッツカールトン シンガポールのプール・フィットネス


プール、ジム、ギフトショップにつながるエリアに入ったところ。
こちらには、ルームキーで開ける扉がついていて、宿泊者しか入れません。
正面に見えるプールの前には、水のカーテンが上から落ちてきていて、楽園かな?と思う美しさ。
プール


プールは6:00~22:00の営業時間。
夜はライトアップされていて大人な雰囲気です。
長方形のシンプルな25mプールなので、泳ぎたい方にも使いやすそうです。
周りが壁と緑に囲まれているので、都会の中にあるのに落ち着いていて、気持ちがよかったです。


プールの周りには、ラウンジチェアやカバナがあり、おしゃれな音楽も流れていてリラックスできます。
タオルはプールサイドで無料で借りることができました。
お水も無料でいただけます。
プールサイドバーもあり、軽食やドリンクを有料ですが、注文すれば楽しむことができます。
子供用の浮き輪の貸し出しもあり、子供も利用できますが、12歳未満は大人同伴での利用が必要です。
フィットネス


ジムは24時間利用することができます。
宿泊者は無料で利用可能です。
宿泊者以外でも、フィットネス会員になると利用することができます。


ジムは広く、マシンのあるフィットネスセンターに加えて、ヨガやストレッチなどもできるスタジオもありました。
お水に加えて、フルーツの用意もありました。




筋力トレーニングマシン、有酸素マシンだけでなく、フリーウェイト、TRXサスペンショントレーニング機器など、が揃っていました。
ロッカー、シャワーもあり、さらにジェットプールとスチームルームまでありかなり充実していました。
リッツカールトン シンガポールのアクセス方法
リッツカールトン シンガポールへは、チャンギ国際空港からMRT(地下鉄)で1時間ほど、車で20分ほどで到着します。
MRTの場合は、チャンギ空港のターミナル2にある駅から乗り、Tanah Merah(タナ・メラ)駅で乗り換え、Promenade(プロムナード)駅で降ります。
プロムナードのA出口から徒歩5分ほどの距離ではありますが、ホテルの入り口までは坂道になっています。
また、地下鉄やバスを利用する際は、喫煙や飲食を持ち込むことは禁止されていて、罰金が取られます。
さらに匂いの強烈なドリアンの持ち込み禁止という規則もあります。
シンガポールならではの規則でおもしろいですが、要注意です。
乗り換えもありますし、GRABなどタクシー利用がよいかと思います。
ただ、チャンギ空港からタクシーに乗車すると空港サーチャージが追加されますので、少し割高になります。
タクシー料金としては、時間帯によって変わりますが、昼間なら空港サーチャージ含めて、30SGD(日本円で3500円)ほどが目安になるかと思います。
まとめ:リッツカールトン シンガポールの宿泊記


リッツカールトン シンガポールに宿泊してきました。
風水を取り入れた客室や、細やかな心配りがきいたアメニティなど宿泊するだけで、運気も気持ちもあがるような素敵なホテルでした。
なんといっても、部屋からの眺めは最高の贅沢で、シンガポールに宿泊するならぜひベイビューのお部屋がおすすめです。
シンガポールの夜景は、経済成長を感じさせられ、見ていてとても元気がでてきました。
マリオットリワードに不参加なのは残念ですが、宿泊者へのサービスは充実していて快適でした。
シンガポールの5つ星ホテルで、観光に加えて極上のホテルステイをしたい方に、とてもオススメのホテルです。
リッツカールトン シンガポールはマリオットボンヴォイ加盟ホテルですので、お得に宿泊するなら「マリオットアメックス」がおすすめというのが定番です。
ただリッツカールトン シンガポールは、マリオットボンヴォイのステータスサービスを受けることができないので、カードを持っていても旨みはありません。


また、マリオットアメックスをマイルを貯める目的で持つという方は意外に多く、マリオットボンヴォイのホテルの宿泊数が年間で数泊程度だと、高額な年会費を得するまで利用できるか微妙なところになります。
マリオットボンヴォイのホテルに宿泊する見込みがないならおすすめしません。
※ホテルに泊まる場合は持った方が良いです。
カードのバランス重視なら、無料宿泊券やプライオリティパスの特典があるアメックスゴールドプリファードに分があります。


マイルを貯めるなら、マイルが貯まるクレジットカードを持つことをおすすめします。
ANAであれば、入会キャンペーンで大量マイルを獲得できます。


JALは、入会キャンペーンがANAほど強烈ではありませんが、セゾンプラチナビジネスアメックスなど日常利用で還元率の高いカードがあります。
付帯特典も多いのでおすすめできます。


JALマイルを目的でカードを持つなら、セゾンプラチナビジネスアメックスは大変お得です。
※初年度年会費無料(年会費22,000円)
※JALマイル還元率1.125%
※コンシェルジュデスク、プライオリティパス付帯
マリオットアメックスを持った方が良いパターンとセゾンプラチナビジネスアメックスの方が良いパターン、はたまた違うカードが良いのかは人それぞれ変わります。
みんなが良いと言うからマリオットアメックスを作るのではなく、年会費が高額なカードですので入会する前に下記の記事も合わせてご一読いただけますと幸いです。
旅行を豊かにする上で、マイルを優先するのか、ホテルを優先するのかで考え方は大きく変わります。
JAL、ANA両方の視点で客観的に解説しています。


最後までお読みいただきありがとうございました。