羽田空港JALファーストクラスラウンジを利用してきましたのでレポートします。
搭乗前からあの希少な山崎12年もいただけて、大人の上質な空間で、JALの最高級サービスを堪能できました。
この記事の信頼性
Seki
『マイルの錬金術師』を運営してますSekiです。
私の経歴と実績を簡単にご紹介します。
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毎朝ビーチに行ってゴロゴロするのが日課です。
2018年から陸マイラーブログを開始し「累計で貯めたマイル数は2,000万マイル以上」になりました。
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羽田空港 国際線のJALファーストクラスラウンジ概要
利用条件
国際線のJALファーストクラスラウンジを利用できる対象者は下記の通りになります。
・JALのファーストクラス利用者とその同行者１名
・JALマイレージバンクのダイヤモンド会員・JGCプレミア会員とその同行者１名
・ワンワールド加盟航空会社のファーストクラス搭乗者
・ワンワールドのエメラルド会員
・JGC Five star会員とその家族
場所
羽田空港国際線ラウンジは、第３ターミナルの出国審査を過ぎてすぐの場所にあります。
112番ゲートの先に、4階のラウンジへの案内があります。
案内の先にはエスカレーターが。
こちらに乗ってラウンジのある4階フロアへ向かいます。
ファーストクラスラウンジの入り口です。
入り口から広々としていて、厳かな雰囲気を放っています。
サクララウンジと並んでいるわけではないので、ご注意ください。
営業時間
営業時間は、6:00～25:55までとなっています。
営業時間が長いので、利用する便に合わせてゆったりとくつろぐことができそうです。
フロアマップ
ファーストクラスラウンジは、4階と5階に分かれています。
4階には、レセプションを抜けると左に「鮨 鶴亭」があります。
右へ進むと、広々としたラウンジスペースがあり、食事が楽しめる「JAL’ｓ Table」、大人の隠れ家的空間の「RED SUITE」があります。
5階には、BARカウンターの「JAL’ｓ SALON」があり、マッサージチェアが利用できる部屋や、多目的利用可能なトイレがあります。
JALファーストクラスラウンジ内の雰囲気・食事メニュー
レセプションの壁面は、左官技能士・挟土秀平氏による「雲上の夜明け」が荘厳に出迎えてくれます。
通路から広くて、絵になるたたずまいです。
右側が電話エリアです。
左側にはクロークがあり、荷物を預けることができます。
JAL’ｓ Tableへは、和を感じさせる美しい廊下を通って向かうので、だんだんと気分があがってきます。
JAL’s Table・ラウンジ
入って手前は広々としたラウンジエリアになっています。
1人掛けのソファーは、背もたれが高くて包まれている感が心地よさそうです。
対面で座れるエリアはまるで応接室のようです。
窓から飛行機が眺められて、室内が見通しがよくて明るいです。
奥側がJAL’sTableのエリアとなっており、食事がとりやすいダイニングが広がっています。
ソファ席もあり、家族での利用にもよさそうです。
コンセプトの違う、様々な利用形態にマッチする席が用意されていました。
食事の注文はスマホアプリですることができます。
アプリで注文して、取りに行くのではなく、スタッフが持ってきてくれます。
テーブルの上のQRコードを読み込むと、アプリ「JAL Lounge+」が開くので、こちらから注文します。
アプリはインストール不要で、すぐ注文することができます。
コーヒーハンター川島良彰氏がプロデュースしたコーヒーや、JALオリジナルのスカイタイムなど、ドリンクにもこだわりが見られます。
アルコール・ドリンクメニュー
シャンパンは、シャンパーニュ シャルル・ピエール・ド・ブリ NV白が用意されていました。
ウィスキーやリキュール類も豊富です。
シャンパン、ワイン、日本酒のラインナップは以下の通りでした。
シャンパン
ピエール・ド・ブリ
白ワイン
マコン・ヴィラージュ・テール・ド・ピエール（フランス）
アンセルミ サン・ヴィンチェンツォ（イタリア）
赤ワイン
シャトー カンボン ボジョレー（フランス）
風のルージュ（日本）
日本酒
飛龍
ビールサーバーは4種類ありました。
キリン、アサヒ、サントリー、サッポロとあるので、好みやその日の気分に合わせて選ぶことができます。
食事・メニュー
豊富なメニューの中から、チョップドサラダ、長崎産天然真鯛のポワレ、NIKUVEGEバーガーを注文。
特に長崎産天然真鯛のポワレは、ヴァンブランソースという白ワインのソースが素材を引き立てており、本格的な味を楽しめました。
NIKUVEGEバーガーは、大豆から作られたパティを使用したハンバーガーということで、ヘルシーでした。
ヴィーガンや、ハラル対応など様々な人の要望に応えられるメニューが揃っていました。
ローストビーフなどのミートプレートや、大正時代から続く老舗「萬福」の中華そば、JAL特製オリジナルビーフカレーなど、お腹をしっかり満たしてくれるメニューも出来立てでいただけます。
「鮨鶴亭」は休業中で残念ながら利用できませんでしたが、JAL’s tableで注文することができました。
この時は、シマアジ、サーモン、太巻きでした。
この寿司がとても美味しくおかわりしたいところを我慢したので、再開されたらぜひまた伺いたいものです。
ビュッフェメニュー
ビュッフェ形式で軽食もいただくことができました。
小さなデニッシュやアンパンなど、小腹の空いているときに軽くいただけます。
ピンチョスなどつまみになるものも選べます。
出発前の軽く一杯のお供によさそうです。
RED SUITE
ラウンジの奥にひっそりとたたずんでいる大人の空間がRED SUITE。
ライブラリールーム、ギャラリールーム、プレイルーム、バールームの４つの空間に分かれています。
バールームではイギリス王室御用達のシャンパンや、「はせがわ酒店」セレクトの日本酒をいただけます。
日本酒は、純米大吟醸 飛龍
ジョセフ・ペリエ・ キュヴェ・ロワイヤル ブリュット
ライブラリールームには、飛行機や旅に関する本やアイテムなどが飾られ、旅の高揚感を高めてくれます。
JALのアーカイブや、旅行鞄や地球儀など、旅に関するアイテムが展示されたギャラリールーム。
旅好きな大人のプライベートルームをイメージしたとのこと。
こんな空間に住めたら素敵ですね。
大人の遊び心が満載のプレイルーム。
壁には世界の航路図が飾られており、旅好きな大人の社交場という雰囲気です。
RED SUITEは、通常のラウンジと違って大人の隠れ家のような空間。
特別感と大人の余裕を感じさせてくれます。
「鮨 鶴亭」は休業中
「鮨 鶴亭」は2023年7月時点では、残念ながら休業中でした。
しかし、寿司はJAL’sTableで食べることができます。
寿司職人が握る本格的な握りずしのネタは週替わりになっています。
寿司の味が絶品でしたので、再開したらぜひまた行きたい！
また7月10日からは、プラントベース寿司も提供されています。
プラントベース寿司とは、こんにゃく粉などで、本物の魚に似せた寿司のことで、味の再現度も高いそう。
ヴィーガンの方や、生魚に抵抗がある外国の方でもこれなら食べられそう。
様々な食文化に対応した、先進的な取り組みが面白いですね。
JALファーストクラスラウンジ「JAL’S SALON」では山崎12年が飲み放題
5階は、バーラウンジ「JAL’ｓ SALON」エリアがあります。
手前はラウンジスペースになっており、飛行機を見ながらゆっくりと過ごすことができます。
大型のソファー席もあるので、家族連れでもまったりできそうです。
マッサージチェアもあるので、全身もみほぐしてもらえます。
JAL’s SALON
食後のお酒やお茶や和菓子なども楽しめる大人な空間が広がっています。
カウンター奥には、今や希少な国産プレミアムウィスキーやクラフトジンが並びます。
落ち着いた雰囲気のカウンター席で、セルフのドリンクを楽しむこともできます。
1席ずつが広く、隣とも間があるのでゆっくりと過ごせそうです。
こちらは、1人ずつ区切られたシートと、対面で使えるシートもあります。
セルフサービスのドリンクコーナーも充実。
お酒が飲めなくても、お茶やコーヒーなどもあるので、食後にまったりと過ごせます。
各種リキュールや梅酒、焼酎なども揃っています。
赤ワイン、白ワイン、シャンパン、日本酒も好きに飲むことができます。
BARカウンター
希少な国産ウイスキーがずらり。
クラフトジンもあります。
私が行った時には、未開封の山崎12年がありました！
とても希少なものなのに、基本は飲み放題。
好きなだけ頼むことができます。
マスターに聞いたところ、山崎12年は在庫が続く限り提供しているそうです。
（価格高騰前に樽で抑えてるから無料提供ができているのだろうとのこと）
JALは国際線の機内販売もそうですが、お酒の仕入れ独自ルートがあるのか希少なお酒の大盤振る舞いが印象的。
このお酒、こんなに飲んでいいの？て酒好きには嬉しい驚きがあります。
ここはANAよりも満足度が高いところです。
未開封の山崎12年を開封していただきます。
一番おいしいやつですよね。
ロックで飲みたいところでしたが、搭乗前に終わっちゃいそうだったので、ハイボールでいただきました。
山崎12年のハイボール、なんて贅沢。
飛行機を眺めながら、最高においしいハイボールでした。
JALファーストクラスラウンジのシャワー
JALファーストクラスラウンジにはシャワー室も完備されています。
シャワーの予約もスマホアプリででき、部屋の準備ができたら通知が来るので手軽に利用できます。
シャワールームの受付のバックには富士山が。
銭湯みたいな、それでいて高級感もある空間演出がにくいですね。
受付後に鍵を受け取り、指定の部屋を利用することができます。
シャワーブースだけではなく、洗面とトイレも完備。
暗めの内装でシックです。
タオル、ドライヤー、歯ブラシセットもシャワー室内に用意されていました。
ホテルのシャワーブースのような、レインシャワーとハンドシャワーがありました。
もちろん水圧もしっかりしていて気持ちがよいです。
アメニティはKOSEのPrediaシリーズでした。
飛行機に乗る前に、シャワーも浴びてさっぱりです。
非常に心地の良い状態で、搭乗を迎えることができました。
まとめ：羽田空港国際線のJALファーストクラスラウンジのレビュー
羽田空港国際線JALファーストクラスラウンジを搭乗前に楽しんできました。
おなかを満たすための食事はもちろんですが、様々な食文化やニーズに対応したメニューが充実していました。
また時間を優雅に過ごすことができる、隠れ家のような空間は遊び心が満載で、大人の余裕を感じさせる世界がありました。
そしてプレミアムウイスキーやイギリス王室御用達のシャンパンなど、上質なものを好きなだけ味わえる豪華さも味わいました。
一流の客を満足させるために、サービスを高めようとするJALのおもてなしの心を感じる洗練されたラウンジでした。
通常のラウンジとは、また違った価値のあるラウンジでしたので、ぜひ人生経験として味わっていただきたい空間でした。
JALのファーストクラスラウンジを利用するには、JALの上級会員になるか、JALのファーストクラスを利用するしかありません。
ファーストクラスの料金は、バンコク線で往復120〜150万円ほど、ヨーロッパや北米の往復になると約300万円と超高額です。
現金で乗るには、ちょっと無理な価格帯になってきますので、ファーストクラスの体験はマイルを貯めて予約されるのとお得に乗ることができます。
JALマイルを貯めるクレジットカードはJALカードが基本ですが、下記のカードも良いので合わせてご覧になっていただけますと幸いです。
JALの上級会員制度についてはこちらご参照ください。
JALカードは30種類以上のカードがあって、選び方が難しいです。
基本的な解説をこちらの記事でしていますのでご参考になれば幸いです。
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JALカードを含めてJALマイルを貯めるカードを総合的に考えたい場合はこちらの記事をご参照ください。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。
