この記事では、JALマイラーさんの為に、JALカードの基本を解説していきます。
JALマイルを貯めるには、ほかのカードとの併用や連携も必要になりますが、JALカードなしでは効率がかなり悪くなります。
ただJALカードは一般カードからプラチナカードまでの種類がかなり多く、一体どれを選んでいいものか正直迷います。
そんな状態ですので、おそらくJALカードをすでに持っている場合でも最初に適当に選んでしまっている可能性すらあり得ます。
この記事では、JALカードで使わなければならない機能を含め、どのカードがおすすめできるのかを徹底解説していきたいと思います。
【第2回】JALカード全種類比較!おすすめの選び方
JALマイレージバンクを使いこなす流れを、全7回に渡ってお伝えしていきます。
一通り読んでいただければ、基礎はマスターできます。
第2回:JALマイルを貯めるクレジットカードの選び方!←今ココ
第6回:JALマイルのお得な使い方
第7回:FLY ON プログラム JALの上級会員のサービスとは?
この記事の信頼性
私の経歴と実績を簡単にご紹介します。
沖縄に移住して9年。
毎朝ビーチに行ってゴロゴロするのが日課です。
2018年から陸マイラーブログを開始し「累計で貯めたマイル数は2,000万マイル以上」になりました。
コスパの良い旅行を追求して、なるべくお金を使わないでリッチな体験をすることが趣味です。
【SNSアカウント】
Instagram:フォロワー約12,000人(@mile.mugen001)
X(Twitter):フォロワー約11,000人(@seki1410)
YouTube:マイルの錬金術師
JALカード比較!陸マイラーにおすすめの選び方
JALカードには、JALカードにしかない特有のメリットがあります。
ここを活かさないと、JALマイルの獲得量はどうしても少なくなってしまいます。
この記事ではすべてのJALカードを比較して、コスパの良い優れたものをご紹介していきます。
カード入会初回、毎年1回目の搭乗時にボーナスマイルがもらえる
JALカードは、入会後の初回JAL便搭乗と毎年初回のJAL便搭乗時にボーナスマイルがもらえます。
普通カード:入会後の初回搭乗時に1,000マイル、、2年目以降の初回搭乗時に1,000マイル
CLUB-Aカード以上:入会後の初回搭乗時に5,000マイル、2年目以降の初回搭乗時に2,000マイル
搭乗する毎にボーナスマイルがもらえる
搭乗毎に、JAL便に搭乗する度にボーナスマイルがもらえます。
普通カード:フライト毎に+10%
CLUB-Aカード以上:フライト毎に+25%
家族でマイルを共有できる
「JALカード家族プログラム」に登録(無料)すれば、家族それぞれのマイルを合算して利用することができ、マイルを使う時に無駄がなくなります。
特典航空券に必要なマイルが割引される
特典航空券のディスカウント設定日に搭乗する場合、JALカードを持っているとJALカード割引を受けることができます。
必要マイル数は下記をご参照ください。
「国内線の特典航空券に必要マイル数」を確認する
割引運賃「先得」の先行予約ができる
割引運賃で搭乗券が買える「先得」ですが、JALカードを持っていると一般販売の2日前から購入が可能になります。
特に割引率が高かったり、繁忙期の人気路線はすぐに売り切れますのでJALカード会員のメリットになります。
特約店でマイルが割増でもらえる
全国約54,000店のJALカード特約店で利用するとマイルが多く貯まります。
イオン、ファミリーマート、マツモトキヨシ、ENEOSなど、日常で利用できるお店がたくさんあります。
特約店に関する詳しい内容は、「JALマイルの貯め方編」で詳細をお伝えします。
e JALパートナーでネット通販がお得
JALマイレージモール「eマイルパートナー」経由でマイルの上乗せがあります。
Amazonなどの利用でも、マイルの還元率が高くなるのは嬉しいところです。
e JALパートナーについても、「JALマイルの貯め方編」で詳細をお伝えします。
WAONと併用でポイントの二重取りができる
イオンはJALカードの特約店なので、普段はJALカードで決済をした方がお得になります。
ただ、イオンには毎月ポイントアップデーがありますので、その日にはWAONと併用することによって、大量のマイル獲得につながります。
WAONの詳細は、「JMB WAONの攻略編」で詳細をお伝えします。
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※CLUB-A、CLUB-Aゴールド、プラチナカードはページ下部にお申し込みフォームがあります。
JALカードの種類を比較
カードブランドが豊富
JALカードは5大国際ブランド(VISA、Master、JCB、アメックス、ダイナース)だけでなく、独自の提携カードがあり種類が多いのが特徴です。
まずはカードの色別に種類をご紹介していきます。
カードは全部覚えなくて大丈夫です。
こんなにたくさんの種類があるってことを認識してもらえればOKです。
普通カード
- JAL Masterカード
- JAL VISAカード
- JAL JCBカード
- JAL JCBカード ディズニーデザイン
- JALカードSuica
- JALカード TOKYU POINT ClubQ DC VISA
- JALカード TOKYU POINT ClubQ DC Master
- JALカード OPクレジット
- JAL アメックスカード
CLUB-Aカード
- JAL Master CLUB-Aカード
- JAL VISA CLUB-Aカード
- JAL JCB CLUB-Aカード
- JAL JCB CLUB-Aカード ディズニーデザイン
- JAL CLUB-AカードSuica
- JAL CLUB-Aカード TOKYU POINT ClubQ DC VISA
- JAL CLUB-Aカード TOKYU POINT ClubQ DC Master
- JAL CLUB-Aカード OPクレジット
CLUB-Aゴールドカード
- JAL Master CLUB-Aゴールドカード
- JAL VISA CLUB-Aゴールドカード
- JAL JCB CLUB-Aゴールドカード
- JAL JCB CLUB-Aゴールドカード ディズニーデザイン
- JAL CLUB-AゴールドカードSuica
- JAL CLUB-Aゴールドカード TOKYU POINT ClubQ DC VISA
- JAL CLUB-Aゴールドカード TOKYU POINT ClubQ DC Master
- JAL CLUB-Aゴールドカード OPクレジット
- JAL ダイナースカード
- JAL アメックス CLUB-Aゴールドカード
プラチナカード
- JAL JCBプラチナカード
- JAL JCBプラチナカード ディズニーデザイン
- JAL アメックスプラチナカード
とJALカードは全部で30種類のカードが存在しており、ANAカードは23種類(法人向け、海外居住者向け除く)なので、選択肢が多いと言えば聞こえはいいですが、普通に選べないです。
※ANAカードは23種類のうち、半数以上の14種類は普通カードで、選び方はシンプル
JALカードを選ぶ時に注意したい2つの機能の搭載を比較
JALカードを選ぶ際に注意したい2つの機能があります。
①WAONのオートチャージでマイルが付与されるか?
②交通系(Suica、PASMO)のオートチャージでマイルの付与がされるか?
WAONのオートチャージ機能
JMB WAONは、JALマイレージバンク加入時に発行することができるWAON搭載型のJALの会員証になります。
WAONはイオングループ等で使うことができる、電子マネーのことを指します。
JALカードでWAONのオートチャージ機能を使うことによってポイントの二重取りができます。
①WAONオートチャージをJALカードで決済すると100円=1マイル貯まる
※ショッピングマイル・プレミアム加入の場合
②JMB WAONの利用200円=1マイルが貯まる
①②合わせて、200円=3マイルを貯めることができます。
イオンのキャンペーン日を上手に利用する
イオンには、月に数回のキャンペーン日があり、その日をうまく活用するとマイルを効率よく貯めることができます。
ありが10デーでマイル還元率5倍
毎月10日の「ありが10デー」はJMB WAON払いでマイルが5倍貯まります。
100円あたり2.5マイル、WAONのオートチャージの1%と合わせると3.5%になります。
200円=7マイルということになります。
お客さまわくわくデーはマイル還元2倍
毎月5・15・25日の「お客さまわくわくデー」でJMB WAON払いでマイル還元2倍になります。
オートチャージ分と合わせて200円=4マイル(還元率2%)にすることができます。
JALマイルとイオンの利用は切っても切れない関係になります。
また、イオンを利用しない場合でも、ファミリーマート、マクドナルド、吉野家、ビックカメラなどでもWAONが使えますので、JMB WAONの活用はとても大切になります。
WAONオートチャージでマイルが貯まるJALカードは?
WAONのオートチャージでJALマイルが貯まらないカードがありますので、申し込み時に注意が必要になります。
WAON提携店はイオンだけではありませんので、WAONオートチャージでJALマイルの貯まるカードを選ぶことをオススメします。
SuicaやPASMOの交通系のオートチャージ機能
Suica、PASMOへのオートチャージでJALマイルが貯まるカードは下記の通りです。
後述するショッピングマイル・プレミアムを付帯した場合、
JALカードOPクレジット→PASMOチャージで100円=1マイル(還元率1%)
JALカードSuica→Suicaチャージで100円=1マイル(還元率1%)
が得られます。
ただ、JALカードSuicaとOPクレジットは、WAONオートチャージでJALマイルが貯まらないので、選択肢から外した方が無難です。
WAONよりも、定期券購入などでSuicaの利用金額が大きい場合は「JALカードSuica」、PASMOの利用金額が大きい場合は「JALカードOPクレジット」も選択肢としてはアリです。
JALカードTOKYU POINT ClubQはPASMOチャージで東急ポイントが200円=1ポイント貯まります。(JALマイルへの交換は、400円で1マイル。還元率は0.25%)
この2つを満たしてくれるカードブランドは?
「WAONオートチャージ」と「交通系へのオートチャージ」でのマイル付与両方を満たしてくれるカードは「JALカードTOKYU POINT ClubQ」のみになります。
なので、オススメの筆頭は
「JALカードTOKYU POINT ClubQ」になります。
交通系のマイル還元は、よほどの理由がない限りは優先せず、WAONでのマイル還元を優先する方がJALマイルには有利になります。
JALカードTOKYU POINT ClubQのPASMOチャージで得られるマイル還元は、上記の通り0.25%なのでおまけ程度にしかなりません。
※PASMO対象エリアでない場合は、通常のJALカードを選択ください。WAONチャージが最優先です。
交通系のマイル還元は、特に理由がない限りは選択肢から外し、WAONでのマイル還元を得られる方がJALマイルには有利になります。
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※CLUB-A、CLUB-Aゴールド、プラチナカードはページ下部にお申し込みフォームがあります。
JALカードに加入するなら付けておきたいオプション
JALカードを作る上でつけておきたいオプションをご紹介します。
ショッピングマイル・プレミアム
JALカード(普通カード、CLUB-Aカード)の基本マイル還元率は200円=1マイルなので0.5%となっています。
ですが、この「ショッピングマイル・プレミアム」というオプションに加入をすると、マイル還元率が100円=1マイルで1%と2倍になります。
年会費4,950円が別途かかりますが、マイル還元率が2倍になるのは非常に大きいので、JALカードの必須オプションになります。
※ゴールドカード、プラチナカードは自動付帯なので加入する必要なし
ツアープレミアム(TOKYUカード、イオンJMBなど提携カードは対象外)
ツアープレミアムは、JAL便に年に1回でも乗るなら付けておきたいオプションです。
年会費2,000円+税ですが、搭乗時のフライトマイルが100%もらえるのがメリットになります。
JAL便は、ツアーなどの「割引運賃は50%」、「国内線の割引運賃は75%」、「国際線のエコノミーは50%」など、飛行距離に区間マイルのレートがかけられるので、フライトマイルが思いのほか貯まりません。
ツアープレミアムを付けておくと、割引運賃の航空券であっても、フライトマイルが100%もらえるようになりますので、JAL便に年1回でも乗る場合は付けておくことをオススメします。
例えば、パリに割引運賃のエコノミークラスで行った場合にもらえるマイル数は、
6,194マイル(飛行距離)×50%(積算率)×2回(往復の搭乗)=6,194マイル
となります。
ツアープレミアムに加入をしていると、
6,194マイル(飛行距離)×100%(積算率)×2回(往復の搭乗)=12,388マイル
なので、圧倒的にマイルの貯まり方が変わってきます。
ツアープレミアムは、すべてのカードでオプションとなっていますのでご注意ください。
※TOKYU CARD CLUBQカード、イオンJMBカードなどの提携カードは対象外でお申し込みできません
JALカードのスペックを比較
普通カード、CLUB-Aカード、ゴールドカード、プラチナカードの比較
各カードの色ごとに、特徴の比較を下表にまとめてみました。
↓スマホは横スクロールできます。
仕様・特典 | 普通カード | CLUB-Aカード | ゴールドカード | CLUB-Aプラチナカード |
年会費 | 2,200円 ※1,※2 | 11,000円 | 17,600円 ※3 | 34,100円 |
家族カード 年会費 | 1,100円 ※2 | 3,850円 | 8,800円 ※4 | 17,050円 |
入会搭乗ボーナス | 1,000マイル | 5,000マイル | 5,000マイル | 5,000マイル |
毎年初回搭乗ボーナス | 1,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル |
フライトボーナス | +10% | +25% | +25% | +25% |
ショッピングマイル プレミアム | 4,950円 | 4,950円 | 無料 | 無料 |
ツアープレミアム | 2,200円 | 2,200円 | 2,200円 | 2,200円 |
海外旅行保険 | 最高1,000〜 3,000万円 | 最高5,000万円 | 最高5,000万円〜 1億円 | 最高1億円 |
アドオンマイル | なし | なし | なし※5 | 100円=2マイル |
空港ラウンジ | なし※6 | なし | あり | あり |
プライオリティパス | なし | なし | なし | あり |
ビジネスクラス チェックインカウンター利用 | なし | あり | あり | あり |
空港免税店割引 | 5% | 10% | 10% | 10% |
JALオリジナル カレンダーお届け | なし | あり | あり | あり |
会員誌「アゴラ」お届け | なし | あり | あり | あり |
※:年会費は税込
※1:アメックス以外は初年度年会費無料
※2:JALアメックスの本会員は6,600円、家族カードは2,750円
※3:JALカードSuica、JALアメックスは20,900円、JALダイナースは30,800円
※4:JALダイナースの家族会員は9,900円
※5:アドオンマイルは、JALの航空券や機内販売での利用でもらえるボーナスマイル。JALアメックスゴールドのみ、100円=1マイル付与
※6:JALアメックスのみ空港ラウンジサービス付帯
JALマイルを貯める為に作っておくべきカードの選び方
JALカードの選び方は2種類から選んでおくと間違いはないです。
とりあえず試してみるなら普通カードで良い
とりあえず、コスト重視であれば、普通カードの「JALカードTOKYU POINT ClubQ」を選んでおけば良いと思います。
絶対に付けておきたいオプションは「ショッピングマイル・プレミアム」です。
維持費用は、年会費2,200円+ショッピングマイル・プレミアム4,950円で合計7,150円です。
※普通カードは、初年度年会費2,200円は無料
ショッピングマイル・プレミアムを付けないのであれば、JALカードを作る意味はまったくありません。
年1回以上JAL便に乗る、またはJGCを目指すならCLUB-Aカード
年に1度でもJAL便に乗るのであれば、「JAL CLUB-Aカード TOKYU POINT ClubQ」がオススメです。
※ツアープレミアムをつける場合は、通常のJALカードを選択ください。(TOKYUカードは対象外です。)
理由は、入会後最初の搭乗ボーナスマイルが5,000マイル、毎年更新毎に搭乗マイル2,000マイルがもらえること。(ゴールドとプラチナも同じマイル還元量)
さらに、フライトボーナスも+25%のマイルが付与されます。(フライトボーナスも、ゴールドとプラチナは同じマイル還元量)
CLUB-Aカードを作る場合は、「ショッピングマイル・プレミアム」は必須オプションになります。
維持費用は、年会費11,000円+ショッピングマイル・プレミアム4,950円で合計15,950円です。
オプション付きでゴールドカードよりも年会費が安く、ボーナスマイル等に差がない為、CLUB-Aカードのオプション付きが最もコスパがよいカードとなっています。
(JAL便購入の超ヘビーユーザーは、アドオンマイルがもらえるプラチナカードをオススメします。)
また、JALの上級会員制度であるJGC(JALグローバルクラブ)を今後目指していく場合も、CLUB-AカードにJGCを付帯させることができるので、スペック的に十分満たすことができます。
JGCにした場合、CLUB-Aカードにしておくと家族カードの年会費が安い点も留意しておいた方がよいでしょう。
事業決済・税金払いをするならJALダイナース
法人・個人での事業用途で利用する場合は、JALダイナースのビジネスアカウントカードが唯一事業用途で利用することができるJALカードになります。
そういった点から、仕入れや広告費などの事業決済で利用したい場合にはJALダイナースを選ぶ利点があります。
※ダイナースはWAONチャージのポイント対象外なので、一般ユーザーにはあまりオススメではありません。
また、最近はクレジットカードでの税金の支払いでのポイント還元の改悪をしているカードが多く、マイル還元で考えた場合に税金の支払いで1%の還元を得られるカードはかなり限られています。
JALダイナースは、税金払いでも1%のJALマイル還元を得られるカードなので、高額な税金払いのある方にもとてもオススメできます。
※税金払いの仕様変更は各社進んでいますので、今後JALダイナースが改悪する可能性もある点はご留意ください。
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※CLUB-A、CLUB-Aゴールド、プラチナカードはページ下部にお申し込みフォームがあります。
※ダイナースはCLUB-Aゴールドの中にあります。
JALマイルを貯めるなら2枚のカードを持つ
JALマイルを貯める場合、もう1枚還元率の良いカードを持っておきたいです。
理由は、JALカードは普段使いでの還元率を1%以上にすることが難しいからです。
①マリオットボンヴォイアメックスを考える
もう1枚持つことを検討したいカードとして、「マリオットボンヴォイアメックスプレミアム」が挙げられます。
マリオットアメックスはJALマイルの還元率を最大1.25%にすることができ、現存するJALマイルを貯めるカードとしては最高還元率になります。
JALカードとの併用に関しては、JALカードで航空券、特約店、イオン系の店舗でボーナスを含んだ還元を得て、JALカードではボーナスのない店舗での決済でマリオットアメックスを使うのが最も効率的になります。
またマリオットアメックスで貯めたポイントは、マイルに交換しないでカードの決済がある限りポイントの失効がありませんので、実質JALマイルの有効期限を無期限にすることができます(JALマイルの有効期限は3年、JALカードはマイルへ毎月自動移行)
マリオットアメックスは年会費49,500円と高額なカードになりますが、2年目以降マリオットグループのホテルの無料宿泊券をもらうことができます。(年150万円以上の決済をした場合に適用)
この宿泊券は1泊4万円前後の価値があるため、年会費の大部分を回収することができます。
※回収はできますが、お得かどうかは別です。
あくまで、ホテルサービスに特化したカードだということを忘れてはなりません。
マリオットアメックスの詳細については、「マリオットアメックスの詳細を解説」をご参照ください。
セゾンプラチナビジネスアメックスを考える
多くのブロガーさん、インフルエンサーさんは、上述の通りにJALマイル還元率1.25%にできる「マリオットアメックス」を推奨していますが、マイルを貯める為だけに持つには年会費が高額すぎて、私個人としては到底おすすめできるようなカードではないと思っています。
※マリオットアメックスプレミアムの年会費は49,500円
※マリオットボンヴォイのホテル利用を考えているなら検討してもOK
私がオススメしたいのは「セゾンプラチナビジネスアメックス」になります。
※ビジネスカードですが、会社員の方でも入会可能です
年会費22,000円(初年度無料)でJALマイル還元率は1.125%になります。
※JALマイル1.125%はセゾンマイルクラブ加入時
↓単純にマイルを貯めるだけなら、これが最強です。
セゾンアメックスは、プライオリティパス付帯、コンシェルジュサービス付帯など、JALマイラーにとって最強のコスパカードになりますので、JALカードの年会費を抑えてセゾンプラチナビジネスアメックスの併用がサービス内容も充実して最も最良の選択と考えています。
セゾンプラチナビジネスアメックスに付帯されているプライオリティパスは、最上級のプレステージ会員(年会費$469、約65,000円)が無料で利用できます。
↓香港国際空港の「PLAZA PREMIUM LOUNGE」を事例でご紹介します。
こちらのラウンジは、ANAのビジネスクラス利用者指定ラウンジになっていますが、プライオリティパスでも利用することができます。
もちろん、LCCやエコノミークラスの利用でもOKです。
出発階の吹き抜けに当たる部分に面しているので、とても明るく窓から飛行機を見ながらくつろぐことができます。
フードメニューはなかなか充実しており、パスタやポテト、ご飯物など炭水化物系のホットミールもありました。
アルコールも飲み放題になっており、ビール、ワイン、スパークリングワイン、各種カクテルなど、カウンターで注文すれば用意してもらえます。
ヌードルバーがあり、Fish ball Noodle(魚蛋麵)をいただけます。
ラウンジによっては、シャワールームや仮眠室があることもあります。
国際空港では複数のラウンジが利用できるので、わざと色々なラウンジ巡りをしてみるのも空港の楽しみ方のひとつです。
※ラウンジをはしごしても、プライオリティパスなら利用料金は無料です。
カードの詳しい内容は下記の記事にまとめていますので、ご興味がございましたら合わせてご確認いただけたら幸いです。
同じようなカードで「セゾンアメックスプラチナ」もありますが、中身の違いについてはこちらご参照ください。
コスパ観点からセゾンプラチナビジネスアメックスの方がお得ですが、細かい点が気になる場合の確認に見ていただけたらと思います。
マリオットアメックス・セゾンアメックスだけではダメな理由(JALカードは1枚欲しい)
JALマイルを貯める場合マリオットアメックス、もしくセゾンアメックスだけではダメです。
理由は、JAL便に搭乗した際のボーナスマイルがもらえない、特約店でのボーナスマイルがもらえない、JGCを取得した際に付帯できないなどが挙げられます。
※JALの上級会員を目指すならJALカードは必須です。
JALマイルは、ANAマイルの様に多彩な貯め方ができない為、JALカードを利用した特約店のマイル還元と、マリオットアメックスやセゾンアメックスの高還元をうまく絡めていく必要があります。
JALカードを持たなくてもOKなケースは、
この2点が重なった場合に限ると思います。
年会費無料でJALマイルを貯めたい場合
どうしてもクレジットカードに年会費を払いたくない!
効率を求めるよりも、年会費無料で貯めたいって場合は、イオンJMBカードで貯めることをオススメします。
ただ、年会費無料なだけあって、マイル還元率は0.5%、イオン系カードなのにWAONのオートチャージでマイルを貯めることもできませんので、JALマイラー的にオススメできる点はあまりありません。
還元率が低くても永久無料で!という考えでよければイオンJMBカードでもいいのかなぁというところです。
「イオンJMBカードのキャンペーン!年会費無料でJALマイルを貯められるカード」
まとめ:JALカードを比較しておすすめ選び方
まとめると、JALカードは「TOKYU POINT ClubQ」がオススメです。
理由は、WAONとPASMOのオートチャージで唯一両方ポイントを貯められるカードだからです。
普通カードにするか、CLUB-Aカードにするかは、JAL便に年に1回以上乗るか乗らないかが判断基準になります。
絶対に付けておくべきオプションは、「ショッピングマイル・プレミアム」です。
これを付けないなら、JALカードは作らない方が良いくらいです。
JALカードの使う場面は、航空券の購入、特約店での利用がメインです。
それ以外の店舗では、基本マリオットアメックス(またはセゾンプラチナビジネスアメックス)で決済をするのが最もJALマイル還元の効率が良いクレジットカードの持ち方になります。
結論のオススメパターンは4つです。
①JALマイルをお試しで貯めてみる
→JALカード TOKYU POINT ClubQ DC(VISA)
※PASMOがないエリアは通常のJALカードでOKです
②年1回以上JAL便に乗る、またはJALの上級会員(JGC)を目指す
→JAL CLUB-Aカード TOKYU POINT ClubQ DC(VISA)
※PASMOがないエリアは、通常のJALカードでOKです。
※ツアープレミアムを付帯したい場合も、通常のJALカードを選択ください(TOKYU対象外)
③事業決済・税金払いで使いたい(法人・個人事業主向け)
→事業用途での利用ならJALダイナースカードに入会し、ビジネスアカウントカードを発行ください。
※税金払いで1%還元
※Life Status ポイントを事業決済で貯められる
④JALマイルを一番効率よく貯めるベストな組み合わせは2枚持ち
→JAL CLUB-Aカード TOKYU POINT ClubQ DC(VISA)
※JAL便に全く乗らないなら普通カード、乗るならCLUB-Aカードが良い
※PASMOがないエリアは、通常のJALカードでOKです。
※ツアープレミアムを付帯したい場合も、通常のJALカードを選択ください(TOKYU対象外)
→マリオットアメックス(JALカードではないが、JALマイルの還元率最大1.25%)
※年会費が高いのでオススメ度は低い
→セゾンプラチナビジネスアメックスがおすすめ(年会費初年度無料、マイル還元率1.125%)
⑤飛行機に乗らないで、クレカの決済メインでマイルを貯める
→セゾンプラチナビジネスアメックスだけ持っておけばOK
年会費初年度無料、マイル還元率1.125%、カードの付帯特典多数
普通に考えたら③が最も良いですが、維持費や旅行の使い方を考慮して最終的にはご選択ください。
※セゾンは初年度無料なので、とりあえず試しで持ってみても良いかも!
以上がJALマイルを貯める為のクレジットカードのオススメな選び方になります。
↓JALカードのお申し込みはこちら
※CLUB-A、CLUB-Aゴールド、プラチナカードはページ下部にお申し込みフォームがあります。
※ダイナースはCLUB-Aゴールドの中にあります。
JALカード1枚とマイル還元、付帯サービスの補強に「セゾンプラチナビジネスアメックス」があれば完璧です。
次の記事では、「JALマイルの基本的な貯め方」について解説していきます。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。
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