上手な記事構成の作り方を知りたい!
ブログ記事の構成がうまくできずに、上手な文章が書けずに困っているあなたへ!
この記事を読んでもらえると、こんなことがわかります。
・読みやすい(読まれる)ブログ記事構成の作り方
・伝わりやすい文章構成のテンプレート
・記事構成作成時の注意事項
この記事の信頼性
私の経歴と実績を簡単にご紹介します。
沖縄に移住して9年。
毎朝ビーチに行ってゴロゴロするのが日課です。
2018年から陸マイラーブログを開始し「累計で貯めたマイル数は2,000万マイル以上」になりました。
コスパの良い旅行を追求して、なるべくお金を使わないでリッチな体験をすることが趣味です。
【SNSアカウント】
Instagram:フォロワー約12,000人(@mile.mugen001)
X(Twitter):フォロワー約11,000人(@seki1410)
YouTube:マイルの錬金術師
実際に、私も記事構成をしっかり考えて書くようになってからブログのアクセスが伸びて、1記事で10万アクセスをもらえるようになりました。
この記事に書いてあることを実践してもらえると、あなたのブログの内容は180°ひっくり返ったくらい読みやすく、わかりやすいブログに変身することと思います。
初心者でもわかりやすく解説してますので、続きを読んでもらえますと幸いです。
ブログで記事構成を作る5つの手順
ブログの記事構成は、一言で言えば記事の「設計図」です。
家を作ることを想像してください。
あなたの家を作る大工さんが、設計図なしに作っていたらどうでしょう?
・・・
・・・
ヤバくないですか?
ブログの記事構成 = 設計図ですので、それくらい大切なものになります。
具体的にブログの記事を作っていく順番は下記の5ステップです。
1. 記事のキーワードを決める
2. 読者の悩みを考える
3. ライバルをリサーチする
4. 目次を作る
5. 本文を書く
ひとつずつ解説していきたいと思います。
記事のキーワードを決める
まず最初に、どんな題材の記事を書くか「キーワード」を決めてください。
キーワードを決める前に「○○の記事を書こうかなぁ」で始めてしまうと、それは世の中にニーズがあるのかわからず、思い込みではじめてしまうことになります。
あなたの想像と、世の中のニーズはイコールではありません。
なので、最初に書く記事のキーワードを調べるところから始めてください。
無料で使える「関連キーワード取得ツール」がおすすめです。
こんな感じで五十音順にすべて表示されます。
キーワードの決め方をご存知でなかったら、下記の記事をご参考にしてみてください。
読者の悩みを考える
次にやることは、決めたキーワードに対する読者の悩みを考えることです。
キーワード決定の段階でもある程度考えながらやる必要はありますが、キーワード決定後はさらに深く考える必要があります。
読者のニーズとズレてしまうと、どんな良記事でも読まれませんので、ここはじっくり時間をかけたいところです。
読者のニーズは、顕在ニーズと潜在ニーズの2つにわかれます。
・顕在ニーズとは、読者が自分で自覚しているニーズ
・潜在ニーズとは、読者が自分で自覚できていないニーズ
ちょっと例を挙げてみると、「英語が話せるようになりたい」という人がいたとします。
顕在ニーズは、「英語が話せるようになる」です。
当然、目的があると思うので、「会社で出世する為」とか「海外旅行で困りたくない」みたいな自覚している顕在ニーズはあると思います。
しかし、「英語が話せるようになる」には、自分の自覚していない潜在ニーズも必ず存在しています。
「道端で外国人に○○への行き方を聞かれて答えてあげたい」とか「海外旅行中に知り合った外国人の異性とデートしたい」みたいな。
結婚したい独身の方だったら、もしかしたら英語が話せるようになったことがきっかけで国際結婚するかもしれません。
ざっくりでも良いので、考えてみてください。
ライバルをリサーチする
読者の悩みを知ることと同じくらい大切なのが、ライバルのリサーチです。
実際に記事を書くキーワードをGoogleで検索してみてください。
先ほどの「英語が話せるようになる」を検索してみました。
ここで出てきた上位の記事というのは、正確な情報をわかりやすく伝えているものがほとんどを占めていると思います。
実際に、あなたがそのキーワードで上位を狙うなら、それらの記事と戦わなければならないのです。
なので、上位に表示されている記事に書かれていることはなにか?
実際に読んでみてください。
3記事も読むと、共通している部分があることに気づくと思います。
それは、そのキーワードに対して重要な項目になります。
ということは、共通した部分はあなたの記事にもその説明がないと上位表示は難しいということになります。
また、5記事から10記事読むと、視点の違う解説や、あなた自身も知らなかったようなことに出会います。
同じキーワードでも、10記事読むと10通りの解説がありますが、それは記事ごとにすべて想定された読者が違うから解説内容が違うのです。
これは、あなたが記事を書く上での血肉となりますので覚えておいてください。
目次を作る
キーワードの決定、読者の悩みの想定、ライバルリサーチが終わったら、実際に記事の執筆準備に入ります。
まず最初にやることは「もくじ」を作ることです。
まっさらなブログのエディタを睨んでも、なにを書いたらいいのかまったく進みませんので、最初に目次を作成してください。
WordPressのエディタでいえば、「段落」のところにある「見出し」というものを作っていきます。
記事の執筆には、見出し2〜4くらいを使うようにしてください。
・見出し2:大見出し
・見出し3:中見出し
・見出し4:小見出し
というような階層で設置していきます。
見出し3や4は、書くことがなければ設定しなくて大丈夫です。
目次の例をひとつ作ってみます。
題材は当サイトにある記事の方が解説しやすいので、「副業禁止 抜け道」でいきます。
想定した読者の悩み
今のうちに副業をしたいんだけど、会社が副業を禁止しているのでバレるのが恐い。
でも、将来が不安だし会社にバレないで副業ができる方法ってないのかな?
そもそも、副業が会社にバレるのってどういう時なんだろ?税金を払う時かな??
なんか、いい方法ないかなー…
読者の悩みから作った目次
・会社は社員の都合なんて考えてくれないので、バレない対策をして副業しよう
・副業がバレない為の7つの対策(主張→理由→事例をそれぞれ解説)
・副業がバレたらどうする
これは、伝えたいことを抜粋した目次になります。
実際は、この見出しに肉付けをして中見出し、小見出しを設定しています。
角度を変えて作った目次(例2)
もう少し的を絞って、こんな書き方でも良いと思います。
・副業がバレる時は、納税をする時
・実際に納税した時の確定申告書と給与明細を見せて解説(※必要外の部分はモザイクでOK)
・副業で得た所得を普通徴収に切り替えておけば納税でバレない
副業所得が年間20万円以上になると、所得税を払う義務が出てきます。
その為、給与明細から引かれている所得税が高くなると会社にバレるのでは?
を想定した説明例になります。
この書き方は実体験ベースにしているので、こういう事例は書きやすいと思います。
本文を書く
ここまでくると、「キーワード」、「読者の悩み」、「目次」と記事を書く為の材料がすべて出揃った状態になります。
あとは目次に沿って記事を書いていけばOKです。
しかし、文章で相手に理解してもらうには論理的な文章を書かないと中々相手に伝わりません。
なので、論理的に伝わりやすい記事の書き方のテンプレートをお教えします。
ほとんどのケースはこの4つを盛り込めば説明が成り立つと思います。
・主張を言う
・理由を解説する
・事例(根拠)を解説する
・まとめる
基本的に私はこの流れに沿って書くようにしています。
例題目次をテンプレートに当てはめる
実際に、例題の目次をこのテンプレに当てはめてみます。
読者の悩み
今のうちに副業をしたいんだけど、会社が副業を禁止しているのでバレるのが恐い。
でも、将来が不安だし会社にバレないで副業ができる方法ってないのかな?
そもそも、副業が会社にバレるのってどういう時なんだろ?税金を払う時かな??
なんか、いい方法ないかなー…
読者の悩みから作った目次
・会社は社員の都合なんて考えてくれないので、バレない対策をして副業しよう
・副業がバレない為の7つの対策
・副業がバレたらどうする
「会社は社員の都合なんて考えてくれないので、バレない対策をして副業しよう」
・主張を言う
→倒産やリストラは会社の都合でいつでもするから、できるうちに副業をしよう
・理由を解説する
→リーマンショックのような不測の不景気はいつ起こるかわからない
・事例(根拠)を解説する
→実際に私はなんの前触れもなくリストラされ、副収入もなくて困った
・まとめる
→倒産やリストラは何の前触れもなくので、できるうちに手を打とう
「副業がバレない為の7つの対策」
※今回は7つのうちの1つを例に解説します。
・主張を言う
→就業規則をよく理解する
・理由を解説する
→曖昧な表現のものが多いが、副業解禁の流れもあり認められていることもある
・事例(根拠)を解説する
→曖昧な表現であっても、就業規則に法的拘束力はないので大丈夫。NGの場合はバレない手段を考える。
・まとめる
→就業規則を理解することで自分の動き方がわかる
「副業がバレたらどうする」
主張を言う
→7つのパターン以外でバレるケースは、生活が派手になってバレるくらい
理由を解説する
→私自身、7つのパターンの1つでバレている
事例(根拠)を解説する
→自分の油断が原因。もうちょっと気をつけていれば完全にバレなかった
まとめる
→バレるハードルはかなり低い。生活が派手になってバレるくらい稼げていればいつ辞めても大丈夫
基本的には、こんな感じでテンプレートに当てはめて書いてます。
この記事は私の実体験が多く含まれているので、理由に対する説明が体験に基づいた事例になっています。
体験を伝える以外にも、統計データなどを引用して根拠を示すという書き方もあります。
この辺は、記事の内容やあなたの経験値によっても変わってきますので、その都度ご検討してもらえればと思います。
記事の構成を作るときのアドバイス
記事構成を作る上での注意事項をいくつか解説しておきます。
① 読者のニーズをしっかり汲み取る
読者のニーズを考える部分の解説で、顕在ニーズと潜在ニーズがあることを解説しました。
ただ、「読者の悩みを知れ」と言われても、そこを深読みできるようになるにはそれなりの慣れが必要になるので、考えてもわからないかもしれません。
そう言う時の対処法を解説します。
方法1:ペルソナ設定をする
ペルソナとは、マーケティング用語になるのですが、「商品・サービスを利用する顧客の中で最も重要な人物モデル」のことを言います。
今回は、あなたのブログを読む「理想の読者」がペルソナになります。
「理想の読者」なんて言われてもわかんない…
って思うと思いますので、ここで設定するのは「過去の自分」にしてください。
これから書こうとすることを知らなかった頃の自分です。
「英語が話せるようになる」の記事を書こうとした場合、
あなたは今英語が話せるようになっていたとしたら、英語が話せなかった過去の自分の悩みは自分が一番よくわかっているはずです。
過去の自分に必要な情報はなんだったのか?
そこがペルソナとしての設定条件になると思います。
方法2:Yahoo!知恵袋をリサーチしてみる
Yahoo!知恵袋は無料のネタの宝庫です。
色々な人が「疑問」をぶつけては、詳しい人が適切な回答をしてくれています。
「疑問」が直接投げかけられているということは、これはすべて読者の悩みです。
「○○の悩みってなんだろう?」と思ったら、Yahoo!知恵袋を覗いてみてください。
「英語が話せるようになる」で検索してみました。
多くの人が、英語が話せるようになりたくて勉強法やコツを知りたいと書き込んでいます。
② 自分の話はいらない
ブログ記事において、基本的に自分の話はいらないです。
読者が知りたいのは、あなたの話ではなく、悩みを解決することです。
日記のブログならいいですが、一応当サイトはアフィリエイトや集客したい人向けに書いていますので、こういう目的があるなら自分の話はタブーです。
はっきり言って、デートで自分の話ばかりして嫌われるタイプです(笑)
唯一、自分の話をしていいのは事例を解説するときです。
事例は体験や実績をベースに根拠を提示するときに非常に有効です。
それ以外は、害でしかないのでご注意ください。
感じたことは根拠にならない
たまに、根拠として自分の考えていること、感じていることを挙げている記事を見かけますが、自分の考えは根拠ではありません。
それは、根拠ではなく、感想です。
根拠として扱えるのは、自分ベースなら、経験、体験、実績など。
(ブログ的にはこれで十分信頼性を確保できます)
あとは、統計的なデータや科学的に証明されているものです。
(一般的には、データがないと根拠とは呼べません)
③ 1見出し1メッセージに気をつける
1つの見出しにあれもこれも書いてしまうこともダメです。
なにを言っているのかわからなくなってしまいます。
1つの見出しに書いていい話題は1つです。
1つのことに対し、結論を導くように書くようにしてください。
話が膨らむときは見出し(もくじ)を増やすようにして、全体のバランスを見直しをしましょう!
まとめ:ブログ記事構成の作り方
ちょっと長くなってしまいましたが、最後にまとめたいと思います。
ブログの記事構成を考える場合、下記の5つのステップで組み立てていくことを解説しました。
1. 記事のキーワードを決める
2. 読者の悩みを考える
3. ライバルをリサーチする
4. 目次を作る
5. 本文を書く
この順番が崩れると、設計の間違えた家を作ることになってしまいます。
内容の伝わらない文章は、あなたにも読者にも良くないです。
また、文章は論理立てて解説しないと伝わりにくいことをお話しました。
その対処には、私も基本型として使っているテンプレートがありますので、そちらを参考にしてみてください。
この4つを基づいて書いていけば、大きくズレることはありません。
・主張を言う
・理由を解説する
・事例(根拠)を解説する
・まとめる
あと追伸ですが、
記事タイトルをどこで付けるか説明してませんでした。
キーワードが決まっているので、記事を書き終えたら、その記事の内容にふさわしい記事タイトルをつけてもらえればスムーズにタイトルが決められます。
(目次を作り終えた段階でもOKです。)
記事タイトルのつけ方はこちらの記事をご参考ください。
この記事の内容がお役に立てれば幸いです。
以上、最後まで閲覧いただきありがとうございました。