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マリオットボンヴォイアメックス代替カードはなに?値上げで解約は必須か!

「本記事はプロモーションを含みます」

マリオットボンヴォイアメックスの仕様変更に伴い、別のカードへの切り替えを検討されている方も多いかと思います。

この記事では、マリオットボンヴォイアメックスの代替として使えるカード解説していきますのでご参考になりますと幸いです。

この記事の信頼性

Seki
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目次

マリオットボンヴォイアメックス代替カード

マリオットボンヴォイアメックスの仕様は、2025年8月21日から変更されます。

仕様変更については、以下の記事をご参照ください。

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本題であるマリオットボンヴォイアメックスの代替カードについて触れていきます。

現在、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードを持っているという前提で話を進めていきます。

マリオットボンヴォイアメックスは、マリオット系列のホテルでのサービスに特化されたクレジットカードです。

マリオットボンヴォイポイントは、ホテルの宿泊利用のほか、約40社の航空会社のマイルにも交換ができる性質を持っています。

こうした特徴を見ると、まったく同じ機能を持ったカードというのはほかに存在しないので、マリオットボンヴォイアメックスは特殊なクレジットカードといえます。

なので、高額な年会費が許容できるのであれば継続するというのは選択肢のひとつです。

ただ、
「ホテルサービスが特化されていればいい」
「ANAマイルを貯めたい」
「JALマイルを貯めたい」

など

一定のサービスに特化させることができるのであれば、割安な年会費で持てる優秀なクレジットカードはたくさんあります。

高額な年会費を払ってマリオットボンヴォイアメックスを維持するのか、仕様が良くてコスパに優れているカードに切り替えるのか、以下の解説内容でご検討する材料にしていただければと思います。

プレミアムカードから一般カードへダウングレードはあり?

マリオットボンヴォイアメックスプレミアム新旧と一般カードの新仕様の主要特典を比較してみました。

スクロールできます
マリオットアメックスプレミアム(旧仕様)マリオットアメックスプレミアム(新仕様)マリオットアメックス一般(新仕様)
年会費(税込)49,500円82,500円34,100円
家族カード年会費(税込)1枚無料
2枚目24,750円
1枚無料
2枚目41,250円
1枚無料
2枚目17,050円
ポイントMarriott Bonvoyポイント
ポイント還元率基本還元:3.0%
Marriott Bonvoyホテル:6.0%
基本還元:3.0%
Marriott Bonvoyホテル:6.0%
事業決済ポイント付与なし
基本還元:2.0%
Marriott Bonvoyホテル:5.0%
事業決済ポイント付与なし
ラウンジ国内提携ラウンジ13空港
無料宿泊無料宿泊特典
(交換レート50,000ポイントまで)
※150万円決済で獲得
無料宿泊特典
(交換レート75,000ポイントまで)
※400万円決済で獲得
無料宿泊特典
(交換レート50,000ポイントまで)
※250万円決済で獲得
ホテルステータスマリオット ゴールドエリート
※400万円決済でプラチナエリート
マリオット ゴールドエリート
※500万円決済でプラチナエリート
マリオット ゴールドエリート
海外旅行傷害保険最大1億円最大3,000万円
国内旅行傷害保険最大5,000万円最大2,000万円
宿泊実績15泊付与15泊付与5泊付与
プロテクションオンラインプロティション
キャンセルプロテクション
ショッピングプロテクション
リターンプロティション
スマートフォンプロテクション
オーバーシーズアシスト
オンラインプロテクション
ショッピングプロテクション

マリオットボンヴォイアメックス一般カードは、3枚を比較すると年会費が割安に見えますが、普通に考えて34,100円は高額な高級クレジットカードに分類されます。

そこを踏まえて検討をするべきですが、良い点はカード所有でマリオットボンヴォイのゴールドエリートが付帯されている点です。

欠点は、無料宿泊特典の獲得に250万円の決済が必要になっている点です。

無料宿泊券の交換は50,000ポイントまでのホテルとなっていて、手持ちのポイントを15,000ポイントまで追加できるので最大65,000ポイントのホテルに宿泊できます。

マリオットアメックスプレミアムの旧仕様と同じ設定ですが、獲得ハードルが高いので、そこまで無料宿泊にこだわらなくても良いのではないかと思います。

また、保険やプロテクションサービスが一般カードランクの為、とても3万円オーバーの年会費のクレジットカードとは思えない割に合わない内容になっています。

基本的に、旧マリオットボンヴォイアメックスプレミアムからのダウングレードはおすすめしませんが、

・どうしてもマリオット系列ホテルのサービスを安価に利用したい
・マリオットのポイントを獲得したい
・マリオット以外のサービスなんて他のカードを持っているから気にしない

という方はダウングレードして持っても良いと思います。

ホテルサービス特化ならヒルトンアメックスプレミアム

ホテル特化であれば、ヒルトンアメックスプレミアムがおすすめです。

スクロールできます
マリオットアメックスプレミアム(新仕様)ヒルトンアメックスプレミアム
年会費(税込)82,500円66,000円
家族カード年会費(税込)1枚無料
2枚目41,250円
3枚無料
4枚目13,200円
ポイントMarriott Bonvoyポイントヒルトンオナーズポイント
ポイント還元率基本還元:3.0%
Marriott Bonvoyホテル:6.0%
事業決済ポイント付与なし
基本還元:3.0%
ヒルトン加盟ホテル6.0%
事業決済ポイント付与なし
ラウンジ国内提携ラウンジ13空港
無料宿泊無料宿泊特典
(交換レート75,000ポイントまで)
※400万円決済で獲得
ウィークエンド無料宿泊特典
※カード更新で1泊
※年300万円決済でもう1泊
ホテルステータスマリオット ゴールドエリート
※500万円決済でプラチナエリート
ヒルトン ゴールド
※200万円決済でダイヤモンド
海外旅行傷害保険最大1億円最大1億円
国内旅行傷害保険最大5,000万円最大5,000万円
プロテクションオンラインプロティション
キャンセルプロテクション
ショッピングプロテクション
リターンプロティション
スマートフォンプロテクション
オーバーシーズアシスト

ヒルトンアメックスプレミアムは、カードを持つだけでヒルトンのゴールドステータスが得られます。

ヒルトンは、ゴールドでも朝食が無料で食べられます。
※アメリカ国内ホテルは朝食無料なし

カード更新で1泊分の無料宿泊券が得られ、300万決済でもう1泊もらえるので、計2泊が無料宿泊できます。

週末限定にはなりますが、ポイントなどの上限がないので高級ホテルでも利用が可能です。

また200万円決済でヒルトン最上位のダイヤモンドのステータスも得られるのでラウンジサービスも利用可能です。

年会費は66,000円(税込)とマリオットアメックスプレミアムより安価で内容もこちらの方が充実しています。

ホテル特化であれば、現状はこちらのカードはおすすめできます。

ヒルトンアメックスプレミアムの詳しい仕様は以下の記事もご参考ください。

あわせて読みたい
【持ってるだけでお得】ヒルトンアメックスプレミアムのメリット・デメリットを徹底解説(8月) 「本記事はプロモーションを含みます」 ヒルトンアメックスプレミアムは、国内発行のヒルトンが提携しているクレジットカードの中では、最高ランクの位置づけで充実した...

本命はアメックスゴールドプリファードか

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムの代替カードの本命は、アメックスゴールドプリファードになるかと思われます。

主要特典の比較になります。

スクロールできます
マリオットアメックスプレミアム(新仕様)アメックスゴールドプリファード
年会費(税込)82,500円39,600円
家族カード年会費(税込)1枚無料
2枚目41,250円
2枚無料
3枚目19,800円
ポイントMarriott Bonvoyポイントメンバーシップリワード
ポイント還元率基本還元:3.0%
Marriott Bonvoyホテル:6.0%
事業決済ポイント付与なし
基本還元:1.0%
対象加盟店3.0%
ラウンジ国内提携ラウンジ13空港国内提携ラウンジ13空港
プライオリティパス(年2回無料)
無料宿泊無料宿泊特典
(交換レート75,000ポイントまで)
※400万円決済で獲得
フリーステイギフト
※200万円決済で獲得
ホテルステータスマリオット ゴールドエリート
※500万円決済でプラチナエリート
プリンスホテル ゴールド
その他宿泊実績15泊分付与
ポケットコンシェルジュ
招待日和
スタバのオンラインチャージキャッシュバック
ポケットコンシェルジュ
海外旅行傷害保険最大1億円最大1億円
国内旅行傷害保険最大5,000万円最大5,000万円
プロテクションオンラインプロティション
キャンセルプロテクション
ショッピングプロテクション
リターンプロティション
スマートフォンプロテクション
オーバーシーズアシスト

年会費は半分以下の39,600円(税込)

メタルカードが採用されていて、高級感のあるカードになります。

貯まるポイントはアメックスのリワードポイントになりますが、ANAマイル、マリオットポイントへの交換に対応しています。
※ANAマイルは年間40,000マイルまで。交換手数料5,500円(税込)
※マリオットポイントは1:0.99のレートで交換可能

年200万円の利用で無料宿泊券(フリーステイギフト)が得られるので、マリオットアメックスと比較しても割安感があります。

プライオリティパスも年2回までの無料利用になりますが、家族カードでも無料で発行できる点はお得と言えます。

ANAマイルを貯めていて、無料宿泊特典も利用したい場合、十分に年会費以上の価値を得られるコスパの良いカードになります。

入会キャンペーンで大量のポイントがもらえる点も魅力のひとつです。

詳しい仕様は、以下の記事も合わせてご覧ください。

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アメックスゴールドプリファードのすべて!メリット・デメリットを所有者目線で紹介(8月) 「本記事はプロモーションを含みます」 アメックスブランドの新しいカードであるアメックスゴールドプリファードですが、どんな特典やサービスを受けることができるか、...

JALマイラーはセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスを推奨

マリオットボンヴォイアメックスでJALマイルを貯めていた方には、セゾンプラチナビジネスをおすすめします。

スクロールできます
マリオットアメックスプレミアム(新仕様)セゾンプラチナビジネス
年会費(税込)82,500円33,000円
※初年度無料
家族カード年会費(税込)1枚無料
2枚目41,250円
追加カード
1枚3,300円
ポイントMarriott Bonvoyポイント永久不滅ポイント
ポイント還元率基本還元:3.0%
Marriott Bonvoyホテル:6.0%
事業決済ポイント付与なし
国内0.5%
海外1.0%

セゾンマイルクラブ加入
JALマイル最大1.125%
ラウンジ国内提携ラウンジ13空港国内32空港
プライオリティパス(利用制限なし)
無料宿泊無料宿泊特典
(交換レート75,000ポイントまで)
※400万円決済で獲得
なし
ホテルステータスマリオット ゴールドエリート
※500万円決済でプラチナエリート
一休ダイヤモンド
その他宿泊実績15泊分付与
ポケットコンシェルジュ
コンシェルジュ
クラブ・コンシェルジュ・招待日和
Tablet Hotels
entrée優待
プレミアムホテルプリビレッジ優待
海外旅行傷害保険最大1億円最大1億円
国内旅行傷害保険最大5,000万円最大5,000万円
プロテクションオンラインプロティション
キャンセルプロテクション
ショッピングプロテクション
リターンプロティション
スマートフォンプロテクション
オーバーシーズアシスト
なし

セゾンは、プラチナカードなのに初年度年会費無料なところが他のカードよりも優れています。

2年目以降も33,000円(税込)の設定なので、今回解説しているカードでは最も安価なものになります。

JALマイル還元率は、セゾンマイルクラブに加入(5,500円の年会費)で最大1.125%の還元率です。

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムは、最大1.25%のJALマイル還元率なので若干劣りますが、1.125%のJALマイル還元は、JALのプラチナカードよりも高い還元率になります。

それが、マリオットの半分以下の年会費で出せるので、JALマイルを貯めている方にとっても最有力カードに取り上げて良いと思います。

主な特典としては、利用制限のないプライオリティパスやコンシェルジュサービスなど、プラチナカードとしての特典が満載なのでコスパに優れています。

JALマイラーさんの代替カードとして、ご検討ください

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事業用決済はビジネスカードへの切り替えが必要

マリオットボンヴォイアメックスで事業決済をされていた方は、ポイント付与の対象外になるのでビジネスカードへの切り替えが必要になります。

以下の支払いに対して、マリオットアメックスではポイント加算対象外になります。

仕入れなどで利用されている方はご注意ください。

  • 医療機器/医療材料
  • 運送関連費用
  • オフィス用品
  • 建設資材
  • 広告宣伝費用
  • 歯科材料
  • 食品/酒類 卸
  • 自動車パーツ
  • 動物用医薬品
  • 農業用資材・機械等
  • 美容室用具等
  • その他、事業用決済等に関わる加盟店でのお支払い

アメックスのビジネスゴールド、ビジネスプラチナの主要特典の比較です。

スクロールできます
マリオットアメックスプレミアム(新仕様)アメックスビジネスゴールドアメックスビジネスプラチナ
年会費(税込)82,500円49,500円165,000円
家族カード年会費(税込)1枚無料
2枚目41,250円
13,200円4枚無料
ポイントMarriott Bonvoyポイントメンバーシップリワードメンバーシップリワード
ポイント還元率基本還元:3.0%
Marriott Bonvoyホテル:6.0%
事業決済ポイント付与なし
基本還元:1.0%
対象加盟店3.0%
基本還元:1.0%
対象加盟店3.0%
ラウンジ国内提携ラウンジ13空港国内提携ラウンジ13空港
プライオリティパス
センチュリオンラウンジ
無料宿泊無料宿泊特典
(交換レート75,000ポイントまで)
※400万円決済で獲得
ビジネスフリーステイギフト
※300万円決済で1泊
※500万円決済でもう1泊
フリーステイギフト
※カード更新で獲得
ホテルステータスマリオット ゴールドエリート
※500万円決済でプラチナエリート
なしマリオット ゴールド
ヒルトン ゴールド
プリンス プラチナ
ラディソン ゴールド
その他宿泊実績15泊分付与
ポケットコンシェルジュ
ビジネスダイニングコレクション
クラブオフ
ポケットコンシェルジュ
コンシェルジュサービス
ファインホテルアンドリゾート
ビジネスダイニングコレクション
クラブオフ
ほか多数
海外旅行傷害保険最大1億円最大1億円最大1億円
国内旅行傷害保険最大5,000万円最大5,000万円最大5,000万円
プロテクションオンラインプロティション
キャンセルプロテクション
ショッピングプロテクション
リターンプロティション
スマートフォンプロテクション
オーバーシーズアシスト
オンラインプロティション
キャンセルプロテクション
ショッピングプロテクション
リターンプロティション
スマートフォンプロテクション
ビジネスプラチナカードアシスト

ビジネスカードにも無料宿泊特典が付帯されています。

ビジネスゴールドは、300万円で1泊、500万円でもう1泊と合計2泊のビジネスフリーステイギフトが付帯されています。

ビジネスフリーステイギフトは、「TsugiTsugi」という全国300ヶ所以上のホテルで利用できるサービスの無料宿泊予約コードがもらえます。

ビジネスプラチナは、カードを更新するだけでフリーステイギフトが1泊分もらえます。

マリオット、ヒルトン、ハイアット、オータニ、オークラなどの高級ホテルが多数掲載されており、1泊10万円超えのホテルもあるので年会費分の大半を回収できるインパクトがあります。

また、ビジネスプラチナは最上位プレステージ会員のプライオリティパス(年会費約70,000円)が付帯されていて、追加カード4枚まで無料発行できるので合計5枚のプライオリティパスを利用できます(最大35万円相当)

年会費は高額ですが、特典多数でこの記事だけでは掲載しきれないので、使いこなすほどお得になるのがプラチナカードになります。

それぞれカードの詳細は個別の記事をご確認ください。

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マリオットボンヴォイアメックス年会費値上げで継続or解約

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムをこれまで利用されていた方が、今回の改定で継続するか、解約するかについて私の考えがベースになりますがご参考ください。

継続するケース

継続できる方は以下の3つのパターンのいずれかに当てはまる場合は、継続していただいて良いと思います。

・ホテルはマリオットボンヴォイを中心に宿泊していて、ヒルトンやほかのブランドはあまり興味がない。
・決済金額は500万円以下だが、50泊以上宿泊している(15泊の宿泊実績付与込み)
・500万円以上のカード利用が見込め、10泊程度はマリオット系のホテルに宿泊している

マリオットボンヴォイのホテルサービスに特化したカードなので、マリオットボンヴォイのホテルを利用する方で年会費アップが許容できる場合は継続して持っていただいて良いと思います。

解約してカードを切り替えるケース

逆に、以下のパターンにどれかに当てはまる場合は、安価で良いカードがあるのでカードを切り替えた方が無難と思います。

・82,500円の年会費が高すぎると感じる
・年間のカード決済は200〜300万円くらい
・500万円の決済はできるが、マリオット系のホテルにほとんど泊まらない(宿泊券の1泊だけ等)
・貯めたポイントはANAやJALのマイルへの交換が中心
・単純に無料宿泊券をもらってお得にホテルに泊まりたい(お得ならマリオットじゃなくても良い)
・仕入れや広告費など事業用途でポイントを貯めている

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムの特典獲得まで利用金額が届かない場合は、確実に持ってはダメです。

また、無料宿泊特典やプラチナエリート獲得の決済はできるけど、マリオット系のホテルにほとんど泊まらない方も、もっと安価で良いカードがたくさんあるので切り替えるべきと思います。

貯めたポイントは航空会社のマイルに交換したい場合も、年会費の観点からマリオットボンヴォイアメックスで貯める利点が少なくなっているので、マイルに特化したカードに変更するべきです。

意外と多いと思うのは、事業決済で利用されている方です。

2025年10月28日以降、仕入れなどの事業決済でのポイント付与が対象外になります。

アメックスでは、マリオット以外にもヒルトンアメックス、ANAアメックス、デルタアメックスなどの提携カードはすべて対象外になります。

事業利用前提で利用されているならビジネスカードへの切り替えが好ましく、ANAマイラーであればアメックスビジネスカード、JALマイラーであればセゾンプラチナビジネスがおすすめです。

アメックスビジネスカードは、入会キャンペーンポイントもたくさんもらえ、マリオットポイントやヒルトンポイントにも交換できるので、ホテルで利用したい場合にも良いです。

アメリカのマリオットボンヴォイブリリアントアメックスと比較するとガッカリ

ちょっと話は変わって、アメリカにあるマリオットボンヴォイアメックスを紹介させていただきます。

日本では基本発行することのできないアメリカのカードと比較することに意味はないかもしれませんが、本国の仕様を知って比較するとアメリカ版が良すぎて日本仕様には心の底からガッカリしてしまいます。

年会費、ポイント還元率、主要なホテルサービスを比較してみました。

スクロールできます
マリオットアメックスプレミアム(新仕様)マリオットボンヴォイブリリアントアメックス(US仕様)
日本仕様米国仕様
年会費(税込)82,500円650ドル
約100,000円
ポイントMarriott Bonvoyポイント
ポイント還元率基本還元:3.0%
Marriott Bonvoyホテル:6.0%
事業決済ポイント付与なし
基本還元:2.0%
Marriott Bonvoyホテル:6.0%
レストラン:3.0%
航空券:3.0%
ラウンジ国内提携ラウンジ13空港プライオリティパス
無料宿泊無料宿泊特典
(交換レート75,000ポイントまで)
※400万円決済で獲得
無料宿泊特典
(交換レート85,000ポイントまで)
※カード更新で獲得
ホテルステータスマリオット ゴールドエリート
※500万円決済でプラチナエリート
マリオット プラチナエリート
その他宿泊実績15泊分付与ブリリアント アンド チョイスアワード
※60,000ドル利用で獲得
※無料宿泊券、ポイントなどから選択
Dining statement credit(年300ドルまで)
宿泊実績25泊分付与

アメリカ版の方が若干年会費は高いものの、カードを持つだけでプラチナエリートのステータス更新で無料の宿泊券をもらうことができます。

宿泊実績も25泊付与、プライオリティパスも付帯(レストラン特典は利用不可)されています。

持っているだけでこれだけの特典は、ちょっとあり得ないです…

色々事情が異なるのは理解できますが、日本の新仕様で優れているのは基本のポイント還元くらいで、特典を見ると残念すぎてもう少しなんとかならなかったものかと思ってしまいます。
※ポイント還元:日本は100円=3P、米国は1ドル=2Pなので為替を加味しても日本のが良い

旧仕様は年会費が安かった分、妥当な感じがします。

新仕様の日本版マリオットボンヴォイアメックスプレミアムは、年会費の増加に合わせて良くなったと思える部分が少ないので、こうして客観的にアメリカのカードと比較するとカードの価値を真剣に考えさせられるのではないかと思います。

この仕様を見て日本のマリオットボンヴォイアメックスプレミアムを持ち続けるのは、マリオット愛に溢れている方だけになるのではないでしょうか…

まとめ:マリオットボンヴォイアメックスの代替カード

マリオットボンヴォイアメックスの商品改定に合わせ、代替になるカードを解説してきました。

マリオットボンヴォイアメックスは、マリオットポイントが貯まり、ホテルに無料宿泊、ポイントをマイルに交換できるなど、同じ特典を得られるカードは日本にない特殊なクレジットカードになります。

マリオットが好きな方はこのまま継続も良いですが、年会費の増加に合わせてご自身の重視される特典に合わせてカードを変更することも視野に入れることを考えても良いと思います。

事業決済されている方は、ポイント付与の対象外になりますのでご注意ください。

今回代替として解説したカードの主要な仕様の比較一覧です。

スクロールできます
マリオットアメックスプレミアム(新仕様)アメックスゴールドプリファードヒルトンアメックスプレミアムセゾンプラチナビジネスアメックスビジネスゴールドアメックスビジネスプラチナ
年会費(税込)82,500円39,600円66,000円33,000円
※初年度無料
49,500円165,000円
家族カード年会費(税込)1枚無料
2枚目41,250円
2枚無料
3枚目19,800円
3枚無料
4枚目13,200円
追加カード
1枚3,300円
13,200円4枚無料
ポイントMarriott Bonvoyポイントメンバーシップリワードヒルトンオナーズポイント永久不滅ポイントメンバーシップリワードメンバーシップリワード
ポイント還元率基本還元:3.0%
Marriott Bonvoyホテル:6.0%
事業決済ポイント付与なし
基本還元:1.0%
対象加盟店3.0%
基本還元:3.0%
ヒルトン加盟ホテル6.0%
事業決済ポイント付与なし
国内0.5%
海外1.0%

セゾンマイルクラブ加入
JALマイル最大1.125%
基本還元:1.0%
対象加盟店3.0%
基本還元:1.0%
対象加盟店3.0%
ラウンジ国内提携ラウンジ13空港国内提携ラウンジ13空港
プライオリティパス(年2回まで)
国内提携ラウンジ13空港国内32空港
プライオリティパス(利用制限なし)
国内提携ラウンジ13空港国内提携ラウンジ13空港
プライオリティパス(無制限、レストラン不可)
センチュリオンラウンジ
無料宿泊無料宿泊特典
(交換レート75,000ポイントまで)
※400万円決済で獲得
フリーステイギフト
※200万円決済で獲得
ウィークエンド無料宿泊特典
※カード更新で1泊
※年300万円決済でもう1泊
なしビジネスフリーステイギフト
※300万円決済で1泊
※500万円決済でもう1泊
フリーステイギフト
※カード更新で獲得
ホテルステータスマリオット ゴールドエリート
※500万円決済でプラチナエリート
プリンスホテル ゴールドヒルトン ゴールド
※200万円決済でダイヤモンド
一休ダイヤモンドなしマリオット ゴールド
ヒルトン ゴールド
プリンス プラチナ
ラディソン ゴールド
その他宿泊実績15泊分付与
ポケットコンシェルジュ
招待日和
スタバのオンラインチャージキャッシュバック
ポケットコンシェルジュ
・コンシェルジュ
・クラブ・コンシェルジュ
・招待日和
・Tablet Hotels
・entrée優待
・プレミアムホテルプリビレッジ優待
ビジネスダイニングコレクション
クラブオフ
コンシェルジュサービス
ファインホテルアンドリゾート
ビジネスダイニングコレクション
クラブオフ
ほか多数
海外旅行傷害保険最大1億円最大1億円最大1億円最大1億円最大1億円最大1億円
国内旅行傷害保険最大5,000万円最大5,000万円最大5,000万円最大5,000万円最大5,000万円最大5,000万円
プロテクションオンラインプロティション
キャンセルプロテクション
ショッピングプロテクション
リターンプロティション
スマートフォンプロテクション
オーバーシーズアシスト
オンラインプロティション
キャンセルプロテクション
ショッピングプロテクション
リターンプロティション
スマートフォンプロテクション
オーバーシーズアシスト
オンラインプロティション
キャンセルプロテクション
ショッピングプロテクション
リターンプロティション
スマートフォンプロテクション
ビジネスプラチナカードアシスト

決済金額や、ポイントの使い道(マイル、ホテルなど)によって持つべきカードは変わってきます。

マリオットボンヴォイアメックスよりも安価で特典が優秀なカードはたくさんありますので、今後のカード選びのご参考になりますと幸いです。

各カードの個別の詳細は、以下の記事もご参考ください。

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以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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