ラグジュアリーカードでANAマイルを貯める時に、還元率を最大化させる方法を解説します。
通常のポイント還元で得たポイントをANAマイルに交換した場合、0.6〜0.9%のマイル還元率になりますが、一手間を加えることによって最大2.85%までANAマイル還元を上げられます
ラグジュアリーカードで効率よくマイルを貯める参考になれば幸いです。
この記事の信頼性

私の経歴と実績を簡単にご紹介します。
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ラグジュアリーカードでANAマイルを貯める方法
ラグジュアリーカードの基本的なポイント還元から解説します。
ラグジュアリーカードの基本的なポイント還元率


ラグジュアリーカードのポイント還元は、カードのランクごとに還元率が異なり以下のような設定になっています。
チタンカード | ブラックカード | ゴールドカード | |
還元率(LCポイント) | 1% 200円=2ポイント | 1.25% 200円=2ポイント +月間利用額400円毎に1ポイント | 1.5% 200円=3ポイント |
LCポイントを ANAマイルに交換 | 0.6% | 0.75% | 0.9% |
年会費(税込) | 55,000円 | 110,000円 | 220,000円 |
ラグジュアリーカードのポイントからANAマイルに交換した時の交換レートは、0.6倍になります。
アメックスやダイナースなどのカードと比較すると交換レート面で劣りますが、その代わり交換上限なし、交換手数料がかからないというメリットがあります。
上限がないという点は大きなメリットで、法人カードで広告費や仕入れで高額決済する方に有利な内容となっています。
本題ですが、ラグジュアリーカードはMastercardの特性を活かしてチャージを繰り返すチャージルートというポイント獲得の方法を利用することができます。
若干の手間はかかりますが、誰でも活用することができてポイント還元を高められるので、錬金術とも言える方法になります。
ここからは、チャージルートについて解説をしていきますが、お使いのスマホがiPhoneかAndroidかでやり方が変わってきます。
お使いの端末の項目をご覧ください。
iPhoneでANAマイルを貯めると最大2.85%還元
iPhoneでチャージをする場合、JAL PayへのチャージとApple Payを活用していきます。
チャージの流れは以下の図の様になります。


それぞれのルート上でのJAL還元は以下の通りです。
ANAマイルに交換した場合、WAON経由で2.5〜2.85%の還元率で交換することができます。
①ラグジュアリーカードからJAL Payへのチャージでラグジュアリーカードのポイント還元1.0〜1.5%(ANAマイルは0.7〜1.05%還元※みずほルートで交換)
②JAL PayからApple Pay払いでモバイルWAON、またはモバイルnanacoにチャージをすることで、JALマイル0.5%還元(みずほルート交換でANAマイル0.35%還元)
③WAONにチャージして、ミニストップで楽天バリアブルカードにWAON払いでチャージをすることでWAON POINT1.0%還元(WAON POINTからみずほルート経由で0.7%還元)
④楽天Payチャージをして利用することで楽天ポイントが1.5%還元(楽天ポイント→ANAマイル交換で0.75%)
⑤各種ポイントの合計還元率は、WAON経由のチャージでANAマイル還元は2.5〜2.85%
ANAマイルの還元率は高いですが、交換までは少々面倒です。
基本的な流れとして、「みずほルート」というANAマイル交換ルートを理解しておく必要があります。
ポイントサイトを活用したANAマイルを貯めるポイ活をされている方にはお馴染みの方法になります。


PEXやドットマネーなどのポイント交換サイトから、Vポイントに交換して、JRキューポ、永久不滅ポイントの順に交換していってANAマイルを獲得していく方法になります。
みずほルートを使うことで0.7倍でANAマイルに交換をすることができます。
ラグジュアリーカードのポイントはPEXに等価交換が可能なので、この交換方法を利用することができます。
このルートを使うには、2枚のクレジットカードが必要になります。
・JQカードセゾン(JRキューポから永久不滅ポイントに交換する為)
・みずほマイレージクラブカード/ANA(永久不滅ポイントからANAマイルに交換する為)
JAL Payで貯めたJALマイル、WAONで貯めたWAON POINTも、みずほルートを使ってANAマイルに交換することができます。


WAON POINTからVポイントへの交換はこちら
JALマイルからJRキューポへの交換はこちら
※JMB JQ SUGOCAカードが必要になります。
すでに(これから)ポイントサイトで貯めたポイントを、みずほルートでANAマイルに交換している方にとっては、獲得ポイント数が単純に増えるのでおすすめになります。
ANAマイル最大2.4%還元の簡略交換方法
みずほルートは実践していないから、めんどくさいという方向けに少し簡略した方法を検討してみました。
ANA還元率は以下のようになります。


①ラグジュアリーカードからJAL Payへのチャージでラグジュアリーカードのポイント還元1.0〜1.5%(ANAマイルに直接交換は0.6〜0.9%還元)
②JAL PayからApple Pay払いでモバイルWAON、またはモバイルnanacoにチャージをすることで、JALマイル0.5%還元(JAL→WAON POINT→Vポイント→ANAマイル0.25%還元)
③WAONにチャージして、ミニストップで楽天バリアブルカードにWAON払いでチャージをすることでWAON POINT1.0%還元(WAON POINT→Vポイント→ANAマイル0.5%還元)
④楽天Payチャージをして利用することで楽天ポイントが1.5%還元(楽天ポイント→ANAマイル交換で0.75%)
⑤各種ポイントの合計還元率は、WAON経由のチャージでANAマイル還元は2.1〜2.4%
※nanaco経由は1.6〜1.9%
みずほルートを使わないかわりに、Vポイントに交換してANAマイルに交換をしていきます。
VポイントからANAマイルに交換する場合は、直接交換が可能になります。
みずほルートのように、ポイント交換をする為だけにクレジットカードを発行する必要はありません。
JALマイルも、半減してしまいますがポイント交換でANAマイルに変換できます。


JALマイルからWAON POINTへの交換はこちら
WAON POINTからVポイントへの交換はこちら
みずほルートに不慣れな方は、まずはこちらからはじめてみてはいかがでしょうか?
AndroidでANAマイルを貯めると最大2.6%還元
Androidをお使いの場合は、合計で2.3〜2.6%のJALマイル還元を得られます。
チャージの流れは以下のようになります。


①ラグジュアリーカードからJAL Payへのチャージでラグジュアリーカードのポイント還元1.0〜1.5%(ANAマイルは0.7〜1.05%還元※みずほルートで交換)
②JAL PayからANA Payにチャージをすることで、JALマイル0.5%還元(みずほルート交換でANAマイル0.35%還元、みずほ使わないならANAマイル0.25%)
③ANA Payから楽天EdyにチャージをすることでANAマイル0.5%還元
④楽天Edyから楽天Cashへチャージ
⑤楽天Payチャージをして利用することで楽天ポイントが1.5%還元(楽天ポイント→ANAマイル交換で0.75%)
⑥各種ポイントの合計還元率は、トータルのANA還元率2.3〜2.6%(みずほルートを使った場合)
※みずほルートを使わない場合は2.1〜2.3%
iPhoneの項目でも解説していますが、読み飛ばしている方もいらっしゃるかもしれないので、再度同じ説明をさせていただきます。
ANAマイルへの交換は、「みずほルート」というANAマイル交換ルートを活用するとポイント還元を高めることができます。
このルートは、ANAマイルの結果として高い還元を出せますが、交換に手間がかかるのがデメリットになります。


PEXなどのポイント交換サイトから、Vポイントに交換して、JRキューポ、永久不滅ポイントの流れでANAマイルに交換していく方法になります。
ラグジュアリーカードのポイントは、PEXに交換してみずほルートを使うことで0.7倍でANAマイルに交換をすることができます。
このルートを使うには、2枚のクレジットカードが必要になります。
・JQカードセゾン(JRキューポから永久不滅ポイントに交換する為)
・みずほマイレージクラブカード/ANA(永久不滅ポイントからANAマイルに交換する為)
また、JAL Payで貯まったJALマイルも、みずほルートで0.7倍でANAマイルに交換することができます。


このルートを組むには、みずほルートで必要な2枚に追加して、JALマイルをJRキューポに交換する為だけにJMB JQ SUGOCAカードも必要で、合計3枚のクレジットカードを持たなければならない点がデメリットになります。
JALマイルからJRキューポへの交換はこちら
※JMB JQ SUGOCAカードが必要になります。
ポイントサイトでANAマイルを貯める為に、みずほルートを普段から使っている方には推奨します。
これから始められる方は、クレカ決済だけでなく、ポイントサイト活用を含めてANAマイルを貯めていくことをするなら、取り入れていく価値は十分にあるかと思います。
ご自身のポイントの貯め方に応じて、みずほルートを活用するかどうかはご判断ください。
不要なクレジットカードを作りたくない場合は、WAON→Vポイントの流れでANAマイルに交換することもできます。


JALマイルからWAON POINTへの交換はこちら
WAON POINTからVポイントへの交換はこちら
どの方法で貯めていくから、還元重視にするか、手間を簡略できるほうを選ぶかは好みになってくると思います。
いずれにしてもラグジュアリーカードのチャージルートはお得ですので、やりやすいものを選んでいただければ幸いです。
ANAマイル還元の高いクレジットカードとの還元率比較
ANAマイルを貯める上で、高還元で使えるカードとの比較をしていきます。
カード | ANAマイル還元率 | チャージルート | 年会費(税込) |
マリオットアメックスプレミアム | 1〜1.25% | 不可 | 49,500円 |
ANA VISA プラチナプレミアム | 1.5% | 可 ※手数料2.75%が必要 | 88,000円 |
ANAダイナースプレミアム | 1.5% | 不可 | 170,500円 |
ラグジュアリーカード | 0.6〜0.9% ※チャージルート利用で1.85〜2.65% | 可 | 55,000〜220,000円 |
アメックスブランドはチャージ不可となっています。
VISAは、手数料が2.75%取られてしまうのでこちらも非推奨です。
ダイナースは、チャージ自体はできますが、ポイント還元の対象外になっていますのでこちらも非推奨です。
JAL Payへのチャージでは、ANAマイルを貯めるならMastercardブランドのラグジュアリーカードが良いことがわかります。
年会費と比較しても、ラグジュアリーカード チタンであれば、年会費も抑えられて高還元を得られます。
まとめ:ラグジュアリーカードでANAマイルを貯める


ラグジュアリーカードでANAマイルを貯める場合、チャージルートを活用することでマイル還元を高くすることができます。
ラグジュアリーカード以外の、ANAマイルを貯めることで人気のクレジットカードは、チャージ自体ができない、手数料が取られる、チャージできてもポイント付与対象外など、高還元で条件がクリアできるカードが中々ありません。
そういった点から考慮しても、ラグジュアリーカードのポイント還元は注目すべき部分があります。
今後、この方法が使えなくなる可能性は否定できませんが、現時点ではラグジュアリーカードの還元の良さに優位性があります。
ラグジュアリーカードはハイスペックなカードなので特典が充実していますが、年会費も高めに設定されているクレジットカードです。
ただ、2%以上でANAマイル還元が得られるので、対年会費でみても決して高すぎることはないと思います。
プライオリティパスやホテル特典などをしっかり使う場合はブラックカード以上を選ぶのが良いと思いますが、ポイント還元をベースに使い倒したいと思っている場合は、年会費の一番安価なチタンカードで十分です。
カードのメリット・デメリットをまとめましたので、選び方に関しては下記の記事もご参照ください。


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当サイトでは、ラグジュアリーカードの営業担当者をご紹介させていただいてます。
ただ、入会キャンペーンの詳細をブログ上に掲載することが禁じられていますので、詳細は下記のボタンよりラグジュアリーカードの担当者にお問い合わせください。
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