息子に「カメの飛行機に乗りたい」と言われ、正月旅行でハワイに行ってきました。
その際にANA A380フライングホヌのプレミアムエコノミークラスを利用してみたのでその時の様子をレビューしていきたいと思います。
この記事の信頼性

私の経歴と実績を簡単にご紹介します。
沖縄に移住して9年。
毎朝ビーチに行ってゴロゴロするのが日課です。
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ANAハワイ A380プレミアムエコノミークラス(フライングホヌ)搭乗記
今回のフライトは下記の様にな日程になっています。


フライングホヌのファーストクラスには以前乗ったので、ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラスも体験してみようということで、往路は「プレエコ」、復路は「ビジネス」という変則的な予約にしています。
宿泊は7泊9日の日程になります。
フライングホヌの価格ですが、成田-ホノルルのプレエコ往復で14万円、ビジネスクラス往復で21万円程度となっています。
※ハイシーズン除く
チェックインから搭乗まで
成田空港第1ターミナル出発フロアBカウンター付近です。


ANAはプレミアムエコノミー利用者を結構優遇していて、ビジネスクラスのチェックインカウンターが使え、ANAラウンジにも入れ、手荷物にも優先タグをつけてもらうことができます。
ANAプレミアムエコノミークラスのサービス概要について(公式)


実は、那覇空港でチェックインした際に国際線の航空券も発券、手荷物もスルーにしてもらったので、成田空港のチェックインカウンターには寄ってません。
(国内線からの乗り継ぎでそのままラウンジに直行しています。)
上記のチェックインカウンターの写真は帰りに寄って撮ってます(笑)
ANAラウンジをランチ利用
国内線からの乗り継ぎゲートを通過したら、目の前が第5サテライトのANAラウンジの目の前でした。


ANAラウンジに入ったのは14:30頃だったので、ラウンジで遅めの昼食を取ることにします。


正月らしく、門松が飾ってあります。


ラウンジ内は空いてるところを狙って撮ってますが、正月明けのせいかこの日のANAラウンジは超混みでした。
ビュッフェも補充されると一瞬で無くなってました。


補充されたタイミングを見計らっていただきました。


たぶん15時からでしたが、職人による握り寿司も提供されました。
お寿司もあっという間に長蛇の列になってました。


第5サテライトのラウンジからはフライングホヌの1号機「ラニ」が見えました。
ANAラウンジが混みすぎだったので、第3サテライトに向かってユナイテッドラウンジに避難しました。


が、いつもは空いているユナイテッドラウンジもこの日は超混みでした。
スタッフに「ANAラウンジが混みすぎてたんで避難してきたんですが、今日はこっちも混んでますねー」って言ったら、
スタッフの方が「こんなはずじゃなかったくらい混んでます」って言ってました(笑)
しばらくユナイテッドクラブで時間を潰してから、第4サテライトのANAラウンジに移動して搭乗時間を待ちます。


周辺のゲートから出るハワイ便以外をやり過ごしてから行ったので、昼間ほどの混み具合ではありませんでした。


第5サテライトはメニューが違ったので、ビールのつまみに頂いてみました。
取り方が汚くて恐縮ですが、左に転がっているハンバーグが美味しかったです。
これだけお代わりしてビールを2杯いただいてしまいました。
ホノルルまでのフライトの様子
ここからはフライトの様子をお届けします。


今回ハワイまでお世話になる1号機「ラニ」です。


隣には遅延して遅れている2号機「カイ」がいます。


プレミアムエコノミーに優先搭乗はありませんが、私はANAのプラチナ会員なのでグループ2、ビジネスクラス搭乗の方と一緒に搭乗することができます。


フライングホヌA380は2階建ての飛行機で、1階がエコノミークラス、2階がプレミアムエコノミー、ビジネス、ファーストクラスとなっています。
1階と2階で搭乗口が異なります。


プレエコ搭乗ですが、先頭で機内に乗り込みます(笑)
なぜかグループ1の方(ANAダイヤモンド、ファーストクラス利用者)が誰も現れませんでした。
まったくいないってことはないと思うので、きっとラウンジでのんびりされてたんだと思います。
機内、座席の様子


ANA A380のシートマップですが、2階席はファーストクラスが8席、ビジネスクラスが56席、プレミアムエコノミーは後方73席となってます。
1階はすべてエコノミークラスになります。


プレミアムエコノミーの座席配列は2-3-2となっています。
シートピッチは38インチ(約97センチ)とエコノミークラスと比べるとゆとりのあるシートピッチになります。
エコノミークラスは34インチピッチ(約86センチ)で10センチ少々広いってことになります。
(国内線プレミアムクラスは127センチ)


広さ的には、広いとは言えませんが、エコノミークラスよりも10センチ足元に余裕があるので狭くて体が痛くてという辛さはありません。
中距離までは十分これで問題なく行けるって感じです。


後方からみたプレミアムエコノミークラスの様子です。


モニターのサイズは15.6インチで世界でもクラス最大の大きさになっています。
モニターの操作は、手元にあるリモコンで操作するか、画面がタッチパネルになっているので直接画面にタッチして操作ができます。


USBと電源のコンセントの1人1箇所ずつあります。
機内安全ビデオもハワイ線オリジナル


当然、安全のしおりもA380専用になってます。


ハワイ便は、離陸前の安全ビデオがウミガメキャラの特別バージョンになってます。
(ANAは国内線、国際線ともに通常は歌舞伎の安全ビデオ)
シートのリクライニング


シートのリクライニングですが、電動にはなってませんでした。
座席の横にあるボタンを押して、手動で動かすタイプになってます。


離陸前に全開に倒してみました。
写真で見るとほとんど倒れていない様に見えますが、40°近く倒れているのではないかと思います。(エコノミーより座角は大きいと思います)
エコノミーよりも広いので、前の人にシートを倒されても、身動きが取れなくなる様な圧迫感を感じることはありません。


レッグレストも付いてます。
これがあるかないかで、足の楽さ加減がだいぶ変わります。


フットレストもあります。
私は足を伸ばしたいので、使ってません。
機内食
続いて機内食の内容です。
機内食のメニュー


メニューは時期によって変わりますが、この日の内容は
共通:サーモントラウトのロミロミ、ブレッド、クラッカー、フルーツ、アイスクリーム
メインは下記から選べます。
洋食:きんき蕗味噌焼き
和食:豚ロース肉のグリーンハリッサ焼き


洋食のメニューです。
豚ロース肉に、ピラフが添えられてました。
驚いたのが、食事がちゃんとお皿で提供されていたことです。
プレミアムエコノミーでも、プラスチック容器ではなくお皿が使われていたことは嬉しいです。


こちらは和食のメインです。
メイン以外は和食・洋食ともに共通となってます。


デザートのアイスクリームはハーゲンダッツでした!


お茶菓子にca ca oのチョコレートクッキーもいただきました。
コーヒーの紙コップも、ANA HAWAIIデザインになってます。


食後には、ANA HAWAIIデザインの巾着袋を渡されました。
小腹が空いた時用で、バナナマフィンとキャラメルポップコーンが入ってました。
ドリンクメニュー


ホノルル線のプレミアムエコノミークラスのドリンクメニューです。
アルコール
日本酒、スパークリングワイン、赤ワイン、白ワイン、ビール、ウイスキー、ジン、ウォッカ
ソフトドリンク・スープ
香るかぼす、オレンジジュース、アップルジュース、トマトジュース、コーラ、コーラ ゼロ、スプライトまたはセブンアップ、スパークリングウォーター、ミネラルウォーター、牛乳、緑茶(温・冷)、ほうじ茶、コーヒー、ディカフェコーヒー、紅茶、コーンスープ
ホノルル線限定
パイナップルジュース、ザ・バーテンダー・モヒート
ビジネスクラス限定のドリンクも飲める


食事の提供が終わったあとは、ビジネスクラスで提供されているアルコールも飲むことができます。
シャンパン、ワイン、日本酒、梅酒、焼酎などリクエストすれば飲めるみたいですが、CAさんが持ってきてくれた4種の中からいただいてみることにしました。


とりあえず、ボトルを並べてみました(笑)
今回用意してくれた4種は、
・チック・バルセロナ・ブリュット(スパークリング)
・ボーグル・ヴァンヤーズ・シャルドネ(白ワイン)
・シャトー・オスタン・ピカん ルージュ2012(赤ワイン)
・バルカント ガルナッチャ・ティントレラ2013(赤ワイン)
です。
ビジネスクラスはスパークリングではなくて、カステルノーのシャンパンがあったはずなんですが、品切れだったのかな?
ビジネスクラスのドリンクメニューを確認したのがハワイに着いてからなので、真意はわからずです。


「一通り飲んでみてください」ということで、試飲サイズでいただきました。
周りを見て、こんなことやってるの私だけです(笑)
以前にもボトルを並べて同じ様なことをやったことがあります。
↓その時の記事です。
「フライングホヌ A380ファーストクラス搭乗記【ホノルル→成田】限定機内食に大感動!」
アメニティ


アメニティは、フライト前にCAさんが配ってくれます。
マスク、アイマスク、歯ブラシ、耳栓を配ってました。
この離陸前配膳システムは、ANAの東南アジア路線のビジネスクラスと同じです。
ビジネスクラス並みのサービスってことです。


とりあえず、必要な分だけいただきました。(歯ブラシ、アイマスク、マスク)
下記は、搭乗時にシートに置いてあったアメニティです。


毛布


マクラ


ヘッドフォンとエコバック、スリッパです。


フライングホヌ オリジナルのエコバックのデザインです。
ハワイではエコバックはなにかと重宝するので嬉しいです。
子供のおもちゃももらえる


国内線と同じおもちゃですが、子供用のおもちゃももらえました。
2つもらえるのが標準なのかわかりませんが、フライングホヌの風船とANA トランプをもらいました。


正直、風船もトランプもたくさん家にあるので、息子はエンターテイメントサービスで映画を見たりゲームをやったりしてました。
トイレ


トイレの中はエコノミークラスと同じです。
ウォシュレットも付いてませんでした。
アメニティ等は事前に配られたでの、トイレ内にはなにも置いてありませんでした。
まとめ:ANAハワイ プレミアムエコノミークラス(フライングホヌ)搭乗記


ホノルル空港に到着した際、空には大きな虹がかかっていました。
到着早々気持ちが良いです。
帰りの機内アナウンスで聞いたのですが、「ハワイで虹を見ると、またハワイに帰ってくることができる」という言い伝えがあるそうです。
A380のプレミアムエコノミークラスに乗ったレビューですが、内容的にはエコノミーとビジネスの中間といった言い方が一番適切な表現になります。
もう少し具体的に言うと、
・アメニティはフライト前に配布される(歯ブラシ、アイマスクなど)
・食事はお皿に盛り付けてあったので、ビジネスより(メニューはプレエコ限定)
・お酒は1回目の食事まではエコノミーの内容だが、食後からビジネスクラスのお酒が提供される
・座席は足元が広いので、ハワイあたりの中距離路線では十分
なるべく上級のクラスに近づく様な配慮がされていたと思います。
私個人的には十分満足できたので、次回からハワイに行くのはプレミアムエコノミーになりそうです。
来年のお正月もハワイで過ごせないかプレミアムエコノミークラスの特典航空券の空席を探してみたら家族分の空席が空いてました。(年末から年明けにかけて長めの滞在狙いです。)


ハワイ路線はライバルが多くて空席を見つけるのも大変ですが、マイルがあると旅行がグッと身近になります。
ANAマイルを貯めるなら、「ANAアメックスゴールド」か「ANA JCBワイドゴールド」がオススメです。
どちらのカードも、入会のキャンペーンポイントで特典航空券が予約できる大量マイルを獲得できるのもメリットです。




日常生活の中でマイルを貯めることはできますので、私のマイルの貯め方や考え方については、下記の記事を一読くださいますと幸いです。


合わせて読みたい記事:フライングホヌ搭乗比較
ビジネスクラス


こちら、2024年の新しい搭乗記になります。




ファーストクラス


以上、最後まで閲覧いただきありがとうございました。