ウェスティンホテル横浜に宿泊してきました。
クラブラウンジのサービスや朝食の内容が優れているホテルですので、宿泊時の様子をレビューしていきます。
この記事の信頼性
私の経歴と実績を簡単にご紹介します。
沖縄に移住して9年。
毎朝ビーチに行ってゴロゴロするのが日課です。
2018年から陸マイラーブログを開始し「累計で貯めたマイル数は2,000万マイル以上」になりました。
コスパの良い旅行を追求して、なるべくお金を使わないでリッチな体験をすることが趣味です。
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【宿泊記】ウェスティンホテル横浜のブログレポ
ウェスティンホテル横浜は、2022年6月に開業したマリオットブランドの中の「プレミアム」ブランドのホテルです。
Sleep Well, Move Well, Eat Wellをコンセプトに健康になる旅を可能にするウエルネスホテルです。
洗練された部屋での穏やかな眠りや、栄養が考えられバラエティに富んだ朝食、充実のウェルネスエリアなどを楽しみました。
アクセス
ウェスティンホテル横浜はみなとみらい線みなとみらい駅から徒歩6分ほど。
横浜都営地下鉄ブルーライン高島町からは徒歩10分ほどあります。
地下鉄の駅からは多少距離があるので、横浜駅からはタクシーで6分ほどですのでタクシー利用がおすすめです。
ぴあアリーナや横浜ランドマークタワーなどからほど近く、イベント時の宿泊やみなとみらい観光の拠点に便利です。
ロビー・チェックイン
レセプションは最上階の23階にあり、1階のベルデスクで宿泊者であることを告げると案内されます。
高層階ならではの絶景を前にゆったりとソファーでくつろげるスペースがあります。
天気のいい日には富士山を見ることができます。
窓側の木でできた波を打っているオブジェですが、これは神奈川県の5つの山をモチーフにしているそうです。
豪華な照明の向こうに、レセプションカウンターが3つ。
背面には緑があしらわれており、下の方は本物の葉っぱになっているそうです。
(半分より上は造花。人工の草を造花という呼び方で合っているのでしょうか?)
ウエルネスホテルとして、健康志向・自然志向をコンセプトとしているのがデザインからもうかがえます。
ロビーフロアからは外に出られるようになっており、ちょっとした庭園のような作りになっています。
※現在は施錠されていて外に出られないようになっています。
ロビーとの反対側にも庭園的な場所があり、こちら側はグリルレストランとそのまま繋がった作りになっています。
ウェスティンホテル横浜のプラチナ特典とポイント無料宿泊の目安
ウェスティンホテル横浜のプラチナ特典とポイント特典についてご紹介します。
プラチナエリート特典
ウェスティンホテル横浜の主なプラチナ特典は以下の通りです。
- スイートを含むお部屋の無料アップグレード(空室状況による)
- 50%のボーナスポイント
- クラブラウンジ「ウェスティンクラブ」へのアクセス
- 16時までのレイトチェックアウト
- ウェルカムギフト(1,000ポイントボーナス・朝食無料チケット【2名まで】・プール無料チケットのうち1つを選択)
無料宿泊に必要なポイント数
ウェスティンホテル横浜は、マリオット系列ホテルブランドの中で、プレミアムカテゴリーに属しています。
プレミアムでありながら、無料宿泊に必要なポイントはあまり高くない傾向にありポイント利用がお得です。
無料宿泊に必要なポイント数目安
- 最低:26,000ポイント
- 最高:80,000ポイント
※週末が高い傾向にあります。
平日は、30,000ポイント台で泊まれることが多いです。
有償宿泊の場合は、40,000~75,000円くらいになっています。
ウェスティンホテル横浜の部屋(コーナーキング)
デラックスキングを予約していましたが、コーナーキングにアップグレードしていただきました。
ウェスティンホテル横浜のルームカテゴリー
- デラックスキング(42平米) ←予約したお部屋
- デラックス2ダブル(42平米)
- ベイルームキング(42平米)
- ベイルームダブル(42平米)
- コーナーキング(45平米) ←宿泊したお部屋
- クラブキング(42平米)
- クラブ2ダブル(42平米)
- クラブコーナーキング(45平米)
- エグゼクティブスイート(84平米)
- プレジデンシャルスイート(210平米)
ベットルーム
ドアを開けると廊下があり、奥にベッドルームがある広々とした作りです。
コーナーキングならではの2面の大きな窓で部屋がより広く開放的に感じます。
大きなテーブルとソファーがあり、2人でもゆったり作業や食事ができます。
コンセントやUSBポートも設置されており、パソコンを使っての仕事も捗りそうです。
ミニバー
ミニバーには、ネスプレッソカプセル4つ、紅茶と緑茶のティーバッグ、ボトルの水2本がありました。
珍しかったのがこちらのお水。
ペットボトルゼロ実現のために、ノルダック・プレミアムウォーターを館内でリサイクルボトルに瓶詰めして提供していました。
サスティナブルを意識した取り組みでホテルの個性がでていました。
上に引っ張って開けようとすると開かず戸惑ったので要注意です。
手前に引いてから、上に引っ張ると開けられます。
ミニ冷蔵庫は、空で持ち込んだ飲料を冷やせるタイプでした。
ワイングラス・グラスが引き出しに収納されていました。
ケトルがこちらに収納されていました。
バスルーム・アメニティ
シンクは1つで深さがあり、使い勝手がよかったです。
グレーを基調としていて落ち着いた雰囲気です。
ミラーと一体型の照明がおしゃれです。
環境負荷低減に取り組んでいるとのことで、アメニティは最小限でした。
歯ブラシや髪のブラシには自然素材の竹を使用しているとのことで、ここにも環境へのやさしさが見えます。
浴槽が深く、大きめなのでゆったりとお湯に浸かることができます。
洗い場もあり、バスチェアも用意されているので日本人としては使いやすいです。
写真のハンドシャワーに加えて、レインシャワーもあります。
どちらも十分な水圧でした。
ウェスティンでおなじみのホワイトティーの香りのボディウォッシュ、シャンプー、コンディショナー。
茶葉の香りにムスクの香りなどが加わり、男性でも女性でも好感がもてる清々しい香りです。
ウェスティンオリジナルの「ヘブンリーローブ」が備え付けられています。
しっかりした厚みがあり、抜群の着心地でした。
クローゼット
広々としたクローゼットがあり、ハンガーの数も十分にあります。
クローゼットの中の引き出しに、セーフティボックスがありました。
パジャマは、セパレートタイプでワッフル素材で、とてもリラックスできました。
アイロンも、マークのついた巾着に入ってありました。
ウェスティンホテル横浜のクラブラウンジ
ウェスティンホテル横浜には、22階にクラブラウンジ「ウェスティンクラブ」があります。
ウェスティンクラブの営業時間は以下の通りです。
- 営業時間:6:30~22:00
- 朝食:7:00~9:30(ラストオーダー9:00)
- デイスナックタイム:10:00~17:00
- カクテルタイム:17:30~19:30
- コーディアルタイム:19:30~20:30
2023年1月から、クラブラウンジが利用できるのは、12歳以上からとなりました。
保護者同伴でも、どの時間帯も12歳未満は入室できませんので注意が必要です。
ウェスティン横浜のクラブラウンジは450平米と、とても広くスペースが取られています。
テーブル席やソファー席、景色を楽しめる席や充電用のコンセントが近い席など様々な席があります。
その中でもソファー席が多い印象でした。
隣の席とも距離が取られており、人が増えてもゆとりがある感じで落ち着いて過ごすことができました。
カフェスタイルのテーブルもあり、電源が取れるような座席もありました。
ラグジュアリーとカジュアルのバランスを取ると、こういった作りになるのかもしれません。
デイスナックタイムでは、コーヒー、紅茶、その他お茶類と、
冷蔵庫の中のソフトドリンクがフリーになっています。
カクテルタイム
17:30からのカクテルタイムでは、アルコールが飲み放題になります。
バーテンがドリンクの切り盛りをしており、カクテルなどのドリンクメニューはありません。
置いてあるお酒から、できるものはなんでも作るということでした。
「任せてくれ」という頼もしい様子でした。
冷蔵庫の中には、ビールとスパークリングワイン、白ワインのストックが入っています。
こちらは、フードのビュッフェカウンターになります。
一部のフードをご紹介しますが、カレー、味噌汁、BBQポーク、温野菜などメニューは中々豊富です。
お酒が進むようなものから、しっかりお腹いっぱいにできるメニューまであるので好感が持てます。
メニューは日替わりで変わっていますが、日によってハズレメニューみたいなことはありません。
洋食メニューだけでなく、みそ汁や炊き込みご飯など和食メニューも。
おいしいと話題のカレーを楽しみにしていましたが、この日は炊き込みご飯の日でした。
こちらも美味でした!
野菜スティックや温野菜など、ヘルシーなメニューも選べます。
おつまみとして軽く済ませるのもよし、ごはんものまでおなかいっぱいになるのもよし。
種類が豊富で、好みに合わせて楽しむことができます。
この日のごはんものはカレーでした。
辛さは控えめですが、スパイスが香る本格的カレーで評判通りおいしかったです。
人気でなくなることも多いようですが、ラウンジ利用の際はぜひ食べていただきたい一品です。
こちらはデザートのケーキを全種制覇です。
ケーキも甘すぎず、5個あってもペロリと食べられてしまう美味しさでした。
朝食
クラブラウンジでは朝食もいただけます。
メニューは、和食、洋食、エッグステーションが用意されていて、このあとご紹介しますがレストランの朝食のいいところを取ったような内容で、レストランに行かなくても十分満足できるくらいの内容が用意されていました。
クラブラウンジでは、和食を中心にいただきました。
レストランでしっかり食べたあとでしたが、美味しくいただきました。
ウェスティンホテル横浜の朝食レポート
朝食は、ホテル3階の「ブラッスリー・デュ・ケ」でいただくことができます。
朝食の主な概要は以下の通りです。
- 営業時間:7:00~10:30(ラストオーダー10:00)
- 価格:大人3,850円
マリオットプラチナエリート以上の人は、ウェルカムギフトの1つとして2名までの朝食が選べてお得です。
また、マリオットボンヴォイ会員は12歳以下の子供の朝食が無料になるので家族連れにありがたいですね。
「EAT WELLのコンセプトのもと、五感を刺激し、健康を促進し、栄養とビタミンをたっぷり含んだ満足のいく朝食を体験をしていただくことが目標です」
とのことで、健康的なメニューが充実していました。
デザート類も複数選択できて、スフレパンケーキが朝食で食べられるのがうれしかったです。
朝食はビュッフェスタイルになっています。
レストラン奥側ではグリル料理、卵料理、ペストリーなどがありました。
サラダのトッピングが充実しており、スーパーフードもありました。
中間のエリアは和食エリアになっていました。
スムージーやフレッシュジュースやグラノーラパフェ、グルテンフリーの米粉パンなど健康的な朝食がずらり。
エッグベネディクトやオムレツなど卵料理もビュッフェで選べます。
焼き魚や卵焼きなどの和食も、洋食のホットミールもあり、横浜らしく天心もありました。
種類豊富なビュッフェの中には、ヘルシーな料理も多く、健康的かつ満足な朝食を楽しむことができました。
ウェスティンホテル横浜のレストラン
続いて、館内のレストランを解説します。
ウェスティン横浜には5つのレストランがあります。
ロビーラウンジ
ロビーラウンジは23階のフロントデスクの隣にあります。
テーブル数が割と少ない印象なので、週末のアフタヌーンティーは混みそうな気がします。
アフターフォローは4つの季節によってメニューを変えるらしく今の季節は横浜市の花であるバラをイメージしたメニューになっているとのことでした。
Brasserie du Quai(朝食レストラン)
こちらは朝食レビューで紹介したレストランになります。
ランチ、ディナーの営業も行っています。
喫水線
喫水線は、日本食のレストランになっており、BRASSERIE DU QUAIと繋がっている場所にあります。
クラシックモダンな居酒屋風レストランということなので、夜にきた方が楽しみが多そうです。
Iron Bay
IRON BAYは23階の最上階にあるグリルレストランです。
開業日はアンバサダーエリートの方を招待してパーティをしていたようです。
レストランとしての営業開始は7月になってからとのことでした。
Sugar Merchant
Sugar Marchantは、ロビーラウンジ横にあるケーキ屋さんです。
ロビーラウンジでいただくこともできますし、お持ち帰りもできます。
Code Bar
23階のロビーラウンジのさらに奥に行った場所にあります。
日本全国のさまざまな場所にちなんだカクテルを用意しているとのことです。
ウェスティンホテル横浜のプール・フィットネスジム
ウェスティンホテル横浜の5階は、ウェルネスエリアとなっており、プールやフィットネススタジオ、スパがあります。
プールは大人2,200円、4~11歳1,100円で利用することができます。
開業当初は宿泊者は無料でしたが、現在は有料となっています。
マリオットプラチナエリート以上だと、ウェルカムギフトでプールの無料券も選択できます。
ラグジュアリーな雰囲気のプールに、カーテンで仕切られたカバナ風のエリアや、リクライニングチェアも複数ありました。
ジャグジーや、男性はドライサウナ、女性はミストサウナもあり、充実しています。
フィットネス
プールと同じ5階にフィットネススタジオがあります。
壁一面が大きな窓になっており、外の景色を見ながらワークアウトに励むことができます。
外は屋上庭園になっており、ビルの合間の緑が美しかったです。
基本的な有酸素系マシンや、筋力トレーニングマシン、サンドバッグやヨガマット、バランスボールなどもあり様々なトレーニングができます。
まとめ:ウェスティンホテル横浜の宿泊記
ウェスティンホテル横浜に宿泊してきました。
ヘブンリーベッドで熟睡し、健康的な朝食を食べ、プールやフィットネススタジオで体を動かして、日ごろの疲れをリフレッシュすることができました。
広々としたクラブラウンジでは、お酒とともに充実のフードメニューも楽しめ、朝食無料特典もあるので、特にマリオットプラチナエリート以上の方にオススメしたいホテルです。
ウェスティンホテル横浜はマリオットボンヴォイ加盟ホテルですので、お得に宿泊するなら「マリオットアメックス」がおすすめというのが定番です。
ゴールドエリート特典
・客室の無料アップグレード(空室によるが、角部屋や高層階などもあり)
・レイトチェックアウト14時まで(お部屋の空き状況による)
・滞在ごとに25%のボーナスポイントを獲得
・ウェルカムギフト
ただ、マリオットボンヴォイのホテルの宿泊数が年間で数泊程度だと、高額な年会費を得するまで利用できるか微妙なところになります。
プラチナエリート以上で、クラブラウンジの利用がステータス特典で利用できるなら、コスパの良いホテルかと思います。
素泊まりで泊まるなら、ちょっとコスパは悪いかなと思います。
ゴールドエリートだと、食事に関わるサービスがないので、カードをもつだけではお得に宿泊できるとはちょっと言えないかなと思います。
また、マリオットアメックスをマイルを貯める目的で持つという方は意外に多く、マリオットボンヴォイのホテルの宿泊数が年間で数泊程度だと、高額な年会費を得するまで利用できるか微妙なところになります。
マリオットボンヴォイのホテルに宿泊する見込みがないならおすすめしません。
※ホテルに泊まる場合は持った方が良いです。
カードのバランス重視なら、無料宿泊券やプライオリティパスの特典があるアメックスゴールドプリファードに分があります。
マイルを貯めるなら、マイルが貯まるクレジットカードを持つことをおすすめします。
ANAであれば、入会キャンペーンで大量マイルを獲得できます。
JALは、入会キャンペーンがANAほど強烈ではありませんが、セゾンプラチナビジネスアメックスなど日常利用で還元率の高いカードがあります。
付帯特典も多いのでおすすめできます。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。