ウェスティン都ホテル京都に宿泊してきましたので、その時の様子をプラチナ特典などを中心にレビューします。
この記事の信頼性
私の経歴と実績を簡単にご紹介します。
沖縄に移住して9年。
毎朝ビーチに行ってゴロゴロするのが日課です。
2018年から陸マイラーブログを開始し「累計で貯めたマイル数は2,000万マイル以上」になりました。
コスパの良い旅行を追求して、なるべくお金を使わないでリッチな体験をすることが趣味です。
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【宿泊記】ウェスティン都ホテル京都ブログレポ
ウェスティン都ホテル京都はアインシュタインやダイアナ妃など、国賓も宿泊した歴史と伝統のあるホテルです。
2021年大型リニューアルを行い、お部屋が広く綺麗になり、天然温泉のスパも完備。
気品高い美しさに触れながらも、魅力たっぷりの部屋やビュッフェ、温泉を楽しみ充実したホテルステイとなりました。
アクセス
ウェスティン都ホテル京都は、京都駅から地下鉄(烏丸線・東西線)で約15分、蹴上駅から徒歩2分ほどの距離にあります。
京都駅八条口からは、無料のシャトルバスがでており約25分でホテルに到着します。
込み合う公共交通機関を使用せずに、ホテルまで直行で行くことができます。
帰りはホテルから、京都駅までのシャトルバスがでており、帰りは三条京阪や祇園四条にも停まってくれますので、京阪や阪急利用者にもありがたいです。
また京都駅には、「ウェスティン都ホテル京都サテライトコンシェルジュ」もあり、荷物を預けるとホテルまで運んでおいてくれます。
一度ホテルに寄らずに、身軽に京都観光ができるのでとても便利ですね。
ロビー・チェックイン
クラッシックな外観から一転、中に入ると吹き抜けの開放感のあるロビーが広がっていました。
レセプションカウンターが3つ。
木を主体としたデザインが特徴的なカウンターでした。
ランタンが古都の風情も醸し出しています。
ホテルのリニューアルデザインコンセプトは「The Queen of Elegance」とのことで、気品のあるデザインが随所にみられます。
ホテル全体のリニューアルデザインコンセプトは気品ある女王「The Queen of Elegance(クイーンオブ エレガンス)」とし、国内外にその名を轟かせたいという想いを込め、新しい時代にふさわしい設えやサービスを加え、ラグジュアリー層にご満足いただけるホテルに完成いたしました。
ウェスティン都ホテル京都公式
ウェスティン都ホテル京都のプラチナエリート特典とポイント宿泊がおすすめ
ウェスティン都ホテル京都のプラチナ特典とポイント宿泊についてご紹介します。
プラチナエリート特典
ウェスティン都ホテル京都の主なプラチナ特典は以下の通りです。
- スイートを含むお部屋の無料アップグレード(空室状況による)
- 50%のボーナスポイント
- クラブラウンジ「ウェスティンクラブ」へのアクセス
- 16時までのレイトチェックアウト
- ウェルカムギフト(日本酒とおつまみ・1,000ポイントボーナスのうち1つを選択)
無料宿泊に必要なポイント数
ウェスティン都ホテル京都は、マリオット系列ホテルブランドの中で、プレミアムカテゴリーに属しています。
プレミアムでありながら、無料宿泊に必要なポイントはあまり高くない傾向にあります。
無料宿泊に必要なポイント数目安
最低:40,000ポイント
最高:65,000ポイント
多くの日が50,000ポイント前後で泊まれ、40,000ポイントで泊まれる日もあります。
有償宿泊の場合は、50,000~100,000円くらいになっています。
ウェスティン都ホテル京都のアップグレード(過去宿泊)
ウェスティン都ホテル京都はリニューアルで、スイートルームが増えたこともあり、プラチナエリート以上を所持しているとスイートルームへのアップグレード率が高めのホテルです。
過去にプラチナエリートで宿泊した際は、下記のスイートルームにアップグレードしていただきました!
ジュニアスイート
ジュニアスイートは、リビングスペースとベッドスペースが分かれており、50平米以上の広さが。
有償宿泊だと10万円以上になるお部屋です。
ラグジュアリースイート
ラグジュアリースイートは、リビングルームとベッドルームが分かれており落ち着ける空間になっていました。
ベッドルームが独立しているので、子どもが先に寝てしまっても、リビングルームでゆったりとくつろぐことができます。
有償宿泊の場合20万円以上するお部屋です。
ポイント宿泊でアップグレードしていただけるとポイント単価が何倍にもなりお得です。
ウェスティン都ホテル京都の部屋レビュー(デラックスルーム平安京ビュー)
今回の宿泊は、デラックスルーム(平安京ビュー)のお部屋です。
ベットルーム
部屋に入ると鏡台があり、その奥がベッドルームになっています。
鏡の下には梅の花をイメージしたかわいらしいスツールが。
京都の夏の風物詩「川床」をイメージした青いカーペットがさわやかです。
曲線を活かした家具が多く、特別感がありながらも主張しすぎず全体的に優美な雰囲気を作っていました。
38平米の広さですが、大きな窓のおかげで広く感じます。
ヘブンリーベッドは包み込まれるような寝心地で快適でした。
ベッドの前には大型テレビがあり、ベッドからゆったり見ることができます。
加湿空気清浄機も設置されていました。
ミニバー
テレビの隣の棚の中にミニバーがあります。
ペットボトルの水2本、illyのエスプレッソマシン、緑茶のティーバッグなどがあり無料でいただけました。
冷蔵庫の中には有料のドリンクが冷やされていました。
棚の引き出しの中に、グラスやマグカップなどが収納されていました。
バスルーム・アメニティ
洗面台は、ボウルが1つのシンプルなものでした。
洗面台の下の引き出しにアメニティがあります。
歯ブラシ、バニティキット、ヘアブラシ、カミソリ、ボディタオル、ソープなどがセットされていました。
化粧水等、スキンケアアイテムはありませんでした。
ドライヤーは、パナソニックのナノイーでした。
ジュニアスイートでは、高級ドライヤーのレプロナイザーだったのでこんなところにも違いがあります。
バスルームは、洗い場があり浴槽も大きいのでゆっくりと浸かることができます。
洗い場が広いので、お子様連れでも使いやすいですね。
写真には映っていませんが、ハンドシャワーに加えて、レインシャワーもありました。
シャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュはウェスティンホテルではお馴染みの、ホワイトティーの香りのものでした。
清々しい茶葉の香りにムスクの深みが加わった心落ち着く香りです。
お湯張りのタイマーがあり、自動でお湯張りができて便利です。
クローゼット
クローゼットの中にセーフティボックスがあります。
天然温泉を利用した京都最大級のスパ施設「華頂」の専用着がひきだしに入っています。
こちらを着て、スリッパで行くことができるので汗をかいても安心でゆっくりくつろげます。
パジャマはセパレートタイプでさらっとした生地感が心地よかったです。
スリッパも引き出しに入っていました。
バスローブは洗面台に1着、クローゼットにも1着ありました。
東芝のアイロン、アイロン台も備えられていました。
ウェスティン都ホテル京都のクラブラウンジ
ウェスティン都ホテル京都にはクラブラウンジ「ウェスティンクラブ」があります。
有償でクラブラウンジアクセス付きの部屋を予約すると高額になりますが、マリオットボンヴォイのプラチナエリート以上のステータスを保持していると、利用することができます。
ウェスティンクラブの営業時間は以下の通りです。
- 営業時間:(朝食営業日)7:00~22:00 (朝食営業なし)10:00~22:00
- 朝食ブッフェ:7:00~11:00(特定日のみ朝食営業)
- オールデイスナック:11:00~21:30
- アフタヌーンティー:14:30~16:30
- イブニングカクテル:17:00~19:00
- コーディアル&デザート:19:00~21:00
アルコールの提供は、17時から21時までとなっています。
また、小学生以下(12歳以下)の子どものラウンジ利用については、保護者同伴の場合可能ですが、保護者同伴でも17時までとなっています。
イブニングカクテルの時間からは子どもの入室は禁止ですので要注意です。
基本的には日曜日のみラウンジでも朝食がいただけるそうです。
朝食営業日については、公式ホームページで案内があるのでご確認ください。
ラウンジ内は広々としており、こだわりの感じる家具が並んでいて高級感があふれていました。
3階ですが大きな窓があるので、周囲の山並みも見渡せて時間帯によって美しい景色が楽しめます。
アフタヌーンティー
アフタヌーンティーの時間帯には、コーヒーや紅茶に合う一口サイズのケーキなどに加えて、抹茶わらび餅など京都らしい和菓子もありました。
2023年にリニューアルして、メニューを改善したそうです。
イブニングカクテル
ウェスティンクラブの夕方の食事などの内容についてご紹介します。
この時間からアルコールが提供されます。
スパークリングワイン、日本酒、焼酎、赤ワイン、白ワイン、ビール(スーパードライ、一番搾り、エビス、プレモル、ハイネケン、コロナ)、リキュール類が用意されていました。
オーダーすれば、カクテルも作っていただけます。
お酒の種類はかなり充実していました。
ノンアルコールのカクテルも作ってもらえるので、アルコールが飲めなくても楽しめます。
軽食は、野菜スティックやチーズやクラッカー、ハム、スモークサーモンなどあくまでもおつまみになるものでした。
そのほかに、前の時間帯からのデザートも数点ありました。
フードについてはボリュームがあるものではないので、ディナー前に軽くという気持ちで行かれるのをオススメします。
ウェスティン都ホテル京都のレストラン「洛空」(朝食・ディナー)
朝食は、オールデイダイニング「洛空」でビュッフェをいただくことができます。
マリオットボンヴォイのプラチナ会員以上でなくても、宿泊客は全員無料で朝食利用できるのがすごいところです!
朝食の主な概要は以下の通りです。
- 提供:ビュッフェスタイル
- 営業時間:6:30~10:00
- 価格:宿泊客は無料(宿泊客のみ利用可能)
朝食
ビュッフェは約50種類の和洋のメニューがずらりと並びます。
五つ星お米マイスター八代目儀兵衛が目利きしたお米を使って好きな具材でおにぎりを握ってもらえるコーナーなどがありました。
京都らしく「土井志ば漬け本舗」の漬物が数種類あるなど、和食派にもうれしい内容でした。
おばんざいの小鉢など和食のバリエーションが豊富ですが、定番の料理は揃っており、パンの種類も充実していたので洋食派でも満足できます。
エッグステーションでは好きな具材を選んでオムレツをつくってもらえ、京都らしく湯葉をいれることもできました。
ミニケーキやアイスクリームなど、デザートの種類が多く、最後まで楽しませていただきました。
ディナー
夕食は洛空でディナービュッフェをいただきました。
ディナービュッフェの概要は以下の通りです。
- 営業時間:17:00~21:00(平日)、17:00~21:30(土日祝)
- 価格:(平日)大人7,500円、小学生4,600円(土日祝)大人9,000円、小学生5,300円
ビュッフェとしてはなかなかなお値段がしますが、大人1名につき小学生(6歳~12歳)は無料という家族連れに嬉しいサービスがあります!
家族で利用すると、とてもリーズナブルにおいしいお料理が楽しめます。
歴史のあるラグジュアリーホテルでありながら家族連れウェルカムな雰囲気があり、たくさんの家族連れでにぎわっていました。
ライブキッチンがあり、握りたてのお寿司、揚げたての天ぷら、ローストビーフ、ステーキ、アワビなどを注文してから作っていただけます。
定番料理に加えて、その月のテーマに沿った目にも美しい小皿の料理が豊富に並びます。
京都らしい料理もあり、海外からの観光客にも喜ばれそうです。
メニューは毎月テーマが代わるので、リピーターでも楽しめるようになっています。
デザートの種類がとても豊富で、スイーツパラダイスでした!
洋菓子だけでなく、和菓子もあり、またアイスも数種類あったのでどれを取ろうかうれしい悩みでした。
こだわりの料理を少しずつ、好きなだけ味わえ、ディナーとしてはかなりリーズナブルにカジュアルに楽しむことができました。
家族連れに特にオススメです。
ウェスティン都ホテル京都の温泉
2021年の大型リニューアルの際に、天然温泉を利用した京都最大級のスパ施設「華頂」ができました。
こちらへは、専用エレベーターで向かいます。
くつろいだ格好をしていても、チェックイン客などと一緒になることがないので気兼ねなく向かえます。
水路閣をイメージした半露天風呂があり、アーチが連なるデザインが重厚感がありながら幻想的です。
半露天には、寝そべって温泉を楽しめるチェアもあり外の風の涼しさを感じながら、ゆったりと過ごすことができ極楽でした。
温度の違う2種類の内湯やサウナもあり、京都のホテルでこんなに温泉を満喫できるとは驚きでした。
この温泉を楽しむために、お籠もりステイするのもありだなと思わせてくれる、リニューアルの目玉施設でした。
まとめ:ウェスティン都ホテル京都の宿泊記
ウェスティン都ホテル京都に宿泊してきました。
リニューアルにより、伝統を重んじた気品の高い雰囲気はそのままに、広く一新されたお部屋や、気兼ねなく楽しめるビュッフェ、リフレッシュできる温泉施設など魅力が増したホテルとなっています。
上質な空間があるだけでなく、スタッフのあたたかい声かけや、スムーズなオペレーションなども感じることができ、京都を訪れる際はまたぜひ泊まりたいホテルとなりました。
ウェスティンホテル京都はマリオットボンヴォイ加盟ホテルですので、お得に宿泊するなら「マリオットアメックス」がおすすめというのが定番です。
ゴールドエリート特典
・客室の無料アップグレード(空室によるが、角部屋や高層階などもあり)
・レイトチェックアウト14時まで(お部屋の空き状況による)
・滞在ごとに25%のボーナスポイントを獲得
・ウェルカムギフト
ただ、マリオットボンヴォイのホテルの宿泊数が年間で数泊程度だと、高額な年会費を得するまで利用できるか微妙なところになります。
プラチナエリート以上で、クラブラウンジの利用がステータス特典で利用できるなら、コスパの良いホテルかと思います。
素泊まりで泊まるなら、ちょっとコスパは悪いかなと思います。
ゴールドエリートだと、食事に関わるサービスがないので、カードをもつだけではお得に宿泊できるとはちょっと言えないかなと思います。
また、マリオットアメックスをマイルを貯める目的で持つという方は意外に多く、マリオットボンヴォイのホテルの宿泊数が年間で数泊程度だと、高額な年会費を得するまで利用できるか微妙なところになります。
マリオットボンヴォイのホテルに宿泊する見込みがないならおすすめしません。
※ホテルに泊まる場合は持った方が良いです。
カードのバランス重視なら、無料宿泊券やプライオリティパスの特典があるアメックスゴールドプリファードに分があります。
マイルを貯めるなら、マイルが貯まるクレジットカードを持つことをおすすめします。
ANAであれば、入会キャンペーンで大量マイルを獲得できます。
JALは、入会キャンペーンがANAほど強烈ではありませんが、セゾンプラチナビジネスアメックスなど日常利用で還元率の高いカードがあります。
付帯特典も多いのでおすすめできます。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。