ヒルトン長崎に宿泊してきました。
ヒルトン長崎は、2022年9月に開業した西九州新幹線の通る長崎駅からすぐの場所にあり、長崎観光の拠点としても便利なホテルです。
お部屋の詳細や、エグゼクティブラウンジや朝食について、レビューします!
この記事の信頼性

私の経歴と実績を簡単にご紹介します。
沖縄に移住して9年。
毎朝ビーチに行ってゴロゴロするのが日課です。
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コスパの良い旅行を追求して、なるべくお金を使わないでリッチな体験をすることが趣味です。
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【宿泊記】ヒルトン長崎のブログレビュー


ヒルトン長崎は、2021年11月開業のホテルです。
長崎駅の西口正面にあり、駅から道路を隔てて正面に建っていて駅降りたらすぐホテルという便利さです。
長崎空港からはシャトルバスで約45分と距離はありますが、長崎駅すぐなのでバスに乗ってしまえば迷うことなく到着です。
ヒルトンならではの洗練された室内空間はもちろんですが、温泉施設があるのが特徴でそちらも楽しみです。


1階メインエントランス入り口はいたってシンプル。
1階はエントランスと日本食レストランのみです。
シンプルなエントランスなのかと思ったのですが…


エントランスを抜けると、木製の階段がどーんと待ち構えています。
海に囲まれた長崎の地域性を取り入れたデザインがこのホテルには随所にあり、こちらの階段も船底をイメージしています。
和を感じる美しいデザインで、思わず写真が撮りたくなります。
ロビー・チェックイン


フロント、ロビーは2階にあり、木と石のコントラストが美しい、モダンな作りです。
2階にもエントランスがあり、こちらは長崎駅から繋がっています。
ヒルトン長崎の部屋レビュー(エグゼクティブデラックスルーム ツイン)
ヒルトン長崎の客室は、全200室あります。
スタンダードタイプのお部屋でも31平米あり、ゆとりのある空間となっています。
・デラックスルーム キング・ツイン・ダブルツイン 31平米
・プレミアムルーム キング 36~40平米
・エグゼクティブデラックスルーム キング・ツイン・ダブルツイン 31平米
・エグゼクティブデラックスコーナールーム 36~38平米
・キングアクセシブルルーム(バリアフリー) 34平米
・デラックススイート 63平米
・プレミアムスイート 73平米
・プレジデンシャルスイート 97平米
ヒルトン長崎では、13歳未満の子供は、大人と同じベッドで添い寝する場合は無料で宿泊することができます。
ダブルベッド2台のダブルツインのお部屋があり、子供と添い寝でもダブルならゆったり眠れます。
家族連れにとって、ダブルツインのお部屋があるのは、嬉しいですね。
ベットルーム


エグゼクティブデラックスルームのツインベッドのお部屋に宿泊しました。
部屋に入ると、洗面台が見え鏡で空間分けがされている開放感のある作りです。
1ルームのような作りなので、31平米という実際よりも、広々と感じます。


モダンなベッドルームは、「航海」をテーマにしているそう。
波のような模様や、青の使い方が印象的な落ち着いたお部屋です。
天井や間接照明も美しく、ベッドに寝転んで優雅な気分になります。


ベッドの間のテーブルには、電話機、メモ帳などと共にBOSEのBluetoothスピーカーがありました。
高音質で音楽を楽しむことができます。


ベッドの足元側には、テーブルと椅子がありました。
壁から飛び出しているような、デザインのテーブルがおしゃれです。
こちらにもコンセントとUSBポートがあり便利でした。


55インチのテレビがあり、地上波以外にもYouTubeやNetflixなども見ることができました。
また、ホテルの案内や、大浴場の混雑状況などもこちらで確認することができました。


エグゼクティブデラックスルームは、最上階の11階にあり窓からは、電車の線路がすぐ見えました。


ウェルカムスイーツとして、長崎カステラぷりんをいただきました。
※こちらはダイヤモンド会員特典です。
ミニバー


ミニバーには、ネスプレッソとミネラルウォーターがありました。
ミネラルウォーターは、いろはすの阿蘇の天然水でした。


ネスプレッソのカプセルは、インドネシア、エチオピア、コロンビア、コズイーの4種類でした。


引き出しを開けると、ドリップコーヒーや、紅茶のティーバッグ、マグカップやグラスなどが収納されていました。
デカフェのドリップコーヒーも用意されていました。


冷蔵庫は中身は空で、自分で持ち込んだものを冷やせるタイプでした。
バスルーム・アメニティ


洗面台から、ベッドルーム、窓の景色まで見えるオープンなつくりです。
洗面スペースの前には、スライドドアがあり、すべて閉めると個室のようにすることができます。
広々と見せながらも、隠したいときは隠せるので安心です。


アメニティは、「Crabtree&Evelyn(クラブツリーアンドイヴリン)」のものでした。
歯ブラシ、コットンセット、カミソリ、シャワーキャップ、くし、ソープなど基本的なものは揃っていました。


ドライヤーはヴィダルサスーンのものでした。


バスタブ、シャワーは洗面台から独立していて使いやすいです。
シャワーはハンドシャワーで、水圧ももちろん十分で快適です。


バスアメニティも、「Crabtree&Evelyn(クラブツリーアンドイヴリン)」のものでした。


トイレはウォシュレット付きで、独立しているので使いやすいです。
ヒルトン長崎は、全室バストイレがセパレートになっていて、使いやすいのもおすすめポイントですね。
海外のホテルでよくある、水回り全て一体型は、色々と気をつかいます…
クローゼット


クローゼットと別に、荷物置き台がありました。




引き出しには、パジャマとバスローブが収納されていました。
パジャマはセパレートタイプ。さらっとした生地で着心地がよかったです。


扉付きの大きめのクローゼットもありました。
十分な数のハンガー、スリッパ、セーフティボックス、アイロン、アイロン台、靴べらや洋服ブラシ、バックが収納してありました。
セーフティボックスは、暗証番号式でした。
バッグは、ジムや温泉に行く時に便利そうです。
ヒルトン長崎のエグゼクティブラウンジ


最上階11階に、エグゼクティブフロア、スイート宿泊者が利用できるラウンジがあります。
営業時間:6:30~19:00
・朝食:6:30~10:00(土日祝6:30〜10:30)
・ティータイム:10:00〜17:00(土日祝10:30〜17:00)
・カクテルタイム:17:00〜19:00


ラウンジも、木の温もりとシャープなテーブルを組み合わせたモダンな作りでした。
それほど広い作りではありませんが、窓側のソファー席もあり、ゆっくりとできそうです。


最上階なので、窓から景色が見渡せます。
ヒルトン前に流れる川と、稲佐山を眺めることができます。
ティータイム


コーヒーマシンと、紅茶、煎茶などのティーバッグがあり、セルフで飲み物が楽しめます。
テイクアウトOKなカップがあり、嬉しかったです!


冷蔵庫の中には、フルーツヨーグルトや、チーズがありました。
ティータイムにあるのは珍しいですね。
そのほか、コーラ、ジンジャーエール、炭酸水などの缶ジュースも選べます。


飲み物とちょっとつまめるものが並びます。
ミックスナッツ、ドライフルーツ、柿の種、などが自由にいただけました。


お水、烏龍茶、オレンジジュース、グレープフルーツジュース、アップルジュースもありました。


フルーツ、ムースドポアゾン、ポテトサラダ、鶏肉と春雨の和え物がありました。
ティータイムでも、小腹が満たせてありがたいです。
それぞれアレルギー食品の表示もマークでわかりやすかったです。


ミニケーキ、ライチ、バナナがありました。


オペラとマロンのミニケーキ、チョコクッキー、レモンクッキーをアイスカフェラテと共にいただきました。
ティータイムでも、つまめるものの種類が多く、軽食があるのが好印象でした!
カクテルタイム


カクテルタイムになると、中央のテーブルにアルコール類が並べられていました。


芋も水も五島産の芋焼酎「五島灘」や、麦焼酎の「壱岐」など長崎のお酒が用意されていて、旅気分を盛り上げます。
ウィスキーや、各リキュール類が揃っていました。


壁側には、冷やされたドリンク類もありました。
スパークリングワイン、白ワイン、瓶ビール、ノンアルコールビール、お水、オレンジジュースが用意されてます。
生ビール希望の場合は、スタッフに要望できるとのこと。
さらに長崎の島原のお酒「はねぎ搾り」が冷やされていました。
こちら、僅少な伝統的なはねぎ搾りで作られたお酒とのことで、飲んでみたくなります。
常温で、赤ワインも用意がありました。




コールドミールは、ティータイムと同じものに加えて、野菜の玉子焼き、エビマヨが加わっていました。




カレー、四川麻婆豆腐、ライスコロッケ、小籠水餃子と、中華料理が充実です!
小籠水餃子がプルプルで美味しそうです。


白ご飯と、ブイヨンスープがありました。


しっかりとおかずがあるので、夕食代わりになります。
生ビールと共にいただきました。


カレーも食べたくなって、追加です。
とても美味しいなめらかなカレーでした。
あえて言えば、長崎らしい食べ物などがあるともっと嬉しかったです。
ただ、営業時間も19時までと短いので、ホテル周辺の飲食店利用前にサクッと利用するには十分ですし、夕食代わりとしても満たされる内容でした。
朝食


ラウンジで朝食をいただきました。
カクテルタイム時よりも、多くのおかずが並びます。




小籠包、角煮まんじゅうと朝から長崎らしいメニューが並びます。
日本三大中華街の長崎中華街があるだけあって、中華メニューが充実です。
食パンに海老のすり身を挟み込んで、油で揚げた長崎の郷土料理「ハトシ」もありました。
朝食の定番、焼き魚、スクランブルエッグも並びます。




スモークサーモン、ハムとともにサラダコーナーがありました。
海藻やキヌアなどもあってヘルシーです。
ライチ、バナナ、パインなどのフルーツもたくさん並んでいました。
フルーツグラノーラやコーンフレークもありましたので、朝はシリアル派にも対応していました。
コールドドリンクも充実していて、水、烏龍茶、牛乳、豆乳、オレンジジュース、グレープフルーツジュース、アップルジュース、トマトジュースがありました。
牛乳だけでなく、豆乳が選べるのもいいですね。




ごはんと、味噌汁、そしてごはんのお供たち!
味噌汁は、なめこ、わかめ、小ねぎを自分でトッピングできました。
ごはんのお供が充実していて楽しかったです。
長崎かまぼこや、たちばな揚げなどご当地ものもありました。
日本三大珍味の一つに数えられる、長崎からすみ。からすみのくずしや、唐墨のふりかけなどもありました。




パンコーナーは小さいですが、5種類のパンが選べるのでどれにしようか迷います。
バケット、食パン、ミューズリーブレッド、メープルピーカン、クロワッサンがこの日はありました。


角煮まんじゅうとハトシを中心にいただきました。
ヒルトンダイヤモンド会員特典として、お菓子をいただくことができました。


エグゼクティブラウンジの朝食限定で、カステラとエッグベネディクトをいただくことができます。
長崎のザラメが底にあるカステラおいしかったです!
レストランの朝食より、種類は少ないですが、長崎ご当地ものをはじめ朝食として十分なラインナップでした。
ラウンジ限定メニューもあるので、ゆったりとラウンジでの朝食もいいですね。
また、ラウンジとレストラン朝食のはしごも可能とのことなので、おなかの余裕に気を付けて両方楽しむのもいいかもしれません。
ヒルトン長崎のレストラン朝食(ビュッフェ)


オールデイダイニングレストラン「ディ・バート」で、ビュッフェの朝食をいただきました。
船底モチーフの階段の横にあり、ロビーフロアの一角にあるので、天井が高く広々としていました。
朝食営業時間:7:00~10:00
料金:大人 4,500円 子供(6~12歳) 1,800円


ビュッフェ台にはたくさんのお料理が並びます。




洋風のオーソドックスな、メニューがまず並びます。
ナゲット、ポテト、スクランブルエッグ、パンケーキなど。
ベーコンや、ウィンナー類ももちろんありました。




スープ類は、お味噌汁、ブイヨンスープ~トマト仕立て~が用意されていました。
フライドエッグは、焼き方の好みを伝えてスタッフに焼いてもらえます。


中央の台に、サラダなどのコールドミールが並び、その周りをぐるっとホットミール等が並ぶので、種類が豊富です。




こちらのホットミールは、長崎名物皿うどん!
朝からご当地ものが食べられて嬉しいです。
シュウマイなど、中華街らしい食事もありました。
煮物、焼き魚、温野菜などもあるので、和食朝食が好きな方もばっちりです。
こちらにも、カレーもありました。




フルーツがたくさん並びます。
ライチやグレープフルーツなど。ヨーグルトもあるのでフルーツと楽しめます。
ハムや、スモークサーモンなど定番の物もありました。
ケッパーとレモンが自分で好きな量添えられるのは嬉しかったです。




練り物や明太子、納豆、とろろなどご飯のお供が充実です。
梅干し、柚子大根、きんぴらやキムチなどもあり、少しずつ試したくなります。
和食が充実していたので、朝はパン派でも、ちょっとつまんでみたくなるラインナップでした。




和食にも負けじと、パンも種類が豊富でした。
プチフランス、クロワッサンなども定番に加えて、アップルショーソン、メープルピーカンなどデザート系もありました。
また、ミニサイズのドーナッツやマフィンなどもあるので、別腹感覚でいただけそうです。


ヒルトンダイヤモンド会員特典として、会員専用飲料コーナーがありました。
無料でスパークリングワインなどアルコール類も含んだドリンクがいただけます。


せっかくなので、ご当地メニューである皿うどん、五島うどんをいただきました。
皿うどんは、麺に自分で具沢山あんをかけるので、パリパリが味わえて、おいしかったです。
五島うどんは、細目のうどんですがもちもちでこしがあり、あごだしのつゆが朝からしみました。
ヒルトン長崎の温泉施設とフィットネス


ヒルトン長崎には、宿泊者専用の温浴施設があります。
こちらの写真は、大浴場までのアプローチ!
気に囲まれた廊下の先には、凧のモチーフが。
そして、ライン照明が渦のようにきらめき、お風呂までの道へ誘います。
駅前のホテルの中であることを忘れそうな空間で、わくわくしながら向かうことができました。
温泉施設


大浴場の入り口には、染め物の美しいシンプルな暖簾と、こちらにも凧のモチーフが。
モダンでスタイリッシュなデザインです。
男湯、女湯の表記が控えめでおしゃれなので、お間違えの無いように笑
大浴場は撮影禁止ですので、写真はありませんが、浴槽に加えて、ドライサウナ、水風呂がありました。
御影石の浴場内は高級感があり、浴槽の窓からは、稲佐山が臨めます。
サウナ、水風呂があるのはサウナーにも嬉しいですね。
宿泊者は無料で、宿泊者専用です。
15歳未満は、大人の同伴が必要になります。
浴槽自体は、それほど大きくないので、お部屋のテレビで混雑情報を確認してから行かれることをオススメします。


浴場の前には、ゆったりとした休憩スペースがありました。
こちらも青が印象的に使われていて、木のやさしさとともに低いソファーに癒される空間でした。
フィットネス


浴場と同じフロアにフィットネスジムがあります。
こちらも宿泊者専用で、営業時間は24時間。利用は無料です。
16歳以上が利用可能になります。


有酸素運動や筋トレに利用できる各種マシンが揃っています。


ランニングマシンは、窓を向いて景色を見下ろしながら走ることができます。
大浴場からすぐなので、こちらでかいた汗をお風呂で流して、サウナで整えると気持ちよく過ごせそうです。
ヒルトン長崎のアクセス方法
ヒルトン長崎は、JR長崎駅西口からでるとすぐ正面にあり、JR利用の場合アクセス抜群です。
西九州新幹線が2022年に開通したので、長崎旅行に加えて佐賀方面に足を延ばすのもいいですね。
長崎観光に利用するバスや市電、空港からのリムジンバスはJR長崎駅東口にありますので、そちらからだと徒歩7~8分かかります。
飛行機利用の場合、長崎空港から長崎駅へは、リムジンバスが便利です。
長崎空港で、リムジンバスに乗り45分ほどで、「長崎駅前ターミナル」に到着します。
長崎空港は海沿いにあり、そこから海をみながらバスでゆったりホテルへ向かうのも旅の始まりとして、いいかと思います。
長崎駅すぐという好立地のため、歩く期間が少なく済み迷うことなく到着することができ、長崎観光の起点としてオススメです。
まとめ:ヒルトン長崎の宿泊記


ヒルトン長崎に宿泊してきました。
海に囲まれた長崎の良さを、ロビーやお部屋、大浴場などのデザインから感じることができ、スタイリッシュながらも温かみのある空間でリラックスすることができました。
また、エグゼクティブラウンジも稲佐山を眺められる風景や、充実のドリンクと軽食を楽しめゆったりするのに心地がよかったです。
レストラン朝食でも、長崎のおいしいお料理を味わうことができ、大浴場でのびのびお風呂にはいったり、サウナで整ったりと館内で充実したステイができました。
夜景や歴史を感じる観光地、中華街やカステラ、ちゃんぽんなどおいしいものも多く魅力的なものが多い長崎。
そんな長崎を楽しむために、設備、サービス、アクセスともにオススメのホテルです。
ヒルトンホテルに宿泊する場合、上級ステータスを持っているとお得に宿泊をすることができます。
ヒルトンのゴールドステータスは「ヒルトンアメックス」または「アメックスプラチナ」を持つだけで得ることができます。
ゴールド会員のメリットは、
・朝食が無料
・部屋の無料アップグレード
(エグゼクティブにアップグレードされればラウンジアクセス可能)
・レイトチェックアウト
などがあります。


ちなみに、ヒルトンアメックスプレミアムなら持っているだけで毎年1泊無料になります。

