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ANAダイナースカードに付帯する、海外旅行などで役立つプライオリティ・パスのラウンジ特典について、具体的に解説します。
家族カードを発行した場合のルールや、同伴者と一緒に利用した際の料金体系、それから年間の利用回数や国内レストラン特典の有無など最新情報は確認しておきたいところです。
さらに近年では、年間の無料利用回数に上限が設けられたり、国内レストラン特典が対象外になったりと、最新の変更点を確認しておきたいところです。
私自身、飛行機での移動が多いため、様々なクレジットカードのプライオリティ・パス特典を徹底的に比較してきました。
参考:プライオリティ・パスが最安のおすすめクレジットカード比較はこちら
本記事では、最新の規定に基づいたダイナースクラブのラウンジ特典の全貌を分かりやすく解説します。
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ANAダイナースのプライオリティパス(Diners Club プログラム)


ダイナースクラブカードに付帯するラウンジサービスは、他社のクレジットカード特典とは少し違った独自の特徴を持っています。
ここでは、年間の利用回数や家族・同伴者のルール、そして実際の入室手順まで詳しく見ていきましょう。
海外ラウンジの無料利用回数について
海外ラウンジの利用回数については、プロパーのダイナースクラブカードでは2021年のルール改定により、年間10回までが無料(国内空港ラウンジは回数無制限)という上限が設定されました。
無料枠を使い切って11回目以降利用する場合は、1回あたり3,500円(税込)の手数料が発生します。
この「年間10回」というカウントは、毎年4月1日を起点とし、翌年3月31日までの1年間で計算され、年度が変われば再びリセットされる仕組みです。
年に数回の海外旅行であれば、往復でラウンジを使っても十分に収まる回数なので、多くの方にとっては問題ない制限と言えます。
しかし、ANAダイナースに付帯するプライオリティパスには利用制限回数がないので、それだけでもカードとして優位性があります。
| カード種別(家族会員含む) | 国内ラウンジ利用 | 海外ラウンジ利用 |
|---|---|---|
| ダイナースクラブカード | 無制限で無料 | 年10回まで無料 ※11回目から1回3,500円(税込) |
| ANAダイナースカード | 無制限で無料 | 無料 |
通常のプロパーカードの年会費が29,700円(税込)であるのに対し、ANAダイナースカードは33,000円(税込)となっており、その差額はわずか3,300円しかありません。
もし海外に行く頻度が高く、年間のラウンジ利用が10回を超える見込みがあるなら、都度超過料金を払うよりもANAダイナースカードを選ぶ方が圧倒的にお得になります。
参考:ANAダイナースのメリット・デメリットを詳しく解説
ご自身のライフスタイルや渡航頻度を考慮して、最適なカード券種を見極めることが重要です。
家族カードにおけるプライオリティ・パスの優位性
クレジットカードを比較する際、家族カードのラウンジ特典がどうなっているかは非常に重要なチェックポイントです。
世の中のゴールドカードやプラチナカードの中には、家族会員にはプライオリティ・パスが付帯しないものや、高額な発行手数料が別途必要なものも少なくありません。
しかし、ダイナースクラブの家族カードは、年会費8,800円(税込)というリーズナブルな価格設定でありながら、本会員と全く同じプライオリティパスに利用権が付与されます。
家族旅行へ行く機会が年に1回でもあるなら、家族カードを発行しておいて損はありません。
家族が単独で海外出張や旅行に行く際にも、自分の家族カードを提示するだけでラウンジに入れるため、使い勝手は抜群です。
参考:家族カードでプライオリティ・パスが発行できるおすすめクレジットカード一覧
同伴者が利用する場合の料金と注意点
ラウンジを利用する場面では、カードを持っていないご友人や、家族カードを作っていないお子様と一緒に同伴入室することもあるでしょう。
ANAダイナースの場合、同伴者の入室は有料となっており、同伴者料金はラウンジによって異なる設定が設けられています。
※28〜35米ドルに設定されているラウンジが多いです。
家族がそれぞれカードを持っている場合は、必ず一人ずつ自分のカード(またはデジタル会員証)を受付で提示してください。
また、小さなお子様を連れている場合、「2歳未満は無料」などラウンジごとに独自の子供料金が設定されていることがあります。
これはクレジットカード側のルールではなく、各ラウンジ施設が独自に定めている規定によるものなので、事前に確認の上ご利用ください。
ANAダイナースの国内レストラン・リフレッシュ施設の利用対象外について


2025年4月1日よりルールの改定が行われ、日本国内の空港における「レストランでの飲食」「スパなどのリフレッシュ施設」「休憩施設」の利用が対象外となりました。
具体的には、関西国際空港で大人気だった「ぼてぢゅう(3,400円分の割引)」や、中部国際空港の「The Pike Brewing Restaurant」、成田空港の「9h nine hours」などが利用できなくなっています。
このサービス変更の背景には、ラウンジ利用者の急増による深刻な混雑(オーバーラウンジ問題)と、カード会社のコスト負担の増大があるとされています。
元来、空港ラウンジは「搭乗までの静かな待機スペース」として提供されてきましたが、いつの間にか「無料の食事代わり」としてレストラン特典が使われるようになってしまったことが要因です。
そのため、国内空港では純粋にカードラウンジ等の「待合室」としての利用に限られることになりました。
どうしても国内空港でのレストラン優待を利用したい場合は、まだ制限が緩い他社のクレジットカードを併用するなど、別の対策を検討する必要があります。
参考:プライオリティ・パスのレストラン特典が無料で使えるクレジットカード徹底比較
ただし、海外の空港にある対象レストランについては、引き続きダイナースクラブの特典で利用可能ですのでご安心ください。
| ダイナースクラブカード レストラン特典 | 利用の可否 |
|---|---|
| 国内空港のレストラン・リフレッシュ施設 | 利用不可 |
| 海外空港のレストラン施設 | 利用可能 |
ANAダイナースのプライオリティパスのラウンジ利用方法


ダイナースクラブカードのラウンジ特典は、使い方が非常にスマートです。
他社のクレジットカードでは、事前にプライオリティ・パスの申し込みを行い、後日届く専用の黒いプラスチックカードをラウンジへ持参する必要があります。
しかしダイナースクラブの場合、そのような別途の会員証を発行する手続きは一切不要です。
ラウンジの受付で、お手持ちの「ANAダイナースカード本体」と当日の「搭乗券」を提示するだけで入室手続きが完了します。
受付スタッフには、「ダイナースクラブで利用します」または「プライオリティ・パスのプログラムです」と伝えればスムーズに処理してくれます。
財布の中に入れるカードが増えないという利点がある反面、専用カードがないため「本当にこれで入れるのか」と不安に思う方もいるようです。
ですが、ダイナースのシステムはプライオリティ・パスの巨大ネットワークとしっかり紐づいているため、世界1,700ヶ所以上の施設で問題なく使えます。
公式アプリを活用したデジタル会員証のすすめ


物理的なクレジットカードを提示する方法に加えて、公式スマートフォンアプリの「デジタル会員証」を使った入室方法も強くおすすめします。
近年、海外のラウンジでは磁気ストライプの読み取り機が撤去されていたり、端末のエラーでカードが読み込めなかったりするトラブルが増加傾向にあります。
このような機器トラブルを回避するためには、スマホ画面のQRコードを表示するだけのデジタル会員証が非常に便利です。
使い方としては、まずお手持ちのスマホに「ダイナースクラブ公式アプリ」をインストールし、ご自身の情報でサインオンします。
その後、アプリ内のメニューから「プライオリティ・パス」を選び、画面に表示されたQRコードを受付のリーダーで読み取ってもらうだけです。
アプリを使うメリットは、読み取りエラーを防ぐだけではありません。
QRコードを読み取った際に「本会員として入室する」のか「同伴者として入室する」のかがシステム画面上で視覚的に分かりやすくなります。
さらにアプリを使えば、世界中の対象ラウンジの営業時間や、シャワー・アルコール提供の有無といった設備情報を簡単に検索できます。
国内の対象プライオリティ・パスラウンジ一覧


日本国内の空港で、プライオリティ・パス特典を利用して入室できる主な対象ラウンジは以下の通りです。
※2026年2月時点の情報であり、利用不可となったレストランやリフレッシュ施設は表から除外しています。
| 空港名 | 利用可能な対象施設 |
|---|---|
| 新千歳空港 | Cafe Sky Library |
| 成田国際空港 | IASS Executive Lounge I.A.S.S Superior Lounge -NOA- I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo- |
| 羽田空港(国際線) | TIAT LOUNGE Sky Lounge South Power Lounge PREMIUM |
| 羽田空港(国内線) | Power Lounge South Power Lounge Central Power Lounge North Airport Lounge South |
| 関西国際空港 | カードメンバーズラウンジ 「アネックス六甲」 カードメンバーズラウンジ 「金剛」 カードメンバーズラウンジ 「六甲」 |
| 中部国際空港 | KALラウンジ(大韓航空) プラザ・プレミアム・ラウンジ The Coral Finest Business Class Lounge |
| 福岡空港 | KALラウンジ(大韓航空) ラウンジ福岡 |
海外のプライオリティパスラウンジの実際の利用体験
プライオリティ・パスの真の価値は、海外の空港ラウンジを利用する際に実感できます。
充実した食事メニューはもちろん、アルコール類も豊富に揃っており、場所によってはシャワールームや仮眠スペースも完備されています。
実際に私が利用した海外ラウンジの例をいくつかご紹介します。
香港国際空港「プラザ プレミアム ラウンジ」


香港国際空港にある「PLAZA PREMIUM LOUNGE」を利用した時の様子をご紹介します。


大きな窓のそばに位置しており、飛行機の離着陸を眺めながらゆったりと食事ができる素晴らしいロケーションになっているのが特徴です。


食事はビュッフェがメインで、ホットミールや新鮮なサラダバーなどのメニューが揃ってました。


個人的には、ここで提供されるヌードルバーの麺料理がとてもお気に入りです。


アルコールに関しては、バーカウンターで注文をする形式になっています。
台湾・桃園国際空港「プラザ プレミアム ラウンジ」


第2ターミナルにある非常に快適なラウンジです。


ビュッフェスタイルの食事だけでなく、ヌードルバーで注文できる作り立ての魯肉飯(ルーローハン)が絶品です。


サラダ、ホットミールなどのビュッフェも充実してます。




ドリンクコーナーには、生ビールやワインなどのアルコール類、挽きたてコーヒー、各種ソフトドリンクが揃っており、もちろんすべて飲み放題です。


シャワールームも追加料金なしで利用することができます。
韓国・仁川国際空港「スカイ ハブ ラウンジ」


韓国の仁川国際空港にある「SKY HUB LOUNGE」です。


こちらのラウンジは、食事の内容がとても充実しています。
サラダと冷菜のビュッフェ。


サラダ、和え物は隣のテーブルにもあり、オイキムチ的な韓国の冷菜も用意があります。


温かい料理は、チャーハン、プルコギ、ミートボールなどがありました。


揚げ物もあるので、おつまみ的な利用からガッツリの食事まで対応しています。


SKY HUB LOUNGEの名物は、手作りのビビンバコーナーかと思います。


ドリンクも飲み放題です。


アルコールも当然、飲み放題です。


ビールもサーバーが設置されていて、飲み放題です。


韓国の対象ラウンジは、豊富な具材から自分好みのオリジナルビビンバを作れるのが大きな魅力となっています。
インドネシア・スカルノハッタ空港「SATS PREMIUM LOUNGE」


ジャカルタにある非常に広々とした空間のラウンジです。




食事はローカルフードを中心にビュッフェメニューが充実しています。


インドネシアはお酒を飲まない国なので、ラウンジのお酒もスタッフが用意してくれる方式のラウンジが多いのですが、こちらはめずらしくセルフでお酒が飲めるラウンジになってました。


シャワールームもあり、もちろん無料で利用できます。


プライオリティパスラウンジでは珍しく、マッサージチェアもあります。
航空会社のビジネスクラスラウンジよりも、こちらの方が設備が新しくて豪華に感じました。
ANAダイナースの国内空港提携ラウンジ


ダイナースクラブカードの基本機能として、国内の主要な空港ラウンジ(いわゆるカードラウンジ)も無制限で無料で利用可能です。
こちらは本会員だけでなく家族カード会員も無料で入れますが、同伴者は有料となりますのでご注意ください。
食事やアルコールは原則として有料ですが、フリードリンクの提供や、パソコン作業がしやすいデスク、無料のWi-Fi環境がしっかりと整っています。
これらの国内カードラウンジは、アプリの提示などは不要で、入口でダイナースクラブカード本体と当日の搭乗券を見せるだけで入室できます。
対象となる国内空港ラウンジは以下の通りです。
| 空港 | ラウンジ名 |
|---|---|
| 新千歳空港 | スーパーラウンジ |
| 旭川空港 | ラウンジ大雪 |
| 函館空港 | ビジネスラウンジ A Spring. |
| 青森空港 | エアポートラウンジ |
| 秋田空港 | ラウンジロイヤルスカイ |
| 仙台空港 | ビジネスラウンジ EAST SIDE |
| 成田国際空港 第1ターミナル | IASS EXECUTIVE LOUNGE1 |
| 成田国際空港 第2ターミナル | IASS EXECUTIVE LOUNGE2 |
| 羽田空港 第1ターミナル | POWER LOUNGE CENTRAL POWER LOUNGE SOUTH POWER LOUNGE NORTH |
| 羽田空港 第2ターミナル | エアポートラウンジ(南) POWER LOUNGE CENTRAL POWER LOUNGE NORTH |
| 羽田空港 第3ターミナル | SKY LOUNGE |
| 富士山静岡空港 | YOUR LOUNGE |
| 中部国際空港 | プレミアムラウンジ セントレア |
| 新潟空港 | エアリウムラウンジ |
| 富山空港 | ラウンジ らいちょう |
| 小松空港 | スカイラウンジ白山 |
| 大阪国際空港(伊丹空港) | ラウンジオーサカ |
| 関西国際空港 | カードメンバーズラウンジ 「六甲」 「アネックス六甲」 「金剛」 |
| 神戸空港 | ラウンジ神戸 |
| 岡山空港 | ラウンジ マスカット |
| 広島空港 | YAMANAMI VILLA |
| 米子鬼太郎空港 | ラウンジ DAISEN |
| 山口宇部空港 | ラウンジきらら |
| 出雲縁結び空港 | エアポートラウンジ |
| 高松空港 | ラウンジ讃岐 |
| 松山空港 | ビジネスラウンジ |
| 徳島空港 | エアポートラウンジ ヴォルティス |
| 高知空港 | ブルースカイ |
| 福岡空港 | ラウンジTIME/ノース ラウンジTIME/サウス ラウンジTIMEインターナショナル |
| 北九州空港 | ラウンジひまわり |
| 長崎空港 | ビジネスラウンジ アザレア |
| 大分空港 | ラウンジ くにさき |
| 佐賀空港 | Premium Loungeさがのがら。 |
| 阿蘇くまもと空港 | ラウンジ ASO |
| 宮崎空港 | ブーゲンラウンジひなた |
| 鹿児島空港 | スカイラウンジ菜の花 |
| 那覇空港 | ラウンジ華hana〜〜 |
※上記は一部抜粋であり、全国各地の空港ラウンジが対象となっています。
ANAダイナースの基本仕様


ダイナースクラブカードの基本的なスペックは以下の表のようになっています。
| 項目 | 詳細内容 |
|---|---|
| カード名称 | ANAダイナース |
| 発行会社 | 三井住友トラストクラブ株式会社 |
| 国際ブランド | Diners Club(国内のJCB加盟店でも広く利用可能) |
| 年会費(税込) | 本会員:33,000円 / 家族会員:8,800円 |
| 入会目安 | 27歳以上の方 |
| 利用可能枠 | 一律の制限なし(個人の信用に基づき設定) |
| ポイントプログラム | 100円=1ポイント(有効期限は無期限) |
| 旅行傷害保険 | 最高1億円(利用付帯) |
| 空港ラウンジ特典 | 国内 / 海外:無料(回数制限なし) ※国内のレストラン特典は利用不可 |
| ETCカード | 発行手数料・年会費ともに無料 |
カードの特典や保険の詳細についてさらに深く知りたい方は、以下の専用解説記事もぜひ参考にしてみてください。


まとめ:ANAダイナースカードのプライオリティパスの特典


ここまで、ANAダイナースカードに付帯するラウンジ特典の詳細ルールについて解説してきました。
国内のレストラン優待が対象外になったというマイナス面はありますが、これはダイナースクラブに限った話ではなく、国内で発行されている多くのカードで同様の改定が行われています。
むしろ、国内のラウンジ海外のラウンジ(海外のレストラン含む)については、利用回数制限なしで無料で使えることを踏まえれば、大半の旅行者にとって十分すぎるほどカバーできる内容です。
家族カードを発行すれば、本会員と全く同じラウンジ特典が一人ひとりに付与される点も、他社にはない絶大なメリットと言えるでしょう。
ANAダイナースは、ラウンジ特典以外にもグルメやトラベル関連の豪華な優待が多数付帯しており、年会費以上の価値を十分に実感できる総合力の高いクレジットカードです。
カードの詳しい仕様は以下の記事もご参考ください。


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最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。








