JWマリオット香港に宿泊してきましたので、その時の様子をレビューしていきます。
部屋のアップグレード、プラチナエリート特典、クラブラウンジの利用、朝食などサービス全般をレビューしていきますので、香港にご旅行予定がありましたらご参考ください。
この記事の信頼性
私の経歴と実績を簡単にご紹介します。
沖縄に移住して9年。
毎朝ビーチに行ってゴロゴロするのが日課です。
2018年から陸マイラーブログを開始し「累計で貯めたマイル数は2,000万マイル以上」になりました。
コスパの良い旅行を追求して、なるべくお金を使わないでリッチな体験をすることが趣味です。
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【宿泊記】JWマリオット香港のブログレビュー
JWマリオット香港(萬豪酒店 JW Marriott Hotel Hong Kong)は、マリオットグループの中でも最高級のラグジュアリーブランド「JWマリオット」の名称を冠する高級ホテルです。
香港島のアドミラルティ地区の中心部、パシフィック・プレイス・モールの上にそびえる5つ星ホテルで、香港島スカイラインの主要なランドマーク・香港会議展覧中心のすぐ近くにあります。
洗練されたラグジュアリーな空間とモダンな利便性を満喫し、贅沢なひと時を過ごせるラグジュアリーホテルです。
ロビー・チェックイン
JWマリオットホテル入口(3階)から、更にエスカレーターを上って、ロビー階に到着しました。
奥には吹き抜けのラウンジ(カフェ)があり、開放的な空間が広がっています。
こちらロビー階のフロント(受付)でチェックインの手続きをします。
JWマリオット香港では、チェックインの際にクレジットカードの提示または保証金(デポジット)が必要です。
宿泊費の支払いのためではなく、有料サービスやホテル内のレストランの清算に使うのが目的となります。
クレジットカードを提示した場合、チェックアウト時に利用分を清算すれば、クレジットカードへの請求はありません。
また保証金(デポジット)を預けた場合も、チェックアウト時に利用分の清算が無ければ、そのまま返金してもらえます。
なおフロント(受付)の近くには、コンシェルジュデスクもありました。
JWマリオット香港のプラチナ特典とポイント泊の目安
JWマリオット香港は、マリオットボンヴォイのプラチナエリート会員以上で宿泊すると、とてもお得度が上がります。
特にエグゼクティブラウンジは限られたゲストのみが利用でき、かなりリッチな体験を満喫できます。
プラチナエリート特典
JWマリオット香港のプラチナエリートの特典は以下の通りです。
- ウェルカムギフト 1,000P
- スイートルームを含む客室アップグレード
- 最大16時までのレイトチェックアウト
- エグゼクティブラウンジの2名分のアクセス
- 滞在で獲得するベースポイントに対し50%のボーナスポイント付与
JWマリオット香港では、プラチナエリート会員以上だとクラブラウンジへのアクセスが2名まで無料で、「朝食」「アフタヌーンティー」「カクテルタイム」の時間帯に食事を提供しています。
無料宿泊に必要なポイント数
JWマリオット香港での無料宿泊に必要なポイント数の目安は以下の通りです。
無料宿泊に必要なポイント数の目安
最低:48,000ポイント
最高:60,000ポイント
今回は59,000ポイントを使って、JWマリオット香港の「キング シティビュー」のお部屋を予約していましたが、
マリオットボンヴォイのプラチナエリート特典で「エグゼクティブキング シティビュー」のお部屋に無料アップグレードしてもらえました。
エグゼクティブキング シティビューの宿泊費はだいたい「4,054香港ドル×18円=72,972円」のお部屋になります。
JWマリオット香港の部屋レビュー(エグゼクティブキング シティビュー)
JWマリオット香港は49階建ての建物に入っていますが、37階までが「JWマリオット香港」、38階~49階までが高級ホテル「ジ・アッパーハウス香港」で、1つの建物に2つのホテルが入る珍しい構成となっています。
JWマリオット香港には、美しくデザインされた全602室があり、素晴らしい眺望が魅力の豪華な客室でワンランク上のサービスを提供しています。
今回はアップグレードしていただいた「エグゼクティブキング シティビュー(2922号室)」の部屋になります。
ベットルーム
「エグゼクティブキング シティビュー」の広さは31㎡、スタイリッシュな雰囲気の空間です。
キングサイズのベッドは硬すぎず柔らかすぎず、丁度良い寝心地で、2つの枕と羽毛布団がセットされていました。
ベッドサイドには電話とアラームクロックがあり、ベッド上の大きな鏡には外の景色が映し出されています。
ベッドの右側には、55インチ/140cmLCDのテレビがあり、プレミアム映画チャンネル・ケーブル/衛星・国際ケーブル/衛星・CNN,とHBO・有料映画など、各種エンターテインメントを楽しめます。
テレビの下には、SAMSUNG製の「ULTRA HD Blu-ray」もありました。
テレビ下の引き出しには、ヘアドライヤーの袋と白い紙袋が入っていて、
ヘアドライヤーの袋には、こちらスイスのドライヤーブランド「Valera/ヴァレラ」が入っていました。
「エグゼクティブキング シティビュー」は31㎡とそれほど広くはありませんが、窓が大きいため開放感があります。
窓側には、オットマン付きのソファーとデスク、エルゴノミクス椅子とワークデスクがあり、快適に過ごせます。
窓の外には、素晴らしい景色が広がっていて、緑も多いのが印象的でした。
ワークデスクの上には、手指消毒液・マスクが2つ・メモ帳と、(写真には写っていませんが)デスクライトや電話も置いてありました。
ワークデスクの横には、電源タップやUSBタイプのコンセント等がまとめられています。
香港の電源プラグはBFタイプとなり、日本から持ち込んだ電化製品をそのまま充電することはできませんが、こちらには変換プラグが用意してあり大変便利でした。
(香港は、変換プラグを持ってこないと日本の電化製品は使えません。)
部屋に入ってしばらくすると、ウエルカムフルーツのオレンジとリンゴ2種類が届きました。
ミニバー
こちらのミニバーの内容を紹介していきます。右側はクローゼットです。
コーヒー&ティーメーカー・ミネラルウォーター4本・ティーバッグ類がまとめて置いてあり、いずれも無料で利用できます。
お茶のティーバッグは、こちらの3種が2つずつあります。
CHALIの「CHRYSANTHEMUM PU’ER TEA(菊花普洱茶)」と「JASMINE TEA(茉莉花茶)」、TEAWGの「ENGLISH BREAKFAST TEA(イングリッシュ・ブレックファスト・ティー)」でした。
グラス類やマグカップ、アイスペールも置いてあります。
ミニバー下の扉を開けると、上の段には金庫があり、
下の段には冷蔵庫がありました。
今回冷蔵庫の中には少ししか入っていませんでしたが、基本的に有料のサービスとなります。
クローゼット
ミニバーの右側にあるクローゼットを紹介していきます。
左側には洋服ブラシや袋類、たくさんのハンガー・バゲージラック・傘、そして・・・
胸元にJWマリオットのロゴが付いたバスローブが2枚入っていました。
クローゼット内の右側には、アイロンとアイロン台もあります。
足元にはスリッパも2つ置いてありました。
バスルーム・アメニティ
バスルーム、アメニティを紹介していきます。
エグゼクティブキング シティビューでは、大理石のバスルームを備えています。
左側の手前に洗面台・奥にトイレ、右側の手前にバスタブ・奥にシャワーブースがあり、バスタブとシャワーがそれぞれ独立したタイプです。
洗面台は1つで、左上にボディローション・アメニティボックス、右上にコップ2つ・フェイシャルソープ・タオル・ティッシュペーパーが置いてあります。
アメニティボックスの引き出しを開けてみました。
すべて高級アメニティ「アロマセラピー・アソシエイツ(Aromatherapy Associates)」のもので統一されていて、シャワーキャップ・ヴァニティキット・くし・シェービングキット・バスミネラルが入っています。
こちらがバスタブで、バスマット・バスタオルなどが置いてあります。
そしてこちらがバスタブ奥のシャワーブース、今回滞在した高層階でもシャワーの水圧は良かったです。
今回滞在しているJWマリオット香港に限りませんが、香港のホテルはバスタブとシャワーがそれぞれ独立したタイプが多く、両方使うためには一度バスタブまたはシャワーブースを出る必要があります。
ボディクレンザー・コンディショナー・シャンプーも、すべて「アロマセラピー・アソシエイツ」のものでした。
こちらのトイレは水量が少なく、流れが悪かったです。トイレットペーパーを少し多めに流すと、確実に詰まってしまいそうなので、注意が必要です。
JWマリオット香港のクラブラウンジ
JWマリオット香港のクラブラウンジ(エグゼクティブラウンジ)は、限られたゲストだけが利用できるラグジュアリーな空間です。
朝食・アフタヌーンティー・カクテルタイムの時間帯に食事やドリンク類の提供があり、高速Wi-Fiも利用が可能、エレガントな滞在を満喫できます。
JWマリオット香港のクラブラウンジの利用条件は、以下の通りです。
・エグゼクティブラウンジへのアクセス権付き宿泊プランを予約している方
・マリオットボンヴォイのプラチナエリート会員以上の方(2名まで)
マリオットボンヴォイのプラチナエリート会員以上の方は、クラブラウンジを2名まで無料で利用できます。それ以上の人数の場合は、1名あたり800香港ドル+10%のサービス料金で利用することができます。なお12歳未満のお子様に限っては午前6時~午後6時までなら無料で利用できます。
JWマリオット香港のクラブラウンジの営業時間は、以下の通りです。
営業時間:午前7時~午後10時まで
・朝食:午前7時~午前10時30分まで
・アフタヌーンティー:午後3時~午後4時30分まで
・カクテルタイム:午後5時~午後7時30分まで
JWマリオット香港のクラブラウンジは午前7時からオープン、ソフトドリンク・スナック類・果物などは終日楽しむことができます。
ただし15歳未満のゲストは同伴者が必要、12歳未満のお子様は午後6時以降の利用を控える必要がありますのでご注意ください。
JWマリオット香港のクラブラウンジは、以前は建物の33階と34階にあったようですが、現在は5階にあります。
エレベータで降りて、クラブラウンジのレセプションで部屋番号を伝えると、中に入ることができます。
クラブラウンジに入ると、左側の壁にソファーがありシックでモダンな雰囲気、落ち着いて寛げる空間です。
こちらの席からは外を眺めることができ、開放的な雰囲気の中で食事を楽しめます。
ビュッフェ台近くの席も広く、綺麗でおしゃれな空間でした。
今回は、アフタヌーンティー・カクテルタイム・朝食にクラブラウンジを利用しましたので、その時の写真をまとめてご紹介します。
アフタヌーンティー
アフタヌーンティーは、午後3時~午後4時30分まで営業しています。
左からサーモンサンドイッチ・ローステッドビーフサンドイッチ、スコーンはプレーンとレーズンの2種類がありました。
こちらは胡麻のロールケーキと紅茶のケーキ。ジャム3種類とバターもあります。
今回のアフタヌーンティーは、こちらの内容をいただきました。
軽食メニューをいろいろな種類を少しずついただくことができ、ティータイムにちょうどよい量だったと思います。
カクテルタイム
カクテルタイムは、午後5時~午後7時30分まで営業しています。
この時間帯からアルコール類も提供しています。
白ワイン・赤ワイン・スパークリングワイン、そしてリキュール類と、かなり種類が豊富でした。
ライム・レモン・オリーブもあり、お好みのカクテルを作ることができます。
スタッフに注文して作ってもらうこともできます。
ホットミールは、季節のお野菜(ブロッコリー)や回鍋肉、小麦粉から作られた平たいイーメン、牛丸(ビーフボール)もありました。
生野菜コーナーにはオリーブオイル、近くにはハニーマスタード・サウザンアイランドドレッシング・キヌアサラダ・鶏肉とブドウのサラダなども置いてありました。
左の写真にはペパロニ(サラミのような辛いソーセージ)・モルタデッラハム・スモークサーモン、パンやチーズ2種類がありました。
(ティータイムにもあった)胡麻のロールケーキと、ピーナッツ・スナック類のおつまみ、そしてフルーツはメロン・スイカ・パイナップルの3種類でした。
今回のカクテルタイムは、こちらの内容をいただきました。
クラブラウンジのお料理は軽食メニューなので、それほど量は多くありませんが、お酒との相性はぴったりでした。
また中国ブランドの青島ビール(TSINGTAO BEER)も冷えていて美味しかったです。
朝食
朝食は、午前7時~午前10時30分まで営業しています。
ポーク&ビーフソーセージ・チキンソーセージ・ベーコン・ハッシュドポテトです。
お鍋が2つ並んでいたので蓋を開けてみると、白菜のスープ煮・大豆のトマトスープが入っていました。奥にはゆで卵もあります。
蓮の葉ともち米のチマキ、豚肉とエビの蒸し焼売といった、香港ならではの料理も並んでいました。
上海焼きそば・中華圏ならではのお粥・揚げワンタン餃子もあります。
生野菜コーナーにはレタス・パプリカ・人参があり、ヨーグルトやドレッシングは同じコーナーに冷やされていました。
ヨーグルトはイチゴ・パイナップル・ブルーベリー・アロエの4種、ドレッシングはマリーローズ・フレンチ・サウザンアイランド・ハニーマスタードの4種類が並んでいます。
ペパロニ・モルタデッラハム・スモークサーモン・チーズ2種類は、昨夜のカクテルタイムと同じものです。
パン類はクロワッサン・マフィンをはじめ豊富なラインナップ、ざっと17種類ほど並んでおり、お好みのものを選べます。(写真にはありませんが)ジャムやバターを塗ったり、トースターで温めることもできます。
シリアルは4種類、冷えたジュースは6種類並んでいました。
ジュースの内容は蓋に書いてあり、リンゴジュース・グランベリージュース・トマトジュース・グレープフルーツジュース・オレンジジュースが2つでした。
朝食は、こちらの内容をいただきました。
クラブラウンジの朝食は中華・洋食メニューの品ぞろえが豊富で、ボリュームも味も大変満足のいくものでした。
特に「蓮の葉ともち米のチマキ」がモチモチしていて具沢山で、とても美味しかったです。
JWマリオット香港のアクセス方法
JWマリオット香港は、香港島のアドミラルティ地区の中心部にある高級ショッピングモール「パシフィック・プレイス(太古廣場)」の上に位置しています。
香港の地下鉄MTR港島線「金鐘(アドミラルティ)駅」が最寄り駅で、JWマリオット香港までのアクセスは以下の通りです。
まず、MTR港島線の「金鐘(アドミラルティ)駅」で下車します。
F出口方面に向かって歩くと「パシフィック・プレイス(太古廣場)」に直結しています。
案内に沿って「パシフィック・プレイス(太古廣場)」へ向かい、上りエスカレーターで3階まで行くと、
矢印の先の左側に、JWマリオット香港のホテル入口(3階)があります。
こちらの「JW Marriotto」の矢印に沿って移動すると、
こちらのJWマリオット香港の入口に到着、最寄り駅の「金鐘(アドミラルティ)駅」から徒歩約5分ほどでアクセスできます。
また香港国際空港からJWマリオット香港へアクセスする場合は「エアポートエキスプレス」「タクシー」「ホテルのリムジンサービス」でもアクセスできます。
エアポートエキスプレスを利用する場合は、香港国際空港から約23分で香港駅下車・その後車で約15分の場所にあります。
タクシーを利用する場合は、香港国際空港から約45分(約400香港ドル)でアクセスできます。
そしてホテルのリムジンサービスの利用は要予約で、費用は約1,290香港ドル(片道)、深夜時間帯は追加料金として280香港ドルが必要です。
まとめ:JWマリオット香港の宿泊記
今回はJWマリオット香港に宿泊してきました。
マリオットグループ最高級・5つ星の「JWマリオット」でラグジュアリーな空間と充実なホテルステイ、特にクラブラウンジではリッチな体験を愉しめました。
またアクセスや観光にも大変な便利なロケーションにあるのも魅力で、今回は香港旅行を存分に満喫できました。
マリオットボンヴォイのホテルに宿泊するなら、マリオットアメックスを持っているとお得に宿泊することができますというのが定番になります。
ただ、マリオットボンヴォイのホテルの宿泊数が年間で数泊程度だと、高額な年会費を得するまで利用できるか微妙なところになります。
ホテルサービスよりもマイルを目的でカードを持つなら、コスパの良いセゾンプラチナビジネスアメックスの方がお得です。
※初年度年会費無料(年会費22,000円)
※JALマイル還元率1.125%〜1.45%
※コンシェルジュデスク、プライオリティパス付帯
マリオットアメックスを持った方が良いパターンとセゾンプラチナビジネスアメックスの方が良いパターンがあります。
みんなが良いと言うからマリオットアメックスを作るのではなく、年会費が高額なカードですので入会する前に下記の記事を一読いただけますと幸いです。
旅行を豊かにする上で、マイルを優先するのか、ホテルを優先するのかで考え方は大きく変わります。
JAL、ANA両方の視点で客観的に解説しています。
マリオットボンヴォイのホテル予約をする場合、ポイントサイトを経由して予約をすると3〜7%程度のポイント還元を受けることができます。
※還元率は時期によって異なる。
※10万円の宿泊で5,000円前後の還元はインパクトあります。