星のや沖縄に宿泊した際に、一通りのレストランとカフェに行ってきました。
こだわりのコース料理から、インスタ映えばっちりのカフェまで訪問した時の様子をブログでレビューしたいと思います。
この記事の信頼性
私の経歴と実績を簡単にご紹介します。
沖縄に移住して9年。
毎朝ビーチに行ってゴロゴロするのが日課です。
2018年から陸マイラーブログを開始し「累計で貯めたマイル数は2,000万マイル以上」になりました。
コスパの良い旅行を追求して、なるべくお金を使わないでリッチな体験をすることが趣味です。
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星のや沖縄のレストランをブログレビュー
星のや沖縄には3つのレストラン、カフェがあります。
1つは、ホテル内にある星のや沖縄が運営している「メインダイニング」
それと、ホテル隣に星野リゾートが運営しているグリスレストラン「オールーグリル」と崖の上に立ち4つの魅力的なエリアを有している「バンタカフェ」があります。
ダイニングのディナーと朝食
星のや沖縄の敷地内にあるメインダイニングでは、ディナー、朝食をいただくことができます。
ディナー、朝食ともに基本的に事前予約が必要になります。
利用も宿泊者限定になります。
ディナーの様子(琉球シチリアーナ)
メインダイニングでの夕食ディナーは、シチリア料理と沖縄の食材を組み合わせた「琉球シチリアーナ」という星のや沖縄の総料理長考案の斬新なメニューを楽しむことができます。
レストランの内装は、海と白い砂をイメージさせる色合いになっています。
カウンターにはワインがズラリと並べられていて、グラス単位のオーダーもできますが、料理に合わせたペアリングワインのオーダーができ、食事1品ごとに合ったワインをいただくことができます。
料理はコース料理1種類のみで、15,730円/人(税、サービス料込み)
アラカルトメニューや子供の食べられるメニューは一切ない強気の営業形式です。
(子供が食べられるメニューはありませんが、子供は入れてもらえます)
こちら、本日のお品書きです。
ストゥッツィキーニの野菜チップとグリッシーニです。
器もオシャレでかわいいです。
以降の料理も、食器にこだわりがあってとても素敵なので、料理だけでなく食器にも注目して見てみてください。
私は、ワインペアリングを注文しました。
1品ごとに合わせたワインを提供してくれますので、7種類のワインを楽しむことができます。
ワインペアリングは8,800円/人です。
食事にマッチした選ばれたワインを7杯飲んでこの値段は、かなりのサービス価格ではないでしょうか。
上記のワインも、楽天で1本6,000円くらいしてました。
ワインの組み合わせが最高だったので、お酒が飲める方はワインペアリングおすすめです。
妻はスパークリンググレープフルーツジュース、息子は水(笑)で乾杯です。
前菜の盛り合わせセットです。
この容器ですが、「東道盆(とぅんだーぶん)」という琉球王国時代のおもてなし膳に使用されていた琉球漆器をイメージして作られているそうです。
沖縄で陶芸を学ばれた陶芸家の小孫 哲太郎さんによる作品とのことです。
前菜の中身です。
・シークワーサーが香るアランチーニ
・ナーベラーとナスのカポナータ
・紅芋とカリフラワーのフリット ピパーチの香り
・トンタンとミミガーのゼリー寄せ
・コーレーグースが香るパッパ・コル・ポモドーロ
・ヤギ肉のサルシッシャ
・パパイヤとシリシリとボッタルガ
・ハンダマ・スル・ポルポ
・マグロのプロシュートとフルーツパパイヤ
前菜だけで9品もあり、見た目も味もスタートから圧倒的な演出です。
前菜が終わると2杯目のワインが届けられます。
海老のゼリー寄せと人参のピュレです。
じゃんじゃんワインが来ます。(3杯目)
豚肉のインボルティーニとゴーヤです。
目の前でチーズを削ってもらいます。
お肉とチーズでコッテリそうに見えますが、ワインとの調和も見事で、見た目以上にさっぱりしたお味でいただけます。
食べるよりもワインを飲むのが忙しいです(笑)
この後は、メインの魚料理と肉料理ですが、その前にパスタの提供があります。
ここまでワイン4杯に、料理もそこそこの量をいただいてますが、本番はこれからです(笑)
次はメインその1魚料理でなので白ワインに戻るのかと思ったら、ロゼワインでした。
紙の包み焼き(カルトッチョ)が届きます。
目の前で包み紙をカットしていただき、いざオープン。
美味しそうな香りが周囲に広がります。
カジキマグロのカルトッチョは、魚介と野菜から出た濃縮されたうまみにレモンがちょうど良くバランスを取ってくれています。
パスタのあとでも、楽勝です。
さて、お肉を前にしてずっしり目の赤ワイン。
これでワインも6杯目です。
普段はここまでワインを飲まないけど、なぜだか今日は飲めちゃいます…
牛肉のグリルとファルソマーグロです。
ファルソマーグロはひき肉に卵を詰めたものでシチリア風のミートローフみたいなものと言えばいいでしょうか。
これで最後の料理で残すはデザートだけと思うと寂しい気持ちもありますが、ここまでかなりの満足度です。
パッションフルーツとマンゴーのグラニータです。(グラニータはシチリア地方の氷菓)
デザート前の箸休め?的な感じでしょうかね。
お肉のあとにさっぱりしててお口直しにちょうど良い。
さぁ、最後7杯目のデザートワインです。
デザートのカンノーリは筒状の形をしたシチリアの有名なスイーツです。
私、お酒もそこそこ飲むけど、甘いものも大好きなんですが、このデザートもとても美味しかったですね。
〆のコーヒーです。
チョコレート、バーチ ディ ダーマ?とカントゥチーニ?(間違ってるかも)もお茶請けにいただきました。
なんか砂浜の貝殻とかサンゴみたいに見えますね。
イタリアンのコース料理にペアリングワインって、一番好きなディナーですが、琉球シチリアーナはとても一つ一つが優しいお味でとても満足度が高かったです。
星のや沖縄に宿泊される際は、ぜひ事前に予約して行っていただきたいです。
朝食の様子
朝食もダイニングでいただきます。
料金は4,235円/人(税・サービス料込み)で、前日までに予約が必要になります。
朝食では、
和食メニュー「琉球朝食」
洋食「シチリア朝食」
の2つから選ぶことができます。
今回は、妻と1つずつ注文しました。
箸置きがシーサーになってます。
琉球ガラス、かわいいです。
シチリア朝食の焼き立てパンです。
ジャムは左から、シークヮーサー、パイナップル、紅芋、ハチミツ、バター。
普段、ジャムとか付けないですが、試してみたくなります。
色鮮やかなシチリア風サラダです。
メインの料理はフリッタータというキッシュに似たイタリア料理にポーチドエッグがのっています。
ソーセージは島豚のソーセージだったと思いますが、メモがちょっと曖昧で正確じゃないです…
スープは豆のスープです。
琉球朝食は、マース煮(白身魚を塩と泡盛で煮込んだ料理)がメインにあり、アオサのだし巻き卵、ラフテー、ゆし豆腐、じゅーしーと沖縄のうまいを全部詰め込んだような和食メニューになっています。
朝食は、普通の和食、洋食というようなオーソドックスな内容ではなく、とても個性の強いメニューになっています。
ここまでホテルの色が出せる朝食って中々ないと思うので、個性があってとても良い思いますが、若干クセが強いかもしれません。
オールーグリルでランチとディナー
星のや沖縄の隣には、星野リゾートが運営しているグリルレストラン「オールーグリル」があります。
こちらは宿泊をしていない方でも利用可能です。
中は、開放的で明るく、海が目の前にある景色の良い作りになっています。
フロアやテーブルは砂浜、壁は海を現しているんでしょうか?
ディナーで訪問
前半でレポートしたメインダイニングでは、アラカルトや子供のメニューが一切ないので、実はホテルのダイニングに行く前にオールーグリルによって子供の夕食を済ませてました。
と言いながらも、私もビールで乾杯してます(このあとワインを7杯飲むと思ってもいなかったので)
せっかくのグリルレストランなので、リブロースステーキを頼んでみました。(これは、私用です)
焼き加減といい、塩加減といいGoodです。
ビールが進んでしまい、普通にこっちのレストランでも満足できるクオリティです。
子供の食事も考えるなら、絶対こっちですね。
息子はハンバーグステーキを注文してました。
ガツガツ食べていたので、きっと美味しかったのでしょう。
ランチで訪問
ステーキが美味しかったので、翌日のランチでもお邪魔してみました。
ランチでは、ハンバーガーがあります。
左はオールーチーズバーガー、右がアボガドチーズバーガーです。
ハンバーガーも期待を裏切らない味です。
ハンバーガーはランチタイムでしか提供されてませんので、狙っている場合は注意ください。
これはお隣のバンタカフェからの持ち込みでクラシックホットドッグとフライドチキンです。
これもバンタカフェからミルクのちゅらーとです。
バンタカフェでゆっくりティータイム
オールーグリルの隣には、バンタカフェがあります。
こちらも宿泊をしていない方でも利用可能です。
バンタカフェは崖の上に立っていて、目の前には海が広がっています。
自然海岸の地形を活かした「4つのエリア」が設けられているのが特徴です。
カフェの目の前には「大屋根デッキ」があります。
小高い崖の上からの絶景を見下ろすことができます。
大屋根デッキの隣には「ごろごろラウンジ」があります。
夏場はとにかく暑いので、室内でエアコンの効いたラウンジでゴロゴロするのも最高です。
アイスとかは室内で食べないと一瞬で溶けます…
階段を降りていくと、「岩場のテラス」に出ることができます。
波に削られた大きな岩と南国の植物に囲まれた岩場のテラスには、ウッドデッキやロッキングチェアなどがあります。
虫も多いので、苦手な方はお気をつけください。
崖の上から浜辺に降りていくと「海辺のテラス」があります。
海との距離が近く、一番沖縄っぽい時を過ごせる場所だと思います。
目の前にはエメラルドグリーンの海が広がります。
こちら、インスタ映えNo.1ドリンクの「ぶくぶくジュレソーダ」です。
カラフルなゼリーのボールが入ったソーダドリンクです。
右は、「ふわふわフローズンフルーツ」で単純に私が食べたかったスイーツです。
海辺のテラスでは、ひたすらにゆっくりとした時が流れていきます。
私は空いてそうな時を狙って行ってますが、夏休みとかは人でごった返すんでしょうか…
まとめ:星のや沖縄のレストランブログレビュー
星のや沖縄の「ダイニング」、隣にある「オールーグリル」「バンタカフェ」と一通りのメニューをいただいてきました。
すべてにおいて個性があって良かったと思っていますが、やはりダイニングでのディナーは印象的です。
1品ごとの優しい味付けもですが、その料理を引き立てるワインの組み合わせもお見事の一言です。
ダイニングは宿泊者限定で要予約が必要になりますが、ぜひ味わっていただきたい内容です。
気軽に利用するなら、オールーグリルとバンタカフェは宿泊していなくても利用できるので、ランチがてら寄ってバンタカフェのテラスでゆっくりするのも良いと思います。
以上、星のや沖縄のレストランレビューになります。
この記事が参考になりますと幸いです。
星のや沖縄の宿泊記も合わせてご覧いただけると嬉しいです。
沖縄へお得に旅行をするなら!?
星のや沖縄は、高級ホテルですので1泊するだけでも中々なお値段になります。
せっかく星のやに遊びに来るなら、ケチって安い旅行をするのではなく、なるべく優雅に過ごしたいものです。
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