息子のはじめての海外旅行をどこにしようか悩んだ挙句、比較的安全な台湾の台北にすることにしました。
今回は、約40万円相当のANAツアーを完全無料で購入して旅行してきました。
内容は、ANAエコノミー航空券(羽田-台北)、5つ星ホテル宿泊(シェラトングランド台北のプレミアルーム)です。
この記事の信頼性
私の経歴と実績を簡単にご紹介します。
沖縄に移住して9年。
毎朝ビーチに行ってゴロゴロするのが日課です。
2018年から陸マイラーブログを開始し「累計で貯めたマイル数は2,000万マイル以上」になりました。
コスパの良い旅行を追求して、なるべくお金を使わないでリッチな体験をすることが趣味です。
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台湾旅行をANAマイルだけでホテルも飛行機も全部無料
今回はANAマイルを使って台湾旅行の飛行機とホテル代を無料にしています。
予約の取り方から、実際の子連れでの体験までをまとめてますので、子連れ旅行のモデルパターンとして参考になればと思います。
台湾旅行の予算や相場は?
JTBさんの台北2泊3日のツアーの値段を調べてみました。
ローシーズンとハイシーズンで2倍程度の値段の開きがありました。
・シティーホテル利用の場合:4万円〜10万円/人
・3つ星ホテル利用の場合:7万円〜14万円/人
・5つ星ホテル利用の場合:10万円〜21万円/人
ちなみに航空会社は、すべてチャイナエアラインか、エバー航空でした。
予約はANAのツアーですべて無料で予約
夏休みなので、飛行機、ホテルのみのフリープランで1人あたり12万円超えです。
「うわ、たけー」って正直思いましたが、冷静にJTBのハイシーズンの5つ星ホテルツアーと比べると割安かなとも思いました(笑)
家族3人の合計金額は389,280円です。
これを、ANAマイルをANA SKYコインに交換して全額支払いをしました。(243,300マイルを消費)
なので、約40万円のツアー(ANA航空券、シェラトン台北宿泊)を完全無料で予約したことになります。
支払いをANAスカイコインでする使い方
上述している通り、ANAマイルからSKYコインに交換することが可能です。
ANA SKYコインは、ANAの航空券や旅行ツアーの代金の支払いをお金の代わりに使える電子マネーみたいなもののことを言います。
ANAマイルからの一定量以上の交換と、ANAのゴールドカード以上を利用すると、最大1.6倍の量にしてSKYコインに交換することが可能です。
この場合、1マイル=1.6円の価値になります。
下記は、交換表になります。
SKYコインを利用する場合、ANAと提携されているゴールド以上のクレジットカードが必要になります。
SKYコインでの利用を考えた場合、ANAアメックスゴールドが一番のオススメカードになりますでの、カードの詳細はこちらの記事をご参照下さい。
航空会社のマイルを貯めると毎年旅行を無料で楽しめる
航空会社のマイルは、航空券を無料で取得するだけでなく、航空会社が主宰する国内/海外のツアーにも申し込むことが可能です。
年間10万マイルくらいなら、飛行機に乗らなくても日常生活の延長(工夫レベル)で毎年貯め続けることができ、家族旅行を無料にすることができる素晴らしいポイント制度です。
初心者でも実践できる様に、マイルの価値、マイルの貯め方、マイルの使い方を無料のメール講座にまとめてみましたので、一読いただけますと幸いです。
台湾旅行の持ち物で必需品&オススメなあると便利なものは?
今回旅行してきて感じた便利情報をお伝えします。
特に、両替やネット関係は結構な死活問題になりますので…
パスポート
当たり前ですが、パスポートがないと出国できません。
なので、絶対に忘れない様にしてください。
ほかのものは忘れても、パスポートとクレジットカードがあれば現地でなんとかなりますので…
お金(両替)
両替はどこでしたらいいんだろうって悩むと思いますが、日本の空港で両替するよりも台湾の空港で両替した方がレートが良いです。
今回は日本では1円も両替せず、台北の松山(ソンシャン)空港で両替しています。
こちらは、羽田の三井住友の両替所のレートです。(2018年8月20日)
1TWD=4.1031円です。
1万円の両替で2,437TWDです。
こっちは松山空港の台湾銀行のレートです。
1円=0.2688TWDです。
1万円の両替で、2,658TWD(30TWDが手数料で引かれる)でした。
同じ1万円の両替で、台湾で両替した方が221TWD多く両替することができました。
スマホ
地図や移動方法、お店や観光地の場所を調べるガイドとして必須
海外旅行では、観光ガイドよりもネットに繋がっているスマホの方が100倍使えます。
なので、慣れない地では必ずネット環境に常に繋がっている様にした方が安心です。
場所がわからなくなれば、Googleマップで現在地がわかりますし、Googleマップを見せればタクシーで言葉が通じなくてもなんとかなります。
観光スポットやレストランの検索でもスマホがあると超便利です。
ネット環境はレンタルwi-fiとプリペイドsimどっちが便利?
じゃあ、ネット環境はどうするのがベストか?ですが、
よく日本の空港でレンタルしているWiFiですが、何度か利用したことありますが、基本的に3G回線で遅く、値段も高いのがこれまでの印象です。
なので、今回はレンタルWiFiは借りず、松山空港でプリペイドSIMを買うことにしました。
海外でプリペイドSIMを利用する場合は、必ずSIMフリーのスマホを持っていく様にしてください。
松山空港は小さな空港ですので、到着口を出て、正面のちょっと左手に「中華電信」のカウンターがあり、そこでSIMを購入することができます。
3日〜30日間の利用から選んで購入ができます。
今回は3日間のSIMを購入しました。
300TWDなので、約1,200円です。
ちなみに、スマホを渡すとスタッフの方がSIMカードの入れ替えもやってくれます。
支払いはクレジットカード(VISA)が使えました。
使い勝手ですが、4Gの回線がサクサクで快適に使うことができたので、とても満足感がありました。
靴はスニーカー、サンダル、クロックスどれがいい?
私は普段の生活も、海外旅行もクロックス一択です(笑)
ビーチサンダルですと、人混みで足を踏まれると痛いので、クロックスがおすすめです。
スニーカーでもいいんですが、たくさん歩くと暑いので、足が蒸れるのが個人的には嫌です…
クレジットカードは保険が付いているものをチョイス
海外旅行にはクレジットカードは必須です。
VISAかMasterを最低でも1枚は持っていくようにしてください。
また、海外旅行保険がしっかりついているカードを持っていくことも大切です。
海外で急病やケガをしたときの治療費は保険がないと、とても払えないレベルの請求がきます。
なので、ゴールドカード以上のものをおすすめします。
ちなみに、私は下記の2枚を持っていきました。
変圧器や変換プラグは必要?コンセント事情
基本的に、変換プラグは必要ありません。
差込口の形状は異なりますが、日本仕様のコンセントがそのまま使えます。
電圧も110V、60Hzなので、変圧器も必要ありません。
言葉は中国語なの?英語や日本語でOK?
台湾の公用語は中国語です。
ですが、ホテルや観光地、レストランなどには日本語が話せるスタッフがいます。
なので、日本語+片言の英語(単語レベル)でほとんどのシーンは困らないと思います。
英語が必要になった時は、Google翻訳頼みで十分です(笑)
唯一、日本語も英語も通じないのがタクシーですが、行き先の文字をスマホで見せれば「OK」って言って連れてってくれます。
台湾旅行記:1日目(子連れの二泊三日モデルコース)
羽田空港から松山空港まで
日本と台湾の時差は1時間ですが、感覚的に東京から沖縄に行くのと同じです。
近いので、ビジネスクラスではなくエコノミークラスで十分
3〜4時間のフライトですので、ビジネスクラスを取るまでもなく、エコノミーで十分です。
息子は、国際線に乗るのは初めてで、モニターのある座席が初めてだったので終始アニメやゲームに夢中でした。
機内食は事前に予約
食事は、これから台北で爆食いすることを想定して、事前にフルーツミールを予約しておきました。
ちょっとリンゴが多すぎですが、どれも甘くて美味しかったです。
エコノミーの機内食が苦手な方にもおすすめです!
息子は、キッズミールを事前に予約しておきました。
チキンライスとハンバーグでとても美味しそうでした。
滞在先の宿泊ホテルはシェラトングランデ台北
今回の滞在先はシェラトングランデ台北ホテルです。
部屋は、ワンランク上げてプレミアルームです。
5つ星っぽい雰囲気があります。
小腹が空いたので小籠包を食べに「鼎泰豊」へ
飛行機の機内食を控えめにしておいたので、さっそく小籠包を食べに行きます。
一発目なので、もちろん「鼎泰豊」です。
本店の混雑は相変わらずです(笑)
この日は18時前に到着して、45分待ちでした。
お待ちかねの小籠包!!
肉汁が溢れ出てきます!!
そして、サツマイモの葉の炒め物(夏季限定)、豚肉のチャーハン、エビ餃子、カニの小籠包などなど、、、
調子に乗って頼みすぎました(笑)
全部完食で、どれも美味しかったです。
お会計を済ませて外に出てみると、台北101がいい感じになっていました。
なので、そのまま地下鉄に乗って行ってみることに。
実は、私は前に台北に来たのは台北101がオープンする前だったので、初めて見ました。
夜の食事は台湾料理で有名な「欣葉」本店へ
鼎泰豊であれだけ食べても懲りずに、2軒目に行きます(笑)
台湾料理で有名な「欣葉(シンイエ)」の本店に行きます。
欣葉本店も混んでることで有名なので、事前に日本で予約を入れてました。
台湾料理屋に行ったら絶対食べたいのがこれ。
『蟹おこわ』です。
これを食べる為だけに、欣葉の予約を入れました。
鼎泰豊では台湾ビールが売り切れで、よくわからない地ビールだったので台湾ビールで本日の2回目の乾杯です。
つまみに頼んだ、しじみの醤油漬けがめちゃくちゃビールに合います。
味的には、ラーメン二郎のニンニクが効いたスープの味に似ています(笑)
こんな感じで、食い倒れて1日目が終わりました…
台湾旅行記:2日目
午前中はタクシー「台北101」へ
2日目は、台北101の展望台からスタートになります。
朝一(9時)を狙って行ったので、チケットカウンターもエレベーターもガラガラです。
89階の展望台にて。
望遠鏡には、背の低い子供でも見れるように液晶モニターがついています。
展望フロアにVR体験コーナーがあって、VRジェットコースター体験ができます。
息子にせがまれてやってみたけど、意外におもしろかったです。
展望台はネット予約で割引に!
台北101の展望台は、曜日や時間帯によってチケットカウンターや、展望台行きのエレベーターが行列になるそうです。
展望台から降りてみると、確かにエレベーター前は行列になってました…
せっかくの観光の時間を無駄にしない為にも、早めの行動をおすすめします。
ちなみにネット予約で事前に購入しておくと、15%引きでチケットが購入でき、チケットカウンターで並ばずに済みます。
子供は身長115cm以下は無料です。
ランチは小籠包を食べに「京鼎樓」へ
台北101をあとにして、ランチは京鼎樓(ジンディンロウ)に小籠包を食べに行きます。
タクシーの親父は道がわからなかったみたいで、スマホの音声検索で何回も「京鼎樓」とつぶやいて地図見てました(笑)
京鼎樓は烏龍茶小籠包の有名な店なので、鼎泰豊と食べ比べをしてみたかったんです。
手前の緑色のが烏龍茶小籠包です。
ちょっとお茶の苦味がある、大人な感じの味です。
ノーマルと食べ比べてみないと違いがわからないくらいの差ですが、これはこれで美味しい。
昼間からビール飲んで最高です!!
夕方からは「九份」と「十份」のツアーへ
団体ツアーはベルトラを利用するとポイント還元される
台湾の人気観光地の九份と十分を子連れで効率よく回る為に、今回はベルトラの団体ツアーを利用します。
電車を使っては1日で回れないし、タクシーでコストをかけても天燈上げ体験をスマートにやるとなると難しいので、こういうツアーを間に挟むのはとても使い勝手がいいです。
3人で約25,000円弱と、若干高い気もしますが、旅行の滞在時間には限りがあるので効率には変えられません。
ちなみにベルトラは、モッピーを経由すると利用料金の3%がポイントとして還元されます。
↓モッピーの登録はこちらからできます。
九份は千と千尋の神隠しのモデルになった舞台
千と千尋の神隠しで有名になった九份ですが、混雑ぶりが半端ないです。
ガイドさん曰く、これでもピーク時の半分の人だそうです。
千と千尋の神隠しの建物のモデルと言われている「阿妹茶酒館」前は特に人がの量が多く、前にも後ろにも進めません。
なんとか撮った写真がこれ↓
雰囲気くらいは写っているでしょうか???
阿妹茶酒館はお茶屋さん(カフェ?)になっていて、お菓子を食べながらお茶を楽しめます。
台湾流のお茶のいれ方もレクチャーしてくれますが、早口すぎて何を言っているのかよくわかりませんでした。
向かいにある、海悦楼茶坊のテラス席から阿妹茶酒館の写真を撮るのがベストスポットだそうですが、海悦楼茶坊はなんと1時間待ち!!
↓は阿妹茶酒館の中からみた海悦楼茶坊です。
店の下は行列と写真を撮る人でごった返しです。
海悦楼茶坊に入るのは、あっけなく断念です。
息子は、ミニオンの綿飴を買って顔から突っ込んでました(笑)
十分ではランタン(天燈)飛ばしを体験
十分ではランタン飛ばしを体験しました。
これはラプンツェルの一場面のモデルになってるとか。(本当?)
ランタンには、願い事と名前を書いて飛ばすと1年以内に願い事が叶うそうです。
普通に電車が走っているので引かれないように気をつけながらランタンに願い事を書いていきます。
私はこれといって願い事はないので、思い出の一言を書きました(笑)
いざ、飛ばします!!
飛ばす際、スタッフのお兄さんにスマホを渡すと写真を撮ってくれます。
私たち一家のランタンも無事に飛んで行ってくれました。
墜落すると、願いは叶わないそうです…
日本人向けの団体ツアーでしたが、こういう体験って日本にいては中々できないので、こういう体験を息子にさせてあげられたのはとても良かったです。
単純に楽しかったし。
1日の最後は「士林夜市」でローカルフードを満喫
九份、十分ツアーのバスを、士林夜市で降ろしてもらって、団体ツアーは終了です。
2日目の〆は士林夜市を楽しみます。
↑正面のフルーツ屋でボッタクられました(笑)
このシマシマの女性です!!
夜市の楽しみ方と食べ物を紹介
まずは、人気の鶏排(スパイシーなフライドチキン)。
普段は20m級の行列になっているそうですが、ラッキーでした。
そのチキンがこちら。
顔面サイズです。
揚げたてジューシーで美味しいです。
地下の美食街を歩きます。
牡蠣オムレツと魯肉飯。
まさかの息子が魯肉飯にハマってほとんど完食してました。
マンゴーかき氷を食べようと思って入ったのがこちら。
息子の一声で、イチゴに変わりました…
台湾に行く前から息子がやりたがっていたエビ釣り。
夜市の遊びを初めてながらに極めてます(笑)
釣ったエビはその場で焼いてくれます。
台湾旅行記:3日目
朝食はホテルのビュッフェ
シェラトン台北の朝食は、評判がいいみたいなので最終日はホテルで朝食にすることにしました。
朝食の時間でも、結構ガラガラです。
ビュッフェ形式になっており、メニューは一般的な洋食は一通りあり、台湾料理と思われる煮物や蒸し物、オーダーで好みに作ってくれる麺などがありました。
取材根性で、片っぱしから味見していきます(笑)
左下の写真の瓶詰めのフルーツヨーグルトが美味しかったです。
シェラトン台北の近所にあるおすすめタピオカミルクティー
朝食のあと、帰国前にタピオカミルクティーが飲みたくなったので、ホテル近くのタピオカミルクティー店に行きました。(前日の九份ツアーのガイドさんに聞いておきました。)
ホテルを出て右手に歩いて行くと、5分程度で「50嵐」というお店に着きます。
(50嵐。。。五十嵐?いがらし??って思ったのは私だけでしょうか?)
50嵐では、砂糖の量を調整できるので、1/2から1/3くらいにしておくと日本人好みの甘さになります。
今回の台湾滞在で3回タピオカミルクティー買いましたが、ここが一番美味しかったです。
写真は、砂糖1/2のジャンボタピオカミルクティーです。
ゆっくり帰国
以上が、今回のぶっつめ旅行の流れでした。
タピオカミルクティーを飲んだあとは、空港に向かって帰国しました。
今回の台湾旅行で使った費用
・航空券、ホテル:約40万円(ANAマイル→ANA SKYコイン払いで無料)
・空港で両替:3万円
・台北のコンビニATMでキャッシング:約8,000円
・台北101展望台のチケット:約3,000円
・九份、十分ツアー代:約25,000円
・ホテル朝食:約6,000円
・あまったお金:1,300TWD(約5,200円)
・使ったお金の総額:約67,000円
家族3人で2泊3日の海外旅行に5つ星ホテル宿泊で使った旅費の総額は、『約67,000円』でした。
この金額は、結構な驚愕的安さではないでしょうか!?
激安で行った台湾旅行記のまとめ
息子は初めての海外旅行。
妻は初めての台湾旅行でした。
私も10年ぶりの台湾でした。
現地では2泊3日で朝から晩まで予算を気にしないで全力で遊びましたが、こういう遊び方ができるのも航空券とホテルが無料であったおかげとしか言いようがありません。
ANAの海外ツアーを無料で購入しましたが、これもすべてANAのマイルを貯めているからおかげとしか言いようがありません。
マイルを貯めることは、誰にでもできることなのですが、マイルのことを詳しく知って使いこなしている人は非常に少ないのが実情です。
下記の記事にマイルの基礎から、初心者でも簡単にマイルを貯められる方法をまとめています。
無料で家族旅行に行くことに興味がありましたら、ぜひ一読してみてください。
↑私がマイルを貯めた手法と、履歴も公開しています。
ANAマイルを貯めるなら、「ANAアメックスゴールド」も良いですが、「ANA JCBワイドゴールド」がオススメです。
理由は、年会費が15,400円(税込)と安く設定されており、マイル還元率最大1.075%、旅行保険はANAゴールドカードで最も良い内容になっています。
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最後まで閲覧いただきありがとうございました。