出光クレジット株式会社から発行され、ガソリンの割引が受けられることで人気を集めているのが「アポロステーションカード」です。
年会費無料でカードの保有に関してコストがかからないため、車を運転する方であれば持っておいて損はありません。
本記事では、これからカードの保有を検討されている方に向けて、アポロステーションカードのメリット・デメリットを徹底解説します。
この記事が、カード発行のご参考になりますと幸いです。
この記事の信頼性
私の経歴と実績を簡単にご紹介します。
沖縄に移住して9年。
毎朝ビーチに行ってゴロゴロするのが日課です。
2018年から陸マイラーブログを開始し「累計で貯めたマイル数は2,000万マイル以上」になりました。
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アポロステーションカードのメリット
はじめに、アポロステーションカードのメリットについて解説します。
年会費が永久無料
アポロステーションカードは、初年度、2年目以降に関してもカード保有に関する年会費は無料です。
カードの維持に関して費用が一切かからないため、気軽に保有できる点が人気を集めています。
詳細については後ほど解説しますが、無料で保有できるカードでありながらガソリンの割引に関しては大変お得な内容が用意されています。
車やバイクを運転される機会の多い方はぜひ加入をしておくことをおすすめします。
ガソリンが最大10円/1リットル引き
アポロステーションカード最大のメリットとも言えるのがガソリンの値引きです。
カードを利用して決済をすることにより、apollostationでのガソリンと軽油の通常価格から2円引きを受けることができます。
また車を利用する機会の多い方は、年会費550円(税込)で加入ができる「ねびきプラスサービス」に加入をするのがおすすめです。
※加入初年度については、年会費無料です。
ねびきプラスサービスの概要と割引率は以下の通りです。
ねびきプラス150
月間のカード利用額に応じて、ガソリンが最大1リットル当たり10円の割引を受けることができます。
※すべての支払いにおいて、クレジットカード決済によるポイント加算を受けることができません。
ねびきプラス100
月間のカード利用額に応じて、ガソリンが最大1リットル当たり8円の割引を受けることができます。
※apollostation以外でのカード決済で、ポイントが貯まります。
↓スマホは横スクロールできます。
月間カード利用金額 | ねびきプラス150 (プラスポイントなし) | ねびきプラス100 (プラスポイントあり) |
---|---|---|
〜3万円未満 | 2円/1リットル引き | 2円/1リットル引き |
3万円〜 | 3円/1リットル引き | 3円/1リットル引き |
4万円〜 | 4円/1リットル引き | 4円/1リットル引き |
5万円〜 | 5円/1リットル引き | 5円/1リットル引き |
6万円〜 | 6円/1リットル引き | 6円/1リットル引き |
7万円〜 | 7円/1リットル引き | 7円/1リットル引き |
8万円〜 | 8円/1リットル引き | 8円/1リットル引き |
9万円〜 | 9円/1リットル引き | |
10万円〜 | 10円/1リットル引き | |
適用上限 | 月間合計150リットル | 月間合計100リットル |
ねびきプラスサービスには、2つのコースが用意されており、ポイント加算の有無により割引率が異なります。
車を利用する頻度などに合わせて、適切なコースをお選びください。
出光クレジット株式会社の公式サイトでは、どちらのコースがお得になるか簡単にシュミレーションができるサービスが用意されているのでぜひご活用ください。
また、ねびきプラスサービスに加入をする際は、月額代金についてはウェブ明細で確認をする方法を設定する必要があります。(※紙明細の選択では、加入をすることができません)
好きな国際ブランドが選べる
アポロステーションカードには、以下の4つの国際ブランドが用意されています。
どの国際ブランドを選んでも、年会費やガソリンの割引については変わらず基本的な機能は同じです。
各国際ブランドの特徴から選択する、クレジットカードをすでに何枚か保有をしている方は、持っていない国際ブランドから選択するといった選び方がおすすめです。
↓スマホは横スクロールできます。
国際ブランド | 特徴 |
---|---|
AMEX | AMEX会員限定の、キャッシュバックプログラムあり |
JCB | 日本初の国際ブランドで、優待キャンペーンなどが豊富 |
VISA | 世界中で最も広く使われているカードブランドで、加盟店の数が非常に多い |
Mastercard | 加盟店数が多く、海外特にヨーロッパ方面で使い勝手が良い |
カード入会後に、国際ブランドを変えることは基本的にできない点にはご注意ください。
アポロステーションカードのデメリット
次に、アポロステーションカードのデメリットについて解説します。
申込後の後悔を防ぐためにも、マイナスのポイントについてもしっかりと把握しておきましょう。
ポイント還元率が0.5%と高くない
アポロステーションカードでは、クレジット1,000円の利用で5ポイントを獲得できます。
ポイント還元率は0.5%です。
他社のカードなどを見てみると、年会費無料のカードであっても1.0%程度のポイント還元を受けることができるカードも多く存在しますので、決して高い還元率ということはできません。
ポイントを貯めることだけを目的にアポロステーションカードへ申し込みをすることはおすすめできません。
車に乗らない人だとメリットが少ない
アポロステーションカードは先に解説した通り、ガソリンの割引を受けるには大変おすすめなカードです。
また、ETCカード無料、出光ロードサービス(有料)へ加入ができるなど、車を運転する方向けの特典が充実しています。
ここまで書けばおわかりの通り、車やバイクを利用する機会の少ない方にとってはこれらの特典を使う場面も少ないため、メリットがほとんどありません。
カード付帯保険はない
アポロステーションカードには、国内旅行傷害保険・海外旅行傷害保険などクレジットカードの特典の1つとして用意されている保険は一切ありません。
海外旅行などによく出かける方で、カード付帯の保険を利用したいと考えている方はご注意ください。
アポロステーションカードの基本仕様
アポロステーションカードの基本仕様は以下の通りです。
項目 | apollostation card |
---|---|
本会員:年会費 | 無料 |
家族会員:年会費 | 無料 |
ETCカード | 無料 |
選べる国際ブランド | AMEX / JCB / VISA / Mastercard |
ポイント | プラスポイント |
ポイント還元率 | 1,000円=5ポイント(還元率:0.5%) |
ラウンジ | なし |
海外旅行傷害保険 | なし |
国内旅行傷害保険 | なし |
細かい内容については個別に解説をしていきますので、続きをお読みいただけると幸いです。
年会費
アポロステーションカードの年会費は無料です。
本会員だけでなく、家族会員、高速道路を利用する際にあると便利なETCカードの発行も無料で行うことができます。
ねびきプラスサービスに加入をしなければ、カードの保有に関して費用が発生することはありません。
申込資格
アポロステーションカードの公式ホームページには、以下のように申し込み資格が記載されています。
お申し込み可能な方
apollostation cardは、18歳以上で、当社の提携する金融機関に決済口座をお持ちの方に限りお申込みいただけます。
年齢条件を満たし、親権者の同意があれば学生さんでも申し込みが可能です。収入のない方も申込み可能な対象に含まれるため、比較的保有がしやすいカードであることがわかります。
また、「提携する金融機関」には、地方銀行やネット銀行など日本国内の金融機関のほとんどが対応しています。
詳細は公式ホームページからご確認をお願いします。
ポイント還元
アポロステーションカードでは、クレジットカードの利用でプラスポイントが貯まります。
ポイント還元率は基本的に0.5%です。
ポイント還元率
1,000円=5プラスポイント(0.5%)
また、AMEXブランドのカードを選択し、海外での利用分に関しては1,000円ごとに10ポイントの加算を受けることができます。
すでに解説した通り、ねびきプラスサービスを利用するとポイント加算が受けられなくなる場合もあるため、以下の表でケース別のポイント加算の有無について把握されておいた方が良いです。
選択コース | 一般店での利用 | apollostationでの利用 |
---|---|---|
加入しない場合 | 0.5%還元 | 還元なし |
ねびきプラス150 | 還元なし | 還元なし |
ねびきプラス100 | 0.5%還元 | 還元なし |
ポイントの活用方法
貯まったポイントは、日々の支払いの代金に充当、航空会社のマイルへ交換、日用品などへの交換と様々な使い道が可能です。ご自身のニーズに合ったものを選択ください。
一例としてマイルや他社ポイントへ交換した際のレートなどについては以下の通りです。
交換先 | 交換レート | 移行手数料 |
---|---|---|
ANAマイレージクラブ | 2プラスポイント=1マイル | 移行申請されたポイント数の10%相当分 |
JALマイレージバンク | 2プラスポイント=1マイル | – |
楽天ポイント | 1,000プラスポイント=750楽天ポイント | – |
dポイント | 1,000プラスポイント=1,000dポイント | – |
Pontaポイント | 1,000プラスポイント=1,000Pontaポイント | – |
各種特典・優待
最後に、アポロステーションカードに付帯する特典や優待について解説します。
出光ロードサービスに年会費825円(税込)で入会できる
車の故障や事故の際に各種サポートを受けることができるのが、出光ロードサービスです。
事故やトラブルの際には原則30分を目標に現場に駆けつけ、専任のスタッフが応急処置に当たります。
年会費が1,000円以下に抑えられているため、申込みをしておくと万が一の際に安心です。
また、プラスポイント850ポイントで年会費を支払うことも可能です。
サービス内容
- バッテリーあがり
- ガス欠
- キー閉じ込み
- スペアタイヤ交換
- 落輪引き上げ
- その他軽作業
- レッカーサービス(10キロまで無料)
会員情報誌MOCOが購読できる
ドライブルートの紹介、季節のお出かけスポットなどを紹介するドライブ&レジャー情報誌が「MOCO」です。
年間10回の発行が行われ、アポロステーションカードの会員は3,300円(送料・税込)で購読できます。
出光カードの優待情報なども掲載されているため、お出かけの際にご活用ください。
三井アウトレットパークでの優待
アポロステーションカードを保有していると三井アウトレットパークで、割引や優待を利用することができます。
クーポンを手に入れるためには、三井アウトレットパークの総合案内所へ訪問し、カードの提示を行ってください。割引や優待の内容は施設によって異なります。
対象施設については以下の通りです。
エリア | 対象施設 |
---|---|
北海道 | 札幌北広島 |
東北地方 | 仙台港 |
東北地方 | 入間・幕張・木更津・多摩南大沢・横浜ベイサイド |
北陸地方 | 北陸小矢部 |
東海地方 | ジャズドリーム長島 |
関西地方 | 滋賀竜王・大阪門真 |
中国地方 | 倉敷 |
セゾンカード優待ショップ
アポロステーションカードは出光クレジット株式会社とセゾンカードが提携して発行を行っています。
そのため、セゾンカードが提携している各種お店や飲食店で割引や優待を受けることが可能です。
日常使うお店で優待を受けることができないか、公式ホームページからご確認をおすすめします。
例えば、海の生き物たちと触れ合える人気の施設「鴨川シーワールド」では、大人の入場料金3,300円が3,000円になる優待が用意されています。
tabiデスク
セゾンカード運営しているtabiデスクを通して、旅行の予約するとアポロステーションカード会員の方は最大8%の割引を受けることができます。
tabiデスクでは、JALパックや赤い風船など大手旅行会社の商品を販売しているため、選択肢が多いのも便利なポイントです。
各旅行会社の公式サイトで申し込みをするよりもお得な価格で申し込みができる場合もあるので、旅の計画を立てる際にはご活用ください。
対象商品 | 割引率 |
---|---|
海外パッケージツアー | 最大8%OFF |
国内パッケージツアー | 最大5%OFF |
クルーズツアー | 最大3%OFF |
Amex会員限定 セゾン・アメックス・キャッシュバック
AMEXブランドのアポロステーションカードへ申し込みをすると、定期的に開催されている「セゾン・アメックス・キャッシュバック」を利用できます。
様々な企業が協賛を行っているので、気になる商品がキャッシュバックの対象になっていないかは定期的にセゾン・アメックス・キャッシュバックのページからご確認ください。
過去には以下のような商品やサービスのキャッシュバックが実施されています。
対象商品・サービス | キャッシュバック |
---|---|
BALLY | 60,000 円ご利用で10,000 円キャッシュバック |
iRobot | 5%キャッシュバック |
日本国内の温泉宿 | 10%キャッシュバック |
ウェスティンホテル東京のレストラン | 30,000 円ご利用で5,000 円キャッシュバック |
コラントッテ公式オンラインストア | 20,000 円ご利用で2,000 円キャッシュバック |
まとめ:アポロステーションカードのメリット・デメリット
アポロステーションカードのメリット・デメリットについて解説しました。
本記事の内容を改めてまとめると以下の通りです。
アポロステーションカードのメリット
- 年会費が永久無料
- ガソリンが最大10円/1リットル引き
- 好きな国際ブランドが選べる
アポロステーションカードのデメリット
- ポイント還元率が0.5%と高くない
- 車に乗らない人だとメリットが少ない
- カード付帯保険はない
アポロステーションカードは、車やバイクなどを運転する方には大変おすすめなカードであることがわかります。
年会費が無料で維持費もかからないため、セカンドカードとしてガソリンを入れる際にだけ活用するといった方法もおすすめです。
ご興味を持っていただけた方は、ぜひ下記のリンク先からお申し込みのお手続きをお願いします。
↓【公式サイト】アポロステーションカードのお申し込みはこちら
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。