数あるクレジットカードの中でも、その見た目の豪華さや利用できる特典などから、憧れの1枚と言われているのがラグジュアリーカード。日本では2016年からサービスの提供が行われています。
法人カード、個人カードいずれのカードでも同じ仕様での発行が可能です。
知る人ぞ知るクレジットカードゆえ、メリットやデメリットにはどのようなものがあるのか気になっている方も多いのではないでしょうか?
本記事では、ラグジュアリーカードのメリットやデメリット、便利に使える特典などについて徹底解説します。
この記事の信頼性
私の経歴と実績を簡単にご紹介します。
沖縄に移住して9年。
毎朝ビーチに行ってゴロゴロするのが日課です。
2018年から陸マイラーブログを開始し「累計で貯めたマイル数は2,000万マイル以上」になりました。
コスパの良い旅行を追求して、なるべくお金を使わないでリッチな体験をすることが趣味です。
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ラグジュアリーカードのメリットについて
はじめにラグジュアリーカードのメリットについてご紹介します。
金属製・縦型デザインとステータスを示すには最適
ステータスカードとしても活用されるラグジュアリーカード。その役割にふさわしく、見た目の印象も高級感を演出し人気を集めています。
3種類あるカードの素材はすべて金属製を使用し、日本初の縦型デザインを採用しています。
手に持ったときには、プラスチックカードでは感じることのできない、重厚な重みを感じることができます。
またゴールドカードについては、カード表面に24Kのメッキを使用。
キラキラと輝く様子は、他のクレジットカードを圧倒する存在感です。
会食やデートの際に活用をすれば、ひときわ注目を集めることは間違いありません。
日本限定のローズゴールドデザインが選択可能
ラグジュアリーカードはもともと、アメリカでスコット・ブラムが創業したカードブランドで、日本ではBlack Card 株式会社が運営を行っています。
2016年に日本でサービスが開始され、2022年2月にゴールドカードの新しいデザインとして日本限定色の「ローズゴールド」の追加が行われました。
表面は淡いピンク色をしたデザインが特徴。機能や特典の面では従来のイエローゴールドカードと同じです。
イエローゴールドデザインに比べ落ち着いた雰囲気のため、あまりカードで主張をしたくないと考えられている、女性の方にもおすすめの1枚です。
コンシェルジュサービスがLINEで問い合わせ可能
ラグジュアリーカードでは、24時間・365日、航空券やホテル、レストランなどの予約を依頼できるコンシェルジュサービスが利用ができます。
従来は電話とメールでの対応のみでしたが、2023年12月よりゴールドカードとブラックカード限定でLINEでの問い合わせも可能となりました。
LINEであれば移動中や電話ができない場所でも気軽に問い合わせができるため、従来よりも一層利便性が向上しています。
友だちに連絡をする感覚で、専門知識が豊富なコンシェルジュへお問い合わせを行ってみてください。
最大1.5%のポイント還元
ラグジュアリーカードでは高還元のポイントプログラムを実施しています。ポイントの還元率は以下のとおりです。
↓スマホは横スクロールできます。
ゴールドカード | ブラックカード | チタニウムカード |
1.50% | 1.25% | 1.00% |
月間ご利用金額合計 200円につき 3ポイント獲得 | 月間ご利用金額合計 200円につき2ポイント さらにご利用明細400円毎に1ポイント獲得 | 月間ご利用金額合計 200円につき 2ポイント獲得 |
カードの種類によって還元率は異なりますが、最大で1.5%の還元を行っています。
また一般的なクレジットカードでは、モバイル決済や電子マネーへのチャージの際にポイントの還元率が低下する、またはポイント付与対象外といったケースがあります。
ラグジュアリーカードに関してはそのような心配は一切不要で、通常通りの還元率でポイントの進呈が行われます。
キャッシュレス化が進む現代においても、ラグジュアリーカードが有効活用できるのはおすすめのポイントの一つです。
税金支払い時のポイント還元
ラグジュアリーカードは、税金の支払いをした時のポイント還元は基本的に満額もらえますが、諸条件を満たす必要があります。
※条件未達の場合は、ポイント還元は半分になります。
※アメックス、ダイナースなど納税のポイント還元率はそもそも半減設定になっていて満額もらえることはありません。
税金のお支払いで獲得するポイントの半分を、カードご利用月の翌月までに進呈し、残りの半分は、集計期間中の条件を達成した方へ集計期間後の6月にまとめて進呈します。
条件:
集計期間中(毎年4月6日から翌年4月5日)の税金以外のショッピング等のご利用合計金額が、税金のご利用合計金額の3倍以上となることポイント進呈時期:
https://myluxurycard.co.jp/info/serviceupdate0915a.html
カードご利用月の翌月までに半分(月単位・無条件)+集計期間終了後の毎年6月に残りの半分を、条件を達成した対象者に進呈します。
貯めたポイントを、航空会社のマイレージに無制限で交換可能
ラグジュアリーカードで貯めたポイントは、対象航空会社のマイレージに交換をすることができます。
ポイントをマイレージへ交換ができる制度をもつクレジットカードは多いですが、年間の交換ポイントに上限をかけている場合がほとんどです。
ラグジュアリーカードの場合は、そのような制限は一切なく貯めたポイントを無制限でマイルに交換をすることができます。
対象航空会社はJALやANAなどを日系航空会社を含む合計4社です。日本に就航をしている航空会社ばかりのため、使い勝手が良いのもおすすめのポイントです。
交換レート | 1,000ポイント → 600マイル |
対象航空会社 | JAL・ANA・ハワイアン航空・ユナイテッド航空 |
再発行時に、カード番号が変わらない
カードの紛失や盗難の際に、クレジットカードの再発行を行う場合、一般的にはクレジットカード番号の変更が行われます。
カード番号が変わってしまい、携帯電話代金やサブスクリプションサービスなどのカード番号をすべて一から入力をし直さなければならなくなってしまったなど、苦い経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
ラグジュアリーカードについては、万が一の再発行の際もカード番号はそのままになります。
再発行手続き後に、新しくカード番号の登録などを行う必要がありません。
利用者側の手間がかからないのは嬉しい限りですが、カードの紛失は不正利用にもつながりますので、その点には注意をしたい点になります。
利用可能枠が最大で9,990万円
ラグジュアリーカードは、収入面でも余裕のある人が保有するケースが多く、日常の決済額も高くなる傾向があります。
そのため、カードの上限枠については一律のルールを設けず個人の年収や利用金額に合わせた設定が行われています。
また海外旅行やブランド品の購入など、一時的に高額な決済が必要になるケースについては、事前入金サービスを利用することで最大で9,990万円まで利用限度額を増やすことも可能です。
すでに解説をした通り、ラグジュアリーカードで支払いを行えばポイントの獲得をすることができるため、現金払いよりもお得にお買い物が可能です。
カード利用の上限枠を増やしていくためには、クレヒス(クレジットカードヒストリー:クレジットカードを利用した履歴)を増やしていく必要があるため、カード保有後は積極的に活用をしていきましょう。
最短5営業日でカード発行が可能
ラグジュアリーカードは、インターネット上から申込可能で、必要事項などの入力にかかる時間はおよそ10分。
その後カード審査や発行手続きなどが行われ、最短5営業日でカードの発行が行われます。
クレジットカード会社の中には1週間以上の時間を要する場合もあるため、このスピーディーな対応は忙しいビジネスマンや経営者などにニーズに対応できるラグジュアリーカードならではのサービスということができます。
カードの審査や郵送手続きなど支障とならないように、申込みの際に記入する情報に誤りがないかどうかについては、データ送信前に徹底した確認を行ってください。
各種スマホ決済に対応
日常の支払いではすでにクレジットカードではなく、スマホ決済が主流になりつつあります。
そんな時代の流れに対応すべく、ラグジュアリーカードは様々なスマホ決済に連動して支払いができる機能を有しています。
ラグジュアリーカードが利用できるスマホ決済は以下のとおりです。
ラグジュアリーカードが対応しているスマホ決済一覧
Apple Pay、QUICPay、モバイルSuica、PASMO、PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY
PayPay、楽天ペイ、d払い、au Payなど、日本のスマホ決済市場のシェア上位の支払い方法に対応しているため、大変便利に活用をすることができます。
すでに解説した通り、これらの決済サービスにチャージを行う際にもポイントは通常どおりの還元率で獲得可能です。
最大1.2億円まで補償される各種保険が付帯
クレジットカードを保有する目的の一つとして、各種保険を目当てとしている人も多いのではないでしょうか。
ラグジュアリーカードに関しても、5つの保険が用意され最大で1.2億円の補償を受けることが可能です。
保険の目玉となる海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険については、他のクレジットに付帯する保険に比べ充実した補償内容が自慢です。
海外に頻繁に出かける方であれば、毎回個別の海外旅行保険に申し込むよりも金銭的な負担を軽減する役割も果たします。ラグジュアリーカードは決して安い年会費ではありませんが、保険だけに注目しても十分に元が取れる特典の内容です。
20歳以上であれば、誰でも申込可能
ラグジュアリーカードの申し込み条件については、以下の通りと非常にシンプルです。20歳未満、もしくは学生でなければ誰でも申し込みを行うことが可能です。
学生を除く満20歳以上なら誰でも申し込みが可能
一方で審査基準については非公開とされており、申込みをしてみるまでは審査通過の可否はわかりません。
学生を除く20歳未満が申込資格であることから、社会人として安定した収入があることが条件の一つであることは推測できます。
また審査の際には、年齢や職業、過去のクレジット履歴や支払い遅延の有無などを総合的に判断が行われます。
ラグジュアリーカードではありますが、必ずしも高収入であることが審査通過の基準ではありません。
以下のユーザーように、年収200万円程度で審査を通過した事例もございます。
カードの利用次第では、ブラックダイヤモンドカードのインビテーションが手に入る
ラグジュアリーカードには一般申し込みができる、ゴールドカードの上に限られた人しか手にすることのできない、最上位のブラックダイヤモンドカードと呼ばれるモノが存在します。
公式サイトでもその詳細については多くが語られず、手作業でカットしたダイヤモンドがカードに埋め込まれるほど、高級感のある印象が特徴的なカードです。
ブラックダイヤモンドカードを保有するためには、ゴールドカードを保有しクレジットカードの利用実績を積み、インビテーションが送られてくるのを待つ必要があります。
一般入会ができないからこそ価値のあるブラックダイヤモンドカードですが、選ばれた人にしか招待状は届かないため、手元に届いた際にはお申し込みの検討されてみてください。
ただし申込みの際には、入会金が110万円、年会費は66万円が必要です。
特典としてはブラックダイヤモンドカード会員限定のパーティーへの招待など、特別な体験が数多く用意されています。
ラグジュアリーカードのデメリットについて
メリットを理解したあとは、公式サイトではあまり語られないデメリットの部分についてもご紹介します。
デメリットの部分については、工夫次第で回避をすることができるケースも有るため、その点についても詳しく解説をします。
金属製カードのため一部決済端末で支払いができない場合がある
メリットの章でも解説させていただいた通り、ラグジュアリーカードは金属製のクレジットカードです。
金属製のカードについては一部の決済端末(カードリーダー)で使用できない場合があります。
事実、以下のようにお客様に案内を出しているお店もあります。
またラグジュアリーカードは、カード本体によるタッチ決済にも対応をしていないのはマイナスなポイントといえます。
対応策としてタッチ決済を利用するためには、Apple PayやQUICPayとして一度スマートフォンに取り込みを行い活用をするようにしてください。
家族会員にも年会費が必要
クレジットカード会社の中には家族カードは無料で発行ができる場合もありますが、ラグジュアリーカードについてはすべての種類において年会費の支払いが必要です。
本会員よりは年会費が安くなるものの、無料で発行をしたいと考えられている方にとってはマイナス要素です。
各家族カードの年会費は以下の通りです。
ゴールドカード | ブラックカード | チタニウムカード |
55,000円 | 27,500円 | 16,500円 |
一方で、年会費は必要ですがラグジュアリーカードにおいてはコンシェルジュの利用、プライオリティ・パスの発行など、特典の面においてはほぼ全てが本会員同様に提供されます。
家族カードでも特典をしっかりと使っていきたい!と考えられている方には、会費を抑えて保有することができるため反対にプラスのポイントとしても受け取ることができます。
参考までに、無料で家族カードが発行できるクレジットカードもいくつかご紹介をさせていただきます。
アメリカン・エキスプレス®・プラチナ・カード® | 家族カード4枚まで無料 |
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード | 家族カード2枚まで無料 |
dカード GOLD | 家族カード1枚まで無料 |
JCBプラチナカード | 家族カード1枚まで無料 |
国内旅行傷害保険が利用付帯である
保険の詳細については、後述をいたしますがラグジュアリーカードに付帯される、国内旅行傷害保険については利用付帯と呼ばれる仕組みが採用されています。
これは、国内旅行中に起こった事故などの際に補償を受けるためには、旅行に関する代金の支払いをラグジュアリーカードで行う必要があるということです。
カード保有前に予約・決済を行った旅行に関しては、ラグジュアリーカードを旅行当日に持っていても事故の際に補償を受けることはできません。
ラグジュアリーカードは申込みから最短5営業日程度で発行が行われるため、旅行の予約の予定などがある方は、カードを手に入れてから決済を行うことをおすすめします。
国際ブランドがMastercardのみ
ラグジュアリーカードの決済のために使われる国際ブランドは、Mastercardのみです。
VISAやJCB、AMEXなど他の国際ブランドを選択することはできません。
Mastercardではなく、他の国際ブランドのクレジットカードを保有したいと考えられている方にとっては選択肢が無いためデメリットということができます。
一方で、Mastercardは日本のみならず世界を含め、1億3,000万の加盟店が存在しています。
VISAやAMEX同様に、クレジットカードを導入しているお店であればほとんどの場所で利用ができるため、実際に不便を感じることは殆どありません。
また、食料品や日用品などを販売するCostcoに関しては、Mastercardでしかたクレカ決済を受け付けないなどの運用を行っています。
カードの再発行が有料である
ラグジュアリーカードが万が一、紛失や盗難にあってしまった場合は再発行をする必要があります。
多くのクレジットカード会社は再発行に関して費用の請求を行っていませんが、ラグジュアリーカードに関しては1枚あたり5,500円(税込み)の再発行手数料が必要です。
金属製のカードのため、制作に関して通常のカードよりも多くの費用がかかっているため致し方ないとも言えますが、ユーザーにとってはマイナスのポイントと言わざる得ません。
再発行手数料の支払いや不正利用を防ぐためにも、カード保管には最新の注意を払うようにしていきましょう。
ラグジュアリーカードの基本仕様について
メリットやデメリットを把握し、ラグジュアリーカードを申し込んでみたいと考えられている方向けに、各カードの基本情報についても詳しく解説をします。
一般申し込みができるカードは3種類
一般入会ができる、ラグジュアリーカードは合計3種類があります。それぞれの年会費、デザインなどについては以下のとおりです。
ゴールド | ブラック | チタニウム | |
年会費(税込) | 220,000円 | 110,000円 | 55,000円 |
家族会員 | 55,000円 | 27,500円 | 16,500円 |
デザイン | 24K 光沢 イエローゴールド 日本限定 ローズゴールド | マットブラック | ブラッシュド加工 |
キャッシュバック還元率 | 1.5% | 1.25% | 1.0% |
コンシェルジュ | 電話・メール・LINE | 電話・メール・LINE | 電話・メール |
国内旅行傷害保険 | 1億円 | 1億円 | 1億円 |
海外旅行傷害保険 | 1.2億円 | 1.2億円 | 1.2億円 |
ご利用可能枠 | 一律の制限なし | 一律の制限なし | 一律の制限なし |
対象年齢 | 20歳以上(学生不可) | 20歳以上(学生不可) | 20歳以上(学生不可) |
ゴールド
一般入会ができるラグジュアリーカードにおいては、最高峰のステータスを有するカードです。
すべての特典、サービスが利用可能で、ラグジュアリーカードをめいいっぱい活用されたい方におすすめの1枚。
ポイントの還元率も高く、個人事業主の方など日常で決済金額が大きい方であれば、よりその魅力を実感できます。
経営者向けのハイエンドコミュニティへの招待など、ビジネスに役立つサービスも提供しています。
ブラック
ラグジュアリーカードの中では、中間の位置づけとして作られたのがブラックカードです。マットブラックのデザインで、主張をしすぎない落ち着いた雰囲気が人気を集めています。
レストランへのリムジンでの送迎、LINEチャットでのコンシェルジュへの相談などゴールドカード同じ特典を多数利用できるのも特徴の一つです。
チタニウム
ラグジュアリーカードを最もリーズナブルに保有したい方におすすめの1枚がチタニウムカードです。
ゴールドカードと比較をすると4分の1の年会費でありながら制限なしのでマイル移行、コース料理が2名利用で1名無料、プライオリティ・パスの無料利用などの特典が充実しています。
インビテーション獲得で、ブラックダイヤモンドカードへ加入ができる
メリットの章でも解説をさせていただきましたが、ラグジュアリーカードにはゴールドカードの更に上のステータスとしてブラックダイヤモンドカードが用意されています。
ブラックダイヤモンドカードは完全招待制で、ゴールドカードでクレジットカードの利用実績を積み、カード会社に認められて人のみが保有することが可能です。
特典などの詳細は公式サイトでも多くは語られずベールに包まれていますが、ゴールドカード以上の内容であることは間違いありません。
限られた人しか手にすることができないため、ステータスカードとしての役割も十分に果たすことが可能です。
申込方法について
基本の仕様を理解したところで、実際にラグジュアリーカードへ申し込みを行う際の手順について解説します。
オンラインで手続きが完結
ラグジュアリーカードへの申込みは、オンラインで完結します。
専用フォームに必要事項の入力を行い、申込みにかかる時間は10分程度です。
引き落とし口座の指定もオンライン上から可能なため、銀行口座情報などを手元に用意をしておくとスムーズに手続きが進みます。
必要事項の入力を終えたあとは、審査・発行の手続きに移ります。
ここでの所要時間は5営業日程度を見ておけば良いかと思います。
審査に通過した場合はメールで連絡、通過できなかった場合については書類にてその旨が通知されます。発行されたカードについては、郵送で自宅に届けられます。
カード受取時には身分証明書が必須
発行されたカードは、郵便局の「本人限定受取郵便(特定事項伝達型)」で自宅に届きます。
住所、氏名及び生年月日の記載がある顔写真付きの「公的証明書」が必要です。
利用ができる公的証明書の一例は以下のとおりです。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード(個人番号カード)
受取の際にスムーズに対応ができるよう、審査通過の連絡が来たあとは、郵便局員の方に証明書を提示ができる準備をしておきましょう。
ラグジュアリーカードは万が一の際にも安心!様々な保険が付帯される
次に、メリットの章でも簡単に触れさせていただいた、ラグジュアリーカードに付帯する各種保険について詳しく解説をします。
国内旅行傷害保険(利用付帯)
国内旅行傷害保険とは、その名の通り国内旅行をしている最中に事故による死亡、入院や通院が必要になった際にその費用を補償するものです。
一般的なカード保険の場合、海外旅行傷害保険に比べ見劣りをする補償内容であることも多いですが、ラグジュアリーカードは、航空機の遅延に関しても補償が受けられるなどしっかりとした内容が準備されています。
注意としては国内旅行傷害保険について利用付帯の制度となっており、下記に列挙する1〜3をラグジュアリーカードで支払いを行った場合のみ保険の対象です。
国内旅行傷害保険の対象事故
- 公共交通乗用具(航空機・電車・船舶など)搭乗中の傷害事故
- 旅館ホテル宿泊中の火災、爆発による傷害事故
- 宿泊を伴う募集型企画旅行参加中の傷害事故
マイカーを使用しての旅行途中で事故にあってしまったなどは、国内旅行傷害保険では補償されないため保険の内容については事前にご確認ください。
カード会員 | |
傷害死亡・後遺障害保険金 | 最高1億円 |
入院保険金 | 1日あたり5,000円 |
通院保険金 | 1日あたり3,000円 |
航空機:乗継遅延費用 | 1回の到着便の遅延について最高2万円(宿泊料金・食事代) |
航空機:出航遅延・欠航・搭乗不能費用 | 1回の出航遅延・欠航もしくは運休・搭乗不能について最高2万円(食事代) |
航空機:受託手荷物遅延費用 | 1回の受託手荷物の遅延について最高2万円(衣類・生活必需品) |
航空機:受託手荷物紛失費用 | 1回の受託手荷物の紛失について最高4万円(衣類・生活必需品) |
海外旅行傷害保険(自動付帯)
海外旅行傷害保険とは、海外旅行中の万が一の怪我や事故、家族が日本から病院に駆けつけるための費用などを負担する保険です。
国内旅行傷害保険以上に、手厚い補償が用意されています。
また海外旅行傷害保険については自動付帯を採用しており、カードで旅費等の支払いがなくても補償の対象です。
一般的なクレジットカードの場合、国内旅行保険同様に利用付帯としている会社が多いため、ラグジュアリーカードの特徴になります。
カード会員 | |
傷害死亡・後遺障害保険金 | 最高1億2千万円 |
傷害治療費用保険金 | 200万円限度 |
疾病治療費用保険金 | 200万円限度 |
携行品損害保険金 (1事故自己負担額3,000円) | 1旅行中100万円限度保険期間中100万円限度 |
賠償責任保険金 | 最高1億円 |
救援者費用保険金 | 保険期間中500万円限度 |
航空機:乗継遅延費用 | 1回の到着便の遅延について最高2万円(宿泊料金・食事代) |
航空機:出航遅延・欠航・搭乗不能費用 | 1回の出航遅延・欠航もしくは運休・搭乗不能について最高2万円(食事代) |
航空機:受託手荷物遅延費用 | 1回の受託手荷物の遅延について最高2万円(衣類・生活必需品) |
航空機:受託手荷物紛失費用 | 1回の受託手荷物の紛失について最高4万円(衣類・生活必需品) |
ショッピングガーディアン保険
ショッピングガーディアン保険とは、ラグジュアリーカードを使って購入した商品が、破損・盗難などの被害にあった際に、年間で300万円までその被害を補償する保険です。
購入をする場所は、日本・海外を問わないため、万が一の際の返品や交換が難しい海外旅行中のお買い物も安心して楽しむことが可能です。
注意としては、1回の事故につき3,000円は免責、購入から90日以内に起きた破損・盗難のみが対象となる点です。
利用者の置き忘れによる紛失は補償対象外となりますのでご注意ください。
ラグジュアリーカード会員 | |
年間保険限度額 | 会員1名につき保険期間中の総支払限度額は300万円 |
自己負担額(免責金額) | 1 回の事故につき3,000円 |
お支払いする保険金の額 | 本カード利用額(修理が可能な場合はカード利用額を限度とした修理金額) から自己負担額3,000円を控除した額を限度とします。 |
交通事故傷害保険/賠償責任保険
ゴールドカード会員とブラックダイヤモンド会員にのみ付帯される保険が、交通事故傷害保険と賠償責任保険です。
交通事故傷害保険
交通事故傷害保険に関しては、国内・海外問わず、交通事故によりケガや死亡、後遺症が残った場合に支払が行われます。
交通事故に関しては、車だけでなくスノーモービルや自転車、ソリといった交通用具を利用しているケースも含みます。
補償金額は5万円と万が一の際には決して十分といはいえませんが、通院などの足しになることは間違いありません。
ブラックダイヤモンド・ゴールド会員のみ | |
保険金額 | 5万円 |
賠償責任保険
賠償責任保険とは、日常の生活をする中で法律上の賠償責任が発生した際に補償を行う保険です。
具体的には、以下のような事例で使用をすることができます。
賠償責任保険が使えるケース(一例)
- 子供がキャッチボールをして隣人宅の窓を割った
- 子供が自転車で通行人にケガをさせた
- マンションで自宅洗濯機から水が漏れ、階下の人に損害を与えた
- 飼い犬が通行人に噛みついてケガをさせた
お子様がいる家庭などでは、予期せぬ事故が起こることもしばしばあります。
そんなときに、カードを保有しているだけで補償を受けることができるのは心強い味方です。
保険金額についても最大1億円まで補償されるため、物損事項等であれば十分な金額ということができます。
ブラックダイヤモンド・ゴールド会員のみ | |
保険金額 | 1億円 |
カード不正使⽤被害の補償制度
クレジットカードを保有するうえで心配となるのが、不正利用です。
インターネットショッピングなどの普及に伴い、その被害については年々増加の一途をたどっています。
ラグジュアリーカードでは、会員の方が安心して利用できるよう万が一不正利用などの被害にあった場合は調査を行い、会員に非がないことが認められれば被害額の⼀部または全額の費用を保証する制度が設けられています。
またラグジュアリーカードでは、「カードご利用安心メール」と呼ばれるサービスを実施しており、5,000円以上のカード利用があった際にメールを受け取ることが可能です。
不正利用の早期発見のためにも、利用明細書と合わせてカードの利用状況については定期的に確認をしておくことをおすすめします。
保険金額 | 被害額の⼀部または全額を補償 |
ラグジュアリーカードを保有すれば他社のステータスプログラムとも連携可能
ラグジュアリーカードは、カードを保有するだけで航空会社やホテルなどで実施されているステータスプログラムが自動的に適用される、ステータスマッチと呼ばれる制度を導入しています。
ステータスマッチを活用すれば、より上質なサービスを受けることが期待できます。
ここでは、5社のプログラムについてご紹介します。
ハワイアン航空
ハワイを拠点に運行するハワイアン航空のPualaniエリート会員特典への、ステータスマッチです。
保有するカードの種類により、Pualani PlatinumまたはPualani Goldのどちらかのステータスが付与されます。
Pualaniエリート会員は、ハワイアン航空を利用する際に座席のアップグレード、優先搭乗などを利用することができます。
Pualani Platinumに関しては国際線利用時に、会員本人だけでなく同乗者までもがエクストラ・コンフォートの座席へアップグレードされるのは注目したい特典です。
↓スマホは横スクロールできます。
Pualani Platinum | Pualani Gold | |
エクストラ・コンフォートへのアップグレード (ハワイ諸島間線/北米路線/国際線) | 会員本人及び同行者最大6名まで | 会員のみ |
ファースト/ビジネスクラスへのアップグレード (ハワイ諸島間線) | 会員のみ | – |
手荷物の優先取り扱い | 会員のみ | – |
ハワイアン航空運航便利用時の受託手荷物数 | 3個まで無料 | 2個まで無料 |
優先搭乗(会員本人+同行者2名) | ゾーン 1 | ゾーン 2 |
ブラックダイヤモンドカード / ゴールドカード | チタニウムカード |
Pualani Platinum資格を付与 | Pualani Gold資格を付与 |
東急ホテルズ
ザ・キャピトルホテル 東急、東急ホテル、東急リゾートホテルなど北は北海道から、南は沖縄まで日本全国で様々なホテルを展開しているのが東急ホテルズです。
ラグジュアリーカード会員は、東急ホテルズが運営するコンフォートメンバーズの会員の資格を獲得することが可能です。
ゴールド会員は、以下のようなサービスを受けることが可能です。
- 客室のアップグレード
- ウエルカムドリンク券
- アーリーチェックイン
- レイトチェックアウト
- ポイント特典で年間5000p獲得毎に1000pボーナスプレゼント
- レストラン2倍ポイントアップ
- 基本宿泊料金が10%以上割引
出張や旅行などで東急ホテルズを利用するときには大変便利なサービスがばかりが並びます。
コンフォートメンバーズへの加入は無料で行えるため、ラグジュアリーカードを保有とあわせて会員登録を行えばステータスが付与されます。
プリファード ホテルズ&リゾーツ
プリファード ホテルズ&リゾーツは世界85か国、約650の独立系高級ホテルが加盟しているグループです。
日本ではあまり馴染みがありませんが、デュシタニ モルディブ、カーネロス リゾート アンド スパなどの5つ星・4つ星ホテルが多数このグループに加盟をしています。
ラグジュアリーカード会員になると、プリファード ホテルズ&リゾーツの会員プログラム「I Prefer Hotel Rewards」とのステータスマッチが行われ、カードランクに合わせて資格が付与されます。
特典として、TITANIUM会員であればホテル滞在持に50%のボーナスポイント、無料の飲み物と食事の提供などホテルごとに、滞在を豊かにする様々な特典が提供されます。
ブラックダイヤモンドカード / ゴールドカード / ブラックカード | チタニウムカード |
TITANIUM資格を付与 | Gold資格を付与 |
GILTのショッピング優待
GILTとは、ニューヨーク発の会員制ラグジュアリーブランドサイトです。
日本では未発売の商品なども含め、世界4,000以上のラグジュアリーブランドの取り扱いを行っています。
もちろん商品はすべて正規品で、最大で70%OFFで商品が購入できるなど、富裕層を中心に人気を集めています。
ラグジュアリーカードを保有することで得られる、NOIR(ノワール)はGILTの中でも限られた人にしか得ることのできない最上級ステータスになります。
新規会員登録時に30%OFFクーポン付与、バースデー特典の1万円相当商品券など10を超える特典を用意しています。
ブラックカードに付帯するPLATINUM(プラチナム)は、通常6ヶ月間のGILTサイトでの購入額合計が8万円以上で付与される資格です。
セール先行アクセス、月1回・1枚の送料無料チケットなどの特典を受けることができます。
ブラックダイヤモンドカード / ゴールドカード | ブラックカード |
NOIR(ノワール)資格を付与 | PLATINUM(プラチナム)資格を付与 |
MSCクルーズ
MSCクルーズは世界各地でクルーズツアーを実施している、100%イタリア資本のクルーズ会社です。
横浜・東京・那覇など日本発着クルーズも定期的に運行しており、日本にいながらにして海外の本格的な船旅を気軽に楽しむことができます。
MSCクルーズでは、MSCボヤジャーズクラブと呼ばれる会員プログラムを展開されており、ラグジュアリーカードのランクに合わせステータスマッチをすることができます。
MSCボヤジャーズクラブの会員になると、商船代金の割引・優先乗船・MSCボヤジャーズ無料ギフトなど、予約・乗船前・乗船中と様々な場面で特典やサービスを受けることが可能です。
ブラックダイヤモンドカード | ゴールドカード | ブラックカード | チタニウムカード |
ダイヤモンド 資格を付与 | ゴールド 資格を付与 | シルバー 資格を付与 | クラシック 資格を付与 |
ラグジュアリーカードで利用ができるお得な特典について
最後にラグジュアリーカードで利用ができる、おすすめの特典についてご紹介します。
多種多様なサービスが有るため、詳細を理解し日々の生活の中で活用できるとかなりお得です。
コンシェルジュサービス
コンシェルジュサービスは、24時間・365日、専任のスタッフがカードユーザーの様々な要望に答えるサービスです
電話・メールのどちらでも受付が可能で、シーンに合わせて使い分けができるは嬉しいポイントです。
またすでにご紹介した通り、チタニム会員以外の方はLINEでの問い合わせをする事もできます。
コンシェルジュにお願いできる内容については以下のようなものがあります。自分では考えつかない、素敵なサービスや商品と出会うことができるのもコンシェルジュサービスを活用するメリットの一つです。
- レストランやホテルの予約
高級ホテルから、子供向けホテルなど様々なニーズに対応 - ギフト・品物探し
ドラマで俳優が着用していた洋服探し、取引先へのお祝い品の選定・配送など - サプライズ・演出
プロポーズの演出、ヘリコプターやクルーザーのチャーターなど
ラグジュアリーダイニング
全国約250店舗のレストラン・料亭で、2名以上で所定のコースを予約した場合、1名分のコース料金が無料になります。
ラグジュアリーカード、全券種が対象です。
Taste of Premium ダイニング by 招待日和より、会員登録して利用することができます。
利用回数は、月2回までとなっています。
ラグジュアリーリムジン
ラグジュアリーリムジンは、コンシェルジュサービスを活用して対象のレストランの対象コース料理を予約すると、会員が指定する場所からレストランの往路もしくは復路のどちらかを無料で送迎してもらえるサービスです。
往路・復路の選択は、対象のカードのより異なります。
ゴールドカード | ブラックカード |
往路・復路のどちらかを選択可能 | 往路のみ |
また乗車や下車をする際の指定場所については、対象エリア内であれば自宅だけでなく、空港や職場といった好きな場所を選択することが可能です。
使えるレストランも和・洋・中・イタリアンなど多種多彩なお店ばかり。
年間の利用回数の制限も無く、何回でも利用ができる点もおすすめです。
ラグジュアリーリムジンの詳細、予約できるレストランの詳細については公式サイトをご確認ください。
ラグジュアリーアイコン
ラグジュアリーアイコンは、普通には入ることのできな会員制のレストラン、有名人や芸能人を招待したスペシャルディナー会など会員向けに開催される食事をテーマにしたイベントです。
イベントは東京だけでなく日本各地で開催されているため、地方にお住いの方でも気軽にご参加いただくことが可能です。
会場として使われるお店は、ミシュラン獲得や有名レストランで修行を積んだシェフが居るお店など、洗練された場所ばかり。
非日常の空間で、ワクワクしながら、特別な時間をお楽しみいただけます。
ラグジュアリーカードラウンジアワー
ラグジュアリーカードラウンジアワーは、高級ホテルや空港などに設置されたラウンジを利用する際に、優待価格でお食事やお酒を楽しめる特典です。
使えるラウンジは首都圏を中心に展開されており、どの場所も格式高い高級感のある雰囲気が自慢です。
利用の際に事前に予約などは必要なく、仕事の空き時間、待ち合わせまでの時間などちょっとしたスキマ時間でもご利用いただけます。
ラウンジ(一例) | |
東京都 | ・銀座ミュージックバー ・グランドプリンスホテル新高輪 ・ザ・キャピトルバー ・THE HAMILTON 銘店(ザ ハミルトン メイテン) ・マンダリンオリエンタル 東京 |
神奈川県 | ・インターコンチネンタル横浜 Pier8 ・リボルバーブーズ&コーヒー |
大阪府 | ・コンラッド大阪 ・セント レジス ホテル 大阪 ・ラウンジ&バー グラン・ブルー 伊丹空港店 |
ラグジュアリーアップグレード
ラグジュアリーアップグレードは、コンシェルジュサービスを通して予約した対象レストランで、コースのアップグレード、ドリンクのプレゼントなどを受け取ることのできる特典です。
料金はそのままに、ちょっとした贅沢をお楽しみいただけます。
特典を利用をする際は、コンシェルジュに特典が利用できるお店を探したいと希望を伝えるだけ。
好みや自宅からのアクセスなどを考慮し、最適なお店をご提案いただけます。
優待特典として用意されているものについては、以下のようなものがあります。
内容は随時更新されるため、予約前に最新の状況のご確認の上ご利用ください。
ラグジュアリーアップグレードの一例
- MOTIF RESTAURANT&BARにてコースアップグレード
- 銀座 五明にてお肉のアップグレード
- レストランひらまつ博多にてアペリティフお1人様1杯プレゼント
ラグジュアリーホテル優待
ラグジュアリーホテル優待は、国内外にある3,000軒を超えるホテルや宿泊施設で1滞在あたり平均総額約70,000円相当(500ドル相当)の特典を受けることのできるサービスです。
使えるホテルも、ザ・リッツ・カールトンやアマンリゾーツなど、国や地域を代表する一流ホテルばかり。
特典を活用すればより素敵な滞在になること間違いありません。
提供される特典としては、アーリーチェックイン/レイトチェックアウト/ルームアップグレードなどホテルに寄り多種多彩な内容が用意されています。
対象ホテルの一例
- インターコンチネンタル ホテルズ&リゾーツ
- ザ・リッツ・カールトン
- アマンリゾーツ
- グランド ハイアット
- コンラッド
- マンダリンオリエンタルホテルグループ
期間限定優待
期間限定優待は、ラグジュアリーカード会員専用アプリで配信が行われています。
過去には、クルーズ旅行へ無料で招待、特別ディナーのコースがセットになった宿泊プランの販売、予約したホテル客室の無料アップグレードなどが行われました。
その名の通り、期間により様々なイベントや優待価格が発表されるため、見逃すことが無いようにカード保有後は定期的にアプリの情報を確認しておくと良いです。
宿泊予約サイト 最大10%優待
ラグジュアリーカードは、ブッキング・ドットコムとも提携を行っており最大で宿泊代金が10%割引になる特典を用意しています。
ブッキング・ドットコムでは、日本・海外問わず、ハイクラスホテルからリーズナブルな宿泊施設まで幅広いニーズに対応した宿を取り揃えています。
当日の予約も可能なため、急な出張や旅行の際にも便利に活用いただけます。
プライオリティ・パスが無料
プライオリティ・パスとは、世界145カ国・600以上の都市にある空港に設置された専用のラウンジを利用することのできるサービスです。
提供されるラウンジは、軽食・ソフトドリンク・アルコール・無料のインターネット回線など設備が充実した、ビジネスクラスラウンジ同様の充実したサービスが特徴です。
ラグジュアリーカードで提供される、プライオリティ・パスは最もランクの高い「プレステージ仕様」。
ラウンジの年間利用回数に制限がないのも嬉しいポイントです。
旅行好きの方や出張が多い方であれば、プライオリティ・パスを保有することで混雑を避けて、空港での時間をより快適なものにできることは間違いありません。
↓私も海外の空港ではいつもプライオリティパスを利用させてもらってます。
また、プレステージ仕様のプライオリティ・パスは、通常の申込みの場合は年会費が469UDドル(約70,350円相当)を支払う必要があります。
ラグジュアリーカードのチタニウム会員の方であれば、プライオリティ・パスの利用代金だけで年会費の元が取れてしまう計算です。
国際線手荷物無料宅配
プライオリティ・パスと同じく、海外への旅行や出張が多い方におすすめの特典が手荷物無料宅配サービスです。
国際線を利用する際に、自宅と所定の空港の間で手荷物を無料で運搬してもらうことが可能です。
手荷物宅配サービスを提供しているクレジットカード会社は他にもありますが、ラグジュアリーカードでは3つまで無料でサービスの利用ができるのが最大の特徴です。
夫婦や子どもとの旅行であれば、すべての荷物を運搬してもらうことも不可能ではありません。
対象空港と対象の手荷物の大きさ・重さなどは以下の通りです。
国内線だけを利用する旅行の際には、サービス適用の対象外となる点についてはご注意ください。
対象空港 | 東京国際空港(第3ターミナル)/成田国際空港/関西国際空港/中部国際空港 |
対象手荷物 | サイズ:タテ、ヨコ、高さの合計が160センチ以内 重量:30㎏以内 |
ワールドワイドサポート
海外旅行中のホテルやレストランの予約、観光ツアーやイベントチケットの手配などを、無料でかつ日本語で対応いただけるサービスがワールドワイドサポートです。
世界各地に20のデスクがあり、カード会員の要望に迅速に対応してくれます。
言葉が通じない海外でのレストラン予約などを、スムーズに行える点は利便性が高く大変おすすめです。
またおすすめのお店などの相談にものっていただくことができるため、新しい出会いや発見ができることもあります。
ワールドワイドサポート対応エリア
エリア | 国 |
ヨーロッパ | ロンドン・パリ・ローマ・フランクフルト・ウィーン・マドリッド |
アメリカ・カナダ | ニューヨーク・ロサンゼルス・サンフランシスコ・ラスベガス・バンクーバー・トロント・ホノルル |
アジア・オセアニア | 香港・バンコク・シンガポール・台北・上海・ソウル・シドニー |
全国映画館無料鑑賞
ラグジュアリーカードでは、「全国映画館優待」にエントリーをすることで、毎月カードの種類に応じて株式会社ムービーウォーカー社が提供している無料で映画が鑑賞できるデジタル映画鑑賞券(ムビチケ)を手に入れることができます。
ムビチケは、TOHOシネマズ、イオンシネマ、ユナイテッド・シネマ、MOVIX、109シネマズで利用可能です。
各都道府県にほぼ劇場があるため、全国各地で特典の利用ができるのもおすすめのポイントです。
通常映画の鑑賞には2,000円程度が必要なため、ゴールドカードであれば毎月6,000円相当になります。
年間では72,000円もお得に映画を楽しむことができます。
カードの種類 | 上限枚数 |
チタンカード | 月1枚 |
ブラックカード | 月2枚 |
ゴールドカード | 月3枚 |
ハースト婦人画報社
ハースト婦人画報社とは、ファッション・インテリア・雑貨など幅広トピックスの雑誌を出版している会社です。
ラグジュアリーカードでは、2021年に日本でのサービス提供5周年を記念し、ハースト婦人画報社とサービスの提携を行いました。
提携後は、ラグジュアリーカードの会員向けにデジタル版雑誌の無料定期購読、各種イベントなどへの招待を行っています。
様々なテーマの情報の取得や、ユニークなイベントへの参加ができるため、ぜひカード保有後は登録を行い活用をしてみてください。
ラグジュアリーカードの入会特典
ラグジュアリーカードに新規入会した時に獲得することのできる入会キャンペーンについて解説します。
公式サイトの入会キャンペーン
ラグジュアリーカードを公式サイトから入会した場合は、「初年度年会費 全額返金保証」がついています。
これは、ラグジュアリーカードを使ってみて、その内容に満足できなかった場合に年会費を全額返金してもらえるというもの。
入会日から、半年以内に年会費を含む50万円以上の利用をしてカードサービスに満足できずに退会する場合、年会費を全額返金してもらうことができます。
※税金の支払いは利用の対象外になります。
初年度年会費全額返金保証の適用条件
・入会日より半年以内にカスタマサポートに電話
・50万円以上(税込)利用すること
※年会費を含む
※納税での利用分は50万円に含まない
期限、利用条件などからある程度ラグジュアルカードを使ってみないと返金の適用できないことから、入会して税金を払ってキャンペーンポイントもらって退会のような、利用する気の入会者が使えないようになっています。
自信を持っているからこそできる保証サービスでもありますが、とりあえずのお試しができる点はとても魅力あるものと思います。
利用方法は、カスタマーサポートへ「初年度年会費全額返金保証による退会」とお電話をするだけでOKです。
※期限を過ぎてからの連絡は対象外になりますのでご注意ください。
各カードの公式サイトからお申し込みは以下のリンクよりお問い合わせください。
まとめ:ラグジュアリーカードのメリット・デメリット
ラグジュアリーカードのメリットやデメリット、利用ができる特典などについて解説をさせていただきました。
改めて、ラグジュアリーカードのメリットとデメリットを整理すると以下のとおりです。
ラグジュアリーカードのメリット
- 金属製・縦型デザインとステータスを示すには最適
- 日本限定のローズゴールドデザインが選択可能
- コンシェルジュサービスがLINEで問い合わせ可能
- 最大1.5%のポイント還元
- 貯めたポイントを、航空会社のマイレージに無制限で交換可能
- 再発行時に、カード番号が変わらない
- 利用可能枠が最大で9,990万円
- 最短5営業日でカード発行が可能
- 各種スマホ決済に対応
- 最大1.2億円まで補償される各種保険が付帯
- 20歳以上であれば、誰でも申込可能
- カードの利用次第では、ブラックダイヤモンドカードのインビテーションが手に入る
ラグジュアリーカードのデメリット
- 金属製カードのため、一部決済端末で支払いができない場合がある
- 家族会員にも年会費が必要
- 国内旅行傷害保険が利用付帯である
- 国際ブランドがMastercardのみ
- カードの再発行が有料である
デメリットを圧倒するメリットが多いカードであることがわかります。
最短5営業日でカードの発行が可能です。
どれを選んで良いかわからない場合は?
ラグジュアリーカードの特にメリットのある特典比較です。
チタンカード | ブラックカード | ゴールドカード | |
個人/法人 | 個人カード/法人カード | ||
年会費(税込) | 55,000円 | 110,000円 | 220,000円 |
カードデザイン | ブラッシュド ステンレス加工 (金属製) | マットブラック の金属製カード | 24金コーティング イエローゴールド or ローズゴールド |
事前入金 | 9,999万円まで | ||
ポイント還元率 | 1% | 1.25% | 1.5% |
マイル交換 | 0.6% | 0.75% | 0.9% |
コンシェルジュ | 電話・メール | 電話・メール・チャット | |
レストランサービス | コース料理1名無料 | ||
リムジンサービス | – | 往路片道無料 | 往路・復路 いずれか片道無料 |
ホテル優待 | 世界3,000以上のホテルで優待 1滞在55,000円相当の特典 | ||
東急ホテル 上級会員 | コンフォートメンバーズ「ゴールド会員」 | ||
プリファードホテルズ ステータスマッチ | エクスプローラー | エリート | エリート |
映画館優待 | 月1回 | 月2回 | 月3回 |
プライオリティパス | $469無料(プレステージ会員) | ||
ハワイアン航空上級会員 | – | Pualani Gold | Pualani Platinum |
海外旅行保険 | 最高1.2億円(自動付帯) | ||
航空機遅延費用 | 海外(自動付帯)/国内(利用付帯) |
使い勝手が良かったり、年会費回収に貢献度の高そうな特典を比較していくと、ブラックカードとゴールドカードとでは大きな差がないことがわかります。
ラグジュアリーカード最大の売りはコンシェルジュサービスにありますので、チャットが使えないチタンカードはここで脱落かと思います。
ブラックカード、ゴールドカードでは、コンシェルジュサービスに差がありません。
また、ハワイアン航空のステータスは、ブラックカードとゴールドカードで差がありますが、ハワイアン航空の日本発着便を利用した場合にサービスに差が出ません。
そういった面から総合的に判断すると、
カードの特典を使い倒したい場合のベストな選択は「ブラックカード」になります。
年会費110,000円ですが、アメックスプラチナは165,000円やダイナースプレミアムは143,000円ですので、ラグジュアリーカードの方が安くなります。
カードの特典よりも、事前入金をして高額な仕入れや広告費を支払う使い方をされるなら、
ポイント還元率の高い「ゴールドカード」一択になるかと思います。
以上、カード入会の判断材料になれば幸いです。
各カードの公式サイトからお申し込みは以下のリンクよりお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。