HOTEL THE MITSUI KYOTOラグジュアリーコレクションホテルの「ニジョウスイート」にアップグレードしてもらい家族で宿泊してきました。
この記事では、100㎡を超える部屋やインルームダイニングを子連れで利用した内容をレビューしたいと思います。
国内の宿泊としては、最上級クラスの体験をさせていただくことができました。
今回、アップグレードを受けられた方法も合わせて解説しますのでご参考になれば幸いです。
この記事の信頼性
私の経歴と実績を簡単にご紹介します。
沖縄に移住して9年。
毎朝ビーチに行ってゴロゴロするのが日課です。
2018年から陸マイラーブログを開始し「累計で貯めたマイル数は2,000万マイル以上」になりました。
コスパの良い旅行を追求して、なるべくお金を使わないでリッチな体験をすることが趣味です。
【SNSアカウント】
Instagram:フォロワー約12,000人(@mile.mugen001)
X(Twitter):フォロワー約12,000人(@seki1410)
YouTube:マイルの錬金術師
【ブログ】ホテルザ三井京都に子連れで宿泊
ホテルのエントランスである「梶井宮門」は、300年を超える歴史を持っており、三井家が所有していた当時の姿を修復しているそうです。
【HOTEL THE MITSUI KYOTO ホテル名称の由来】
https://www.hotelthemitsui.com/ja/kyoto/about/
慶長8年(1603年)、京都御所の守護として徳川幕府によって築城された二条城。その至近という由緒正しき地に250年以上にわたって存在した三井総領家(北家)の邸宅。
当地と三井家のゆかりは17世紀末に三井総領家の二代目当主三井高平が居宅を構えたことに始まります。その後、昭和中期まで三井総領家が所有し、18世紀初頭から明治初期までは三井の統轄機関であった大元方(おおもとかた)も設置されておりました。
当時から受け継がれてきた門や景石、灯籠など多くの遺構とともに、この地に脈々と刻まれた「時の記憶」を踏襲しながら新たに現代に蘇らせること。そして、当社グループの新たなフラッグシップホテルとして、グループの総力を結集して日本最高峰のホテルブランドを目指すこと。
「HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル ザ ミツイ キョウト)」というホテル名称にはそのような想いが込められています。
梶井宮門を潜ると左手にホテルの玄関が見えてきますが、立派な佇まいとなっています。
中に入ると目の前には、レセプションのアート作品があります。
こちら、陶芸家の泉田之也氏による作品になります。
ロビー・チェックイン
奥に進むとロビーラウンジがあり、席に案内されます。
窓の向こうには1,300㎡にも及ぶ中庭が広がっています。
チェックインの順番待ちの間、冷たいお茶とお菓子をいただきました。
このお菓子は、京都の老舗・御菓子司塩芳軒さんの「雪まろげ」という和三盆を使ったものだそうです。
宿泊予約
今回、宿泊予約はマリオットボンヴォイポイントで予約をしています。
予約に使ったポイント数は88,000ポイントになります。
HOTEL THE MITSUI KYOTOポイント宿泊の目安
70,400ポイント〜122,000ポイント程度
宿泊した日の最安料金は、249,090円(税サ込み)と、一番安い部屋に素泊まりするだけでもかなり高価な価格帯になっています。
アップグレード
今回「ニジョウスイート」に宿泊していますが、予約方法はポイントで宿泊予約をしたあとに、スイートナイトアワードの申請をしています。
スイートナイトアワードは、マリオットボンヴォイのホテルに年間50泊、75泊、100泊をした際に選べる特典のひとつです。
あらかじめアップグレードリクエストをすることができ、申請が通れば希望の部屋に宿泊することができます。
HOTEL THE MITSUI KYOTOのニジョウスイートは人気の部屋ですので、倍率も高いと思われますが、無事にリクエストが通りました。
宿泊当日のニジョウスイートのお値段は、536,700円(税サ込み)と、とても現金で泊まれるお値段ではありません。
ポイント宿泊で無料でこういった体験をさせていただける訳なので、大変ありがたいことです。
HOTEL THE MITSUI KYOTOの部屋タイプ一覧は以下のようになってます。
客室タイプ | 広さ | 室数 |
---|---|---|
デラックスルーム | 43-51m2 | 43 |
デラックスガーデンルーム | 47m2 | 11 |
プレミアルーム | 50-67m2 | 36 |
プレミアガーデンルーム | 50-61m2 | 30 |
ニジョウルーム | 50m2 | 19 |
デラックススイート | 55-65m2 | 9 |
エグゼクティブスイート | 78-86m2 | 3 |
ガーデンスイート | 95-97m2 | 2 |
ニジョウスイート(今回の部屋) | 112m2 | 5 |
Onsenスイート | 101-111m2 | 2 |
プレジデンシャルスイート | 213m2 | 1 |
ニジョウスイートは全部で5室しかなく、全体で3番目のランクの部屋で、広さは2番目に大きい112㎡となります。
ホテルザ三井京都のプラチナ特典
HOTEL THE MITSUI KYOTOのプラチナエリート特典は以下の通り。
・部屋の無料アップグレード(空室による)
・ウェルカムギフトのプレゼント
(無料朝食、ボーナスポイント1,000ポイント、アメニティギフトのいずれから選択)
・16時までのレイトチェックアウト
今回は、無料の朝食を選んでいます。
写真の白虎のぬいぐるみは、子供用のプレゼントとして、子連れで宿泊した際にもらえるそうです。
ホテルザ三井京都のニジョウスイートをレビュー
今回ご用意いただいた部屋は、4階の角部屋「456号室」になります。
ドアを開けた瞬間から、「ひろっ」って声が出てしまいます。
手前の玄関には、靴おきとエチケットブラシ、長傘、姿見鏡、腰掛けが置かれています。
写真右手に見えるものは、クローゼットになっています。
玄関にあるクローゼットはハンガーが4つあったので、冬場はコートを掛けておくのに良さそうです。
玄関左手のドアはトイレになっています。
トイレも贅沢に広々した作りになっています。
リビングルーム
玄関から奥に進むとリビングルームにつながっています。
リビングルームもかなり広く、手前にミニバーとダイニングテーブルがあり、奥側にソファーとローテーブルが置かれています。
ソファーとローテーブル側を角度を変えて見ると、壁側にはテレビがあり、窓の向こう側には二条城が見えます。
窓側から部屋を見てみると、ダイニングテーブルは遥か向こう側に…
部屋の広さが写真から伺えるのではないかと思います。
テレビのスイッチを入れると「HOTEL THE MITSUI KYOTO」の文字が表示されてから、ホテル案内に変わります。
テレビのサイズは65インチでした。
我が家では、テレビにニンテンドースイッチを繋げてスマブラ大会が始まります…
ダイニングテーブル
部屋の壁側にはダイニングテーブルのセットがあり、2名での宿泊時にここでインルームダイニングで食事をしたら最高ではないでしょうか。
部屋でいただく朝食も良さそうです。
テーブルの上には手書きのお手紙がありました。
コピーじゃないところに、大変好感が持てます。
テーブルの上には、ウエルカムギフトのフルーツとお菓子。
フルーツはさくらんぼ、お菓子は八つ橋チョコレートと京てまり。
お茶は、京都の柳櫻園茶舗のほうじ茶と緑茶のティーバックがありました。
書くところがなくて忘れそうなのでルームキーのデザインも紹介。
四季の間にある襖絵柄が描かれています。
ベットルーム
リビングルームから奥に進むと、ベッドルームにつながります。
リビングルームと統一された落ち着いた色味の空間になっています。
ベッドルームにも、壁掛けで見やすい位置にテレビが設置されています。
リビングルーム側が見えるような角度から見ると、こんな感じになってます。
窓側にはデスクがあるので、私はここでパソコンをひろげてました。
机には硯と筆の書道セットが置かれています。
日本人ですら最近は中々見る機会がないと思いますし、海外の方はもしかすると初めて見るかもしれませんので、絵葉書を書いたりしてもおもしろいかもしれません。
ターンダウンサービス
夕方、ターンダウンサービスを行ってくれます。
(ちょっと買い物で外出して、帰ってきたら終わってました。)
ベッドの上にはパジャマが用意されていて、枕元にはお水のペットボトルを補充してくれています。
置きっぱなしにしていたスマホの充電器は、キレイに束ねてくれています。
香老舗松栄堂の香りのしおりも置かれていました。
部屋からのビュー
部屋の窓側の正面には、世界遺産である「二条城」が目の前にあります。
東大手門もご覧の通りの近さです。
夜になると、ライトアップがされていました。
ミニバー
続いてミニバーの内容をご紹介します。
「響」「六ジン」「ナインリーヴス クリア」のボトルから、カクテルシェーカーが置かれています。
お酒のボトルが置かれているはスイートルーム以上のみになるようです。
そのほかに、ネスプレッソマシーンにお水のボトル3本にアイスペールが置かれています。
下の引き出しを開けると、お酒のミニボトル、赤ワインにネスプレッソのカプセル、TWGの紅茶、グラス類が入っています。
さらにその下は冷蔵庫になっていて、日本酒、ビール、白ワイン、シャンパンのほかにソフトドリンク各種、チーズなどのおつまみも少々ありました。
横の引き出しには電気ケトルがあります。
バスルーム・アメニティ
ベッドルームから奥に行ったところにバスルームがあります。
まずは手前の洗面エリアですが、ダブルシンクになっています。
アメニティが入っているケースは、岡持風のデザインになっています。
手前にはシャンプー類があり、「PARFUM SATORI × LABOTTGA」というフレグランスメーカーとアメニティのメーカーがコラボして作られたオリジナルのものになっています。
香水のような雰囲気ですが、とてもやさしさのある甘めの香りです。
歯ブラシ、ヘアブラシ、かみそり、ボディーローションなど。
一つずつホテルロゴの入った箱に梱包されているところにこだわりを感じます。
洗面台の下にはタオルが収納されており、引き出しには「HOLISTIC CURE」のドライヤーとランドリーサービスの申込書が入っています。
収納台の下には、体重計が隠れてました。
大理石でできたお風呂です。
浴槽だけなく、床や壁と統一感があり高級感が半端ないです。
浴槽にはテレビが設置されています。
バスソルトとヘチマのスポンジです。
バスソルトは日本人の調香師のオリジナル配合だそうです。
シャワーは、ハンドシャワーと天井から降ってくるレインシャワーの2タイプが設置されています。
シャンプー類は、洗面エリアと同じものがもう1セット置かせています。
お風呂場とは反対側には、トイレがあります。
玄関のトイレと同じ作りですが、トイレの広さだけで通常の倍以上あります。
クローゼット・パウダールーム
ベットルームと洗面エリアの間には、パウダールームとクローゼットがあります。
パウダールームには、ドレッサーがあります。
朝の準備を落ち着いて座ってゆっくりできる空間があるのは、女性にとって嬉しいのではないでしょうか。
ドレッサーの引き出しにもドライヤーが入ってました。
パウダールームの奥はクローゼットになっています。
ハンガーラックが広く取られていて、収納ボックス権バゲッジラックになっています。
奥にある黒い袋はヨガマットが入ってました。
バゲッジラックの下段の引き出しは、パジャマと紙袋が入ってました。
写真に写ってませんが、クローゼットの横に棚があり、そこにはセーフティボックスもありました。
ホテルザ三井京都のインルームダイニング
せっかく良い部屋だったので、なるべく部屋で過ごそうということになり、インルームダイニングで2回食事をしたので軽くレビューしたいと思います。
ランチ
ホテルの部屋とは言え、二条城が目の前に見える特別な部屋ですので、観光地のおしゃれなカフェやレストランで食事をしているのと気分はまったく変わりません。
私は、和牛ビーフバーガーを選びました。
ホテルのインルームダイニングと言ったらハンバーガーと言わんばかりに、ついつい頼んでしまいます。
こっちは息子が頼んでたマルゲリータピザ。
HOTEL THE MITSUI KYOTOはイタリアンレストランの薪釜で焼いたピザに定評がありますので、「うまい!うまい!」言いながら1人で完食してました。
夕食
夕食も、外に出る気分にならなかったので、部屋で過ごすことになりました。
息子が頼んだ丹波地鶏のカレー。
激うまだったみたいで、一瞬で完食してました。
私は、おにぎりセットです。
鮭、昆布、梅干しの3種です。
味噌汁が出汁がきいていて、なんとも優しい味…
おかわりしたかったです(笑)
ホテルザ三井京都の朝食
朝食は、イタリアンレストランのFORNIでいただきます。
エントランスには清水焼の小皿を1,000枚重ね合わせて作られたアートオブジェがあり、「春夏」「秋冬」と2パターンのものがあります。
手前のカウンターは、夜はバーになっています。
割と空いていたので、窓側の席に案内してもらいます。
私は洋食を選択。
ベリースムージ、ヨーグルトー、フルーツ、サラダ
メインの卵料理は、
・オムレツ
・エッグベネディクト
・フライトエッグ
・ポーチドエッグ
・茹で卵
から選択できます。
上記は、グラタン仕立てのエッグベネディクト柚子と西京味噌のオランデーズソースです。
朝食は、プラチナエリート特典で無料でいただいてますが、通常は6,100円(税サ込)となります。
子供の朝食メニュー
子供の朝食は、12歳以下はマリオットボンヴォイのエリート特典で無料になります。
(大人が食べている場合のみ)
メニューが塗り絵になっていて、料理待ちの間に子供が飽きない工夫がされています。
キッズメニューも和食、洋食から選択できます。
息子は洋食を選択して、メニューは以下の通りです。
・コーンポタージュ
・オムレツ
・ポークソーセージ
・ローストポテト
・温野菜
・デニッシュ(パンは他も選べます)
・フルーツ
・牛乳
ホテルザ三井京都のアフタヌーンティー
「THE GARDEN BAR」ではアフタヌーンティーをいただくことができます。
天気が良い日は、テラス席でいただくこともでき、ホテルの中庭の庭園を眺めながらのティータイムは最高の贅沢な時間です。
よくある3段トレーでの提供ではなく、平皿での提供となります。
・スイーツ7種
・セイボリー6種
・スコーン2種
を約20種類のTWGの紅茶と共にいただきます。
アフタヌーンティーのお値段は7,100円となります。
ホテルザ三井京都の庭園
HOTEL THE MITSUI KYOTOの中庭は、一年の季節の変化と京都の景色を堪能できる庭園になっています。
季節によって、まったく違った景色、彩りを見せてくれることと思います。
約1,300㎡の中庭は、三井家時代から受け継がれてきたものを、新たに灯籠や景石などを配置して現代に再生したものとなっています。
夜になると、木々がライトアップされますので、春の桜や秋の紅葉はさぞ美しい空間になることが想像されます。
ホテルザ三井京都のアクセス方法
ホテルへのアクセスは、地下鉄東西線「二条城前」駅の2番出口から徒歩で3分になります。
2番出口を出た東堀川通り側からホテルに行くと、ホテルの裏側に出てしまい入ることができません。
押小路通りまたは二上通から裏側の油小路通に回る必要があります。
京都駅からタクシーの場合は、大体15分くらいの距離になります。
料金はざっくり2,000〜2,500円程度になります。
まとめ:ホテルザ三井京都のニジョウスイートに子連れ泊してきた
HOTEL THE MITSUI KYOTOに家族で宿泊してきました。
2度目の滞在となった今回は、「ニジョウスイート」へのアップグレードが叶い、非常に満足のいく滞在になりました。
1泊50万円級の部屋にポイントで無料で泊まらせていただいた経験をさせていただいたことを、とても感謝しています。
HOTEL THE MITSUI KYOTOはマリオットボンヴォイ加盟ホテルですので、お得に宿泊するなら「マリオットアメックス」がおすすめというのが定番です。
ですが、私はいろいろなホテルを楽しみたいならアメックスプラチナの方が良いのではないかと思っています。
※アメックスポイントをマリオットポイントに交換することもできます。
理由は、4つのホテルプログラムの上級会員資格をカードを持っているだけで得られます。
・マリオットボンヴォイ:ゴールドエリート
・ヒルトンオナーズ:ゴールド会員
・プリンスホテルズ&リゾーツ:プラチナメンバー
・ラディソン リワード:ゴールドエリート
これらのステータスは、アメックスプラチナ会員は家族カードでも持つことができます。
※マリオットボンヴォイアメックスは、家族カードにステータス付帯は不可
ヒルトンとプリンスのステータスは朝食が無料特典になっているのも嬉しいところです。
家族カードは4枚まで無料発行できるので、コスパという面では「マリオットアメックス」を大きく凌ぎます。
詳しくは下記の記事をご参照いただけたら幸いです。
現金で宿泊する場合、ポイントサイトから「マリオットボンヴォイ」を経由して予約すると4〜7%くらいのポイント還元を受けることができます。
マリオットボンヴォイのポイント還元が良いのは、「ハピタス」と「モッピー」が還元率高い傾向にあります。
ポイントサイトは「ハピタス」がおすすめです。
↓登録は無料です。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。